幼児期のおやつのは、“お楽しみ”よりたりない栄養を補う“補食”としての役割があります。大人が内容や量を管理することが大切です。
子どもは胃が小さいので、一度に食べられる量は少なく、摂取できる量は限られてしまいます。そのため、おやつは1日3日の食事ではとりきれない栄養を補う、大切な第四の食事となります。
特に日ごろの食生活では鉄、食物繊維、カルシウムなどが不足しがちなので、おやつで積極的にとりましょう。
1〜2才代の子供のおやつは、“お楽しみ”より“補食”の要素が大切です。3才以降になって、3回の食事でしっかり栄養がとれるようになったら、お楽しみとしての要素を取り入れていきましょう。
市販のおやつを与えるなら、大人と同じものではなく、糖分や油脂分、塩分などが少ない子ども用のおやつを!カフェインなどの刺激物、誤嚥しやすいものも避けて。袋ごと渡さず、大人が量を決めて食べさせましょう。
| エネルギー | 41kcal |
|---|---|
| タンパク質 | 2.0g |
| 脂質 | 2.2g |
| 炭水化物 | 4.5g |




| エネルギー | 148kcal |
|---|---|
| タンパク質 | 3.9g |
| 脂質 | 8.5g |
| 炭水化物 | 14.7g |






| エネルギー | 77kcal |
|---|---|
| タンパク質 | 2.4g |
| 脂質 | 0.9g |
| 炭水化物 | 15.2g |



おやつは子供にとって楽しみの一つです。たりない栄養を補う“補食”としての役割を意識して選び与えてあげましょう!
給食委託会社で病院の献立作成や厨房業務に携わった後、フリーランス管理栄養士として栄養コラム執筆やレシピ開発、栄養価計算などを行なっています。
私は、管理栄養士が国家資格にも関わらず社会的地位が低いことに疑問を感じています。もっと世の中に貢献できることがあるはずです。管理栄養士の活躍が人々の毎日を健康にすると信じております。
私は、管理栄養士の専門性を活かし、栄養学の楽しさを知ってもらう、興味を持ってもらうことが大切だと感じております。
そして、栄養学を通して「食の大切さ」を伝えてゆき、「健康な毎日」の実現に繋げていきたいと思っております。
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