赤身魚と白身魚の違いを知っていますか?色だけではありません。
外洋の長い距離を泳ぎ続ける魚は筋肉質になります。カツオやマグロがその代表です。これらの赤身魚には、赤さのもとである「ミオグロビン」という鉄を含んだ筋肉色素たんぱく質が含まれています。同様の理由でイワシやサンマの血合いにも鉄が多く含まれています。
また赤身魚は油も多く、味も濃厚な傾向があります。IPAやDHAなどのn-3系の不飽和脂肪酸が多く含まれていることも特徴の一つです。
一方、白身魚は赤身魚に比べてじっとしている魚が多く、そのため、脂質が少なく高たんぱくで低エネルギー量。味も淡白で消化がよいのが特徴です。
| エネルギー | 255kcal |
|---|---|
| タンパク質 | 17.3g |
| 脂質 | 16.5g |
| 炭水化物 | 12.1g |
| 塩分 | 0.6g |






| エネルギー | 131kcal |
|---|---|
| タンパク質 | 26.3g |
| 脂質 | 0.5g |
| 炭水化物 | 4.0g |
| 塩分 | 0.1g |


魚は良質なタンパク質やDHA、IPA、カルシウムなど体に必要な栄養素がたっぷり含まれています。お肉や卵だけでなく魚も積極的に摂取していきたいですね。
給食委託会社で病院の献立作成や厨房業務に携わった後、フリーランス管理栄養士として栄養コラム執筆やレシピ開発、栄養価計算などを行なっています。
私は、管理栄養士が国家資格にも関わらず社会的地位が低いことに疑問を感じています。もっと世の中に貢献できることがあるはずです。管理栄養士の活躍が人々の毎日を健康にすると信じております。
私は、管理栄養士の専門性を活かし、栄養学の楽しさを知ってもらう、興味を持ってもらうことが大切だと感じております。
そして、栄養学を通して「食の大切さ」を伝えてゆき、「健康な毎日」の実現に繋げていきたいと思っております。
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