広島の頼れる病院・クリニック、ドクターを探すならファミリードクター |
病院・クリニック 3,940件掲載中! (2023年03月24日現在)
この2つの違いや、タイミング、進め方について具体例をまじえて解説します。
赤ちゃんを育てていて「断乳と卒乳はどっちがいいの?向いているの?」と気になっている方はぜひ参考にして下さいね。
赤ちゃんの母乳やミルクから食事への移行は、昔は「乳離れ」ともいわれていましたが、今では「断乳」「卒乳」という呼び方が主流です。
両者の違いは「誰の意志で母乳やミルクをやめるのか」という点。
断乳は親が「この時期に授乳をやめよう」と決めますが、卒乳は赤ちゃんやお子さんが自然に母乳やミルクを欲しがらなくなるタイミングを待ちます。
過去には「いつまでも母乳やミルクを飲んでいると成長に悪影響」「1歳を過ぎたら早く断乳を」と言われることもありましたが、現在、WHO(世界保健機関)では2歳まで母乳を飲んでいても栄養面では問題ないと公式に推奨しています。
食事で栄養がとれていても、心の安定や甘えたい気持ちを満たすためにおっぱいを欲しがることもあり、完全な卒乳は2歳・3歳過ぎという子も。
またママの職場復帰や次の赤ちゃんを妊娠したタイミングで計画的に断乳する場合もあり、それぞれの事情や個人差が大きいため、一概に「この時期が正解」とは言えないんですね。
いま母乳やミルクで赤ちゃんを育てている人の中には、断乳か卒乳かで迷っている人もいるのではないでしょうか。
こちらも正解はありませんが、経験者に話を聞くとそれぞれのメリットやデメリットが見えてきますので、参考にしてみて下さい。
まずは、過去に断乳したことのあるママから、よかったことや困ったことを聞きました。
つづいては卒乳を選んだママの体験です。
最後に、断乳や卒乳を進める上でのポイントを紹介します。
まだ離乳食をしっかり食べられないうちは、急いで断乳すると栄養不足になる可能性も。なかには断乳してよく食べるようになったという子もいますが、量は少なくても3回食をしっかり噛んで食べられるか、ストローやコップで水分を飲めるかなどを確認しましょう。
まだ話ができない赤ちゃんが相手でも、いきなり黙ってやめるのではなく、1ヶ月~2週間くらい前から少しずつ「もうすぐおっぱいとバイバイしようね」と話しかけ、心の準備をさせてあげましょう。関連のある絵本を読んであげるのもおすすめです。
忙しい毎日の中、母乳やミルクは他の用事の手を止めて赤ちゃんと過ごせる貴重な時間だったと思います。その時間が減ってしまっても赤ちゃんが安心できるよう、ゆっくり向き合う時間や抱っこする時間を確保してあげたいですね。
断乳・卒乳は親子それぞれに最適なタイミングがあり、予定通りにいかないこともあるかと思います。ママの気持ちや体調も大切に、赤ちゃんの様子も見ながら焦らず進めて下さいね。
なかでも多くの妊婦さんが辛い思いをするのが「つわり」で、約80%の妊婦さんがつわりを経験するといわれています。一日じゅう吐き気や倦怠感などで苦しむ日が続くと「い...続きを読む
裸足で駆け回ることの少なくなった現代の子供たちに密かに増加している足の異変。それが外反扁平足(がいはんへんぺいそく)です。 大切なお子さんが後々で足の症状...続きを読む
ため息をつく状況をイメージすると「疲れている」「大変そうだな」と、マイナスなイメージをされる方が多いのかもしれませんが、実はため息をつくことは体にいいことなので...続きを読む