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ここで、インプラント周囲には天然歯の1.5倍の厚みの歯肉が必要になります。インプラント周りの歯肉の厚みが2mm以下だと1.45mm骨が吸収し、2.5mmだと骨が吸収しないと言われています。しかし、歯を失ってからは骨が吸収するだけではなく歯肉も吸収する為インプラント周囲には薄い歯肉しか存在しません。特に頬側の歯肉が吸収され薄くなります。
そこでインプラントの頬側に分厚い歯肉を作る必要があります。
その方法には2種類あります。
ではそれぞれ詳しく見ていきます
前回お話した角化歯肉を作る処置でも口蓋から歯茎を切り取って移植してましたが、今回は表に貼るのではなく、歯茎の中に移植します。カンガルーの袋の中に入れ込むイメージです
歯茎を詰めたのちに縫合を行います。歯茎を詰めたことにより頬側の歯肉が厚みを増して膨らんでいます。
頬側に折り込まれたことにより頬側の歯肉が厚みを増して膨らんでいるいます。
以上のように、インプラント周りに骨を作ることは骨の中にインプラントが埋入されないといけないので当然必要です。それに加えて分厚い歯茎を作らないと作った骨も吸収してしまいインプラントが長く生存できないのです。インプラントは歯が入って終わりではなく、長持ちしないといけません。分厚い歯茎を作ることは見落とされがちですが、とても重要な手段になります。
またこの技術は、上の前歯のような審美に関わる部分においても重要な処置になります。
次回は前歯インプラントを審美的に仕上げる方法をお伝えします
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