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子供のお箸、いつから教えるべき?おすすめの練習法は

2022/08/01

赤ちゃんの食事は、ママやパパに食べさせてもらうことからはじまり、「手づかみ食べ」を過ぎるとスプーンやフォークで食べられるようになります。

そしていよいよ「お箸」が使えるよう練習を始めるわけですが、その時期はいったい何歳頃が良いのでしょうか?

今回は、子供が箸の練習を始める時期の目安や、箸の持ち方・使い方を教える方法、便利なグッズなども紹介します。

箸の練習をするのに適した時期は?

赤ちゃんは、大人と同じテーブルで食事をしていると、ママやパパの箸に興味を持ち、使ってみようとすることがあるのではないでしょうか。

しかしまだ上手に持つことはできないため、赤ちゃんもすぐに飽きてしまうでしょうし、のどを突いたりすると危ないのでママやパパもやめさせると思います。

では、どのくらい成長すれば箸の練習ができるようになるのでしょうか?

一般的には2歳~3歳頃が適齢期とされていますが、手指の動きや脳の発達には個人差があり、一概に年齢や月齢だけでは判断できません。

具体的には以下のようなことができるようになると、箸のトレーニングが可能だといわれています。

  • ピースサインが作れる
  • スプーンやフォークを上から握るのではなく、下から持って食べられる
  • 鉛筆を3本の指(親指・人差し指・中指)で正しく持って描ける
  • 1人で靴を履ける

また手指の機能面ではそろそろ可能でも、箸で食べることや食そのものに関心が薄い子の場合は、無理にマスターさせようとすると逆効果になってしまいます。

食事ごとに箸を出してあげて、使う機会だけは作りつつ様子を見ていきましょう。

保育園や幼稚園から指示があることも

通っている保育園や入園予定の幼稚園から「お箸の練習を始めて下さい」と言われることもあります。

保育園では、たいてい同じ年齢のクラスで一緒に練習を始めます。園によっては、間違った持ち方が癖になるといけないので、2歳まで家庭では極力箸を使わないようにいわれることもあるそう。

そしていざ練習が始まると、クラスのお友達が箸を使えるようになるのを見て、あっという間に自分も使えるようになる子も多いといいます。

幼稚園では、3年保育(3歳児~)クラスでは、お弁当はスプーン・フォークでも可という園が大半ですが、2年保育(4歳児~)の場合は「入園までにお箸を使えるようになっておいて下さい」という園も多いです。

もちろん、お子さんの特性などによって難しい場合は申し出れば配慮してもらえますが、そうでない場合は、3歳児のうちに練習が必要かもしれません。

家庭でできるお箸の練習方法と便利なグッズ

鉛筆やスプーン・フォークが大人と同じように持てるようになったら、いよいよ箸の練習を始められます。

まずは、お子さんの手に合った長さの持ちやすい箸を用意します。

2~3歳なら13~14cm、4~5歳で15cmくらいが目安ですが、長過ぎて(あるいは短すぎて)使いにくそうだと思ったらもうワンサイズ短い(または長い)ものを用意してあげて下さいね。

プラスチックはツルツルして滑りやすいため、木や竹製が理想的ですが、お子さんが好きなキャラクターなどが描かれていて楽しく取り組めそう……というのならどちらでも構いません。箸先に滑り止めの溝がついているものだと尚良いですね。

はじめに箸1本を鉛筆と同じように持ちます。

1本の箸を持ったままでスムーズに動かせたら、そのままもう1本を親指の付け根辺りに差し込みます。

そして下の箸は動かさず、さっきまでと同じように上の箸を動かしてみます。

最初は大きめのサイコロ状に切ったスポンジなどを用意して、おままごとの鍋から皿へ移すなど遊び感覚での練習がおすすめです。

いきなり食事の時に練習しようとすると、お腹が空いているのにうまくつかめなくて機嫌が悪くなってしまうかもしれません。

なかなか感覚がつかめないときは、正しい位置に指を通すリングがついた箸や、上部がつながっていて落としにくい箸なども売られています。

補助具のついた箸ですぐに上達する子もいれば、補助具に頼ってしまいなかなか自分だけで持てるようにならなかったというママの声もありますので、お子さんとの相性も見ながら使ってみてはいかがでしょうか。

おわりに

まわりのお子さんが早い時期からじょうずに箸を使っているのを見ると、ママやパパも「うちの子にも早く教えなきゃ」と焦ってしまうかもしれません。

しかし、箸の使い方は大人の外国人でも比較的早く習得できるもの。必ずしも2~3歳の早い時期にマスターしなくても大丈夫です。

お子さんのペースや興味関心に合わせ、楽しい気持ちで練習できると良いですね!

 コラムニスト紹介

認定子育てアドバイザー/育児教育ライター  高谷みえこ 


私が結婚・出産を経験したのは今から20年前の2000年。当時は今のようにインターネットやSNSが発達しておらず、育児書以外での情報源は雑誌くらいという限られたものでした。

娘たちが小さい頃はいわゆる「ワンオペ育児(核家族で平日は母親が1人で家事や育児を担うこと)」で、娘たちには喘息やアレルギーなどの持病もあり、当時は本当に毎日大変でした。

親にとって、妊娠~出産から赤ちゃんのお世話や成長発達・幼児の「イヤイヤ期」やトイレトレーニング・園や学校でのトラブル・ママ友付き合いまで、育児の悩みや苦労はその時々で大変大きなものだと思います。

しかし、せっかく工夫してその時期を乗り越えても、子どもの成長ステージにつれ受験や教育費など次々と新しい課題が現れ、過去の悩みは記憶の隅に追いやられがち。次の世代に伝えていく機会はなかなか得られません。

まさに今、かつての自分のように悩んでいるママ・パパがいたなら、自分の経験と知識から少しでも役に立ちたい…という思いから、お役立ち情報や先輩たちの体験談をもとにした解決のヒントなどを、WEBメディアでライターとして発信するようになりました。

より的確で悩みに寄り添ったアドバイスができるよう、NPO法人日本子育てアドバイザー協会の「認定子育てアドバイザー」資格も取得。発達心理学や医学・行政支援などに関する幅広い知識を身につけています。

現在は、育児教育ライターとして子育て情報やコラムを年間100本以上連載中。

かつての自分のように子育てで悩むママやパパへ、正しい知識に基づき心がふわっと軽くなるようなあたたかみのある記事をお届けしていきたいと思います。

【経歴・資格・所属学会】
英文科大学卒業後、大手旅行代理店で企画・海外旅行添乗などを担当。
結婚・出産で退職後、フリーランスライターとして活動開始。
育児のかたわら、ライターと兼業で幅広い業界で働く。
2018年に独立。出版社育児メディアやライフスタイルメディアを中心に連載を多数持ち、育児ポータルサイト悩み相談コーナーの回答も担当。
NPO法人日本子育てアドバイザー協会「認定子育てアドバイザー」。

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