赤ちゃんが生まれたファミリーに贈る出産祝い。おもちゃやベビー服など色々あって迷ってしまいますよね。「いくらあっても困らない”おむつ”を贈りたいけど、さすがに実用的すぎて…」というときに人気なのが、おむつを重ねて飾りを施し、デコレーションケーキのように仕上げた「ダイパーケーキ」です。
今回は「おむつケーキ」とも言われるダイパーケーキについて紹介します。
ダイパー(Diaper)は英語でおむつという意味で、アメリカが発祥と言われています。
他の国でもおむつケーキを贈る習慣がありますが、イギリスなどではおむつを「Nappy(ナッピー)」と呼ぶため「ナッピーケーキ」と言うそうです。
ダイパーケーキには、受け取ったら思わず驚いてしまいそうなおもちゃなどが飾られた華やかなデザインや、ママやパパの好みに合わせたナチュラルでシックな色合いのもの、相手の好きな色やキャラクターをオーダーできるものなど、バリエーションも豊かです。
出産祝いにダイパーケーキを贈りたいときは、近所では取り扱っているお店が見つからないことも多いため、サイズやデザインをオーダーできるオンラインのギフトショップが便利です
お店によって色々な注文が可能ですが、おもに次のような点を選べます。
そのほか、赤ちゃんの名前を入れたタオルやスタイなどの小物が選べるお店もあります。
布おむつのダイパーケーキもありますが、贈る場合は洗濯の手間などを考えて紙おむつが一般的かと思います。どちらが良いか聞けるなら聞いてみるのが一番ですね。
ケーキのサイズは、広い家に住む人の多いアメリカなどでは3段以上ある大きなダイパーケーキがポピュラーですが、日本の住宅事情を考えると、あまりに大きすぎるのも飾る場所に困るかもしれません。
とはいえ、やはり出産祝いということを考えると、かわいさや華やかさのある2段程度のダイパーケーキがもっとも好まれるようです。
しばらく飾ったらいつでも分解して使ってもらえるので、贈るときはその旨を伝えておくと良いですね。
予算は飾りの種類にもよりますが、紙おむつが15~20枚程度使われた2段のケーキで5,000円程度からオーダーできます。
ダイパーケーキは、市販の紙おむつを立てて並べ、円形にととのえたものを土台にして作ります。
アメリカではおむつがそのまま見えているものが主流ですが、日本では直接見えないようにしたタイプが人気のため、タオルなどで側面をくるりと巻いて隠してしまうと良いですね。
タオルの素材はオーガニックコットンなども喜ばれそうです。
その後、好みの色や素材のリボンやお花などで飾り、おもちゃや小物を乗せます。小さなメッセージカードを添えるのも良いですね。
コロナ禍では、感染予防のためダイパーケーキの手作りを控える人が増えましたが、現在は親しい間柄であれば、相手の好みを考えながら心をこめて手作りしたダイパーケーキも喜ばれるのではないでしょうか。
とはいえ、おむつは赤ちゃんの肌に直接触れるものですので、しっかりとマスクや手袋を着用して作り、できあがったらセロファンなどで外気に触れないようにラッピングを行って下さいね。
ギフトショップではおむつを1つずつ個包装しているところもあります。開封の手間やサステナビリティの観点からはあまり良くないかもしれませんが、しばらく使わずに飾っておく場合もありますので、特に大きめ(Mサイズ以上)のおむつを選んだ時などは1つずつ包装しても良いですね。
今回は、実際に出産祝いでダイパーケーキをもらったことがある人に感想を聞いてみましたので、贈ろうか迷っている方は参考にして下さいね。
なかにはこんなユニークな体験談も。
ちょっとサプライズ感があり、実用性もあるダイパーケーキ。出産祝いに迷ったときには検討してみてはいかがでしょうか。
私が結婚・出産を経験したのは今から20年前の2000年。当時は今のようにインターネットやSNSが発達しておらず、育児書以外での情報源は雑誌くらいという限られたものでした。
娘たちが小さい頃はいわゆる「ワンオペ育児(核家族で平日は母親が1人で家事や育児を担うこと)」で、娘たちには喘息やアレルギーなどの持病もあり、当時は本当に毎日大変でした。
親にとって、妊娠~出産から赤ちゃんのお世話や成長発達・幼児の「イヤイヤ期」やトイレトレーニング・園や学校でのトラブル・ママ友付き合いまで、育児の悩みや苦労はその時々で大変大きなものだと思います。
しかし、せっかく工夫してその時期を乗り越えても、子どもの成長ステージにつれ受験や教育費など次々と新しい課題が現れ、過去の悩みは記憶の隅に追いやられがち。次の世代に伝えていく機会はなかなか得られません。
まさに今、かつての自分のように悩んでいるママ・パパがいたなら、自分の経験と知識から少しでも役に立ちたい…という思いから、お役立ち情報や先輩たちの体験談をもとにした解決のヒントなどを、WEBメディアでライターとして発信するようになりました。
より的確で悩みに寄り添ったアドバイスができるよう、NPO法人日本子育てアドバイザー協会の「認定子育てアドバイザー」資格も取得。発達心理学や医学・行政支援などに関する幅広い知識を身につけています。
現在は、育児教育ライターとして子育て情報やコラムを年間100本以上連載中。
かつての自分のように子育てで悩むママやパパへ、正しい知識に基づき心がふわっと軽くなるようなあたたかみのある記事をお届けしていきたいと思います。
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