黄昏泣きの理由は完全には分かっておらず、ママやパパも心配ですし、夕食の支度をしなければいけない時間帯に赤ちゃんが泣きやまないと「今日もか…」と憂鬱になってしまいそうですよね。
今回は、そんな赤ちゃんの黄昏泣きについて、いつから始まっていつまで続くのか、推測される原因、ママたちのやっていた対処法などを紹介します。
「黄昏泣き」はおもに0歳代の赤ちゃんにみられるもので、お腹が空いた・おむつが濡れている・どこかが痛いといったはっきりした理由がないのにも関わらず長時間泣き続けることをいいます。
英語で「(乳児)コリック」ともいい、日に3時間以上、週に3日以上激しく泣いてあやしても泣きやまない状態が3週間(最近の基準では1週間)以上続くとコリックと診断されます。
「黄昏」という言葉から、夕方だけに泣くのかと思いきや、午前中や夜にも起きることがあります。「夜泣き」との違いは、夜泣きは眠っているときに目覚めて泣くもので、黄昏泣きは起きている時に泣き出すこともある点。また、一般的には黄昏泣きの方が夜泣きよりも早い月齢で起きやすいとされています。
なお、すべての赤ちゃんが黄昏泣きをするわけではなく、約5人に1人と言われています。
「上の子はこんな時間にこんなに泣かなかったのに…」と困っている人もいるかと思いますが、きょうだいでも個人差がかなりあるんですね。
黄昏泣きの原因は完全には分かっていませんが、次のようなことが関係あるのではないか…といわれています。
いずれも、目に見えない赤ちゃん自身の不快感によるもので、ママやパパからは判断が難しいかもしれません。
しかし、泣いていないときには元気にミルクを飲み排泄できていて、機嫌よく遊んだり眠ったりするのであれば「黄昏泣き」の可能性が高いといえます。
逆に、いつもと様子が違う、食欲や排泄がない……といった時はすみやかに小児科を受診しましょう。
まだ言葉が話せない赤ちゃんは、泣くことでさまざまな要求を伝えるしかないため、「なかなか泣きやまない」という場面はある程度はつきもの。
ただ、次のような場合は、「黄昏泣きが始まったのかな」と予想できますね。
黄昏泣きの始まる時期は、国内外の報告をみてもかなりバラバラ…というのが実情ですが、早い子は生後1~2か月頃から始まり、もっとも多いのは生後3か月頃といわれています。
そして、早ければ数週間、長くても3~4か月続いたあとはピタッと泣くことがなくなり、生後5~6か月頃にはほとんどの子は黄昏泣きをしなくなることが多いようです。
はっきりと原因が分からないとはいえ、できるだけ赤ちゃんの泣く時間は短くしてあげたいですよね。
そこで、お子さんがよく黄昏泣きをしていたというママたちに、どんな風に対処していたかを教えてもらいました。
お子さんが生後2~3か月で黄昏泣きが始まり、2か月ほど断続的に続いたというAさん。
Bさんは、赤ちゃんが生後1か月と早い時期に、毎日午後になると1時間くらい泣きやまずに困ったそう。
Cさんはお子さんが生後4か月のときに黄昏泣きが始まったそうです。
病気ではないのに泣きやまない時の対処法については、厚生労働省なども資料を公開していますので、参考にしてみて下さいね。
黄昏泣きは数ヶ月で終わる……とはいえ、赤ちゃんが何をしても泣きやまないのはやはり辛いもの。
検診などで赤ちゃんの体に異常がないことが分かっているなら、抱っこしてなだめたり、外出して気分を変えたりしつつも、「何が何でも泣きやませよう」とがんばりすぎなくても良いかもしれません。
赤ちゃんのまわりの大人たちは、疲れてしまわないようお世話を交替しながら、気長に成長を待ってあげられると良いですね。
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