親子で楽しく学ぶお正月!おせち料理・お年玉・十二支の意味と子ども向けの教え方


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2021/12/27

「なんで来年はトラどしなの?」「おせちってどういう意味?」と子どもに聞かれたとき、パッと答えるのは意外と難しいのではないでしょうか。

家族でゆっくり過ごせる年末年始、親子で楽しみながら、おせち料理やお年玉・十二支などの由来や意味を学んでみませんか?

「おせち」は一緒に作りながら教えてみよう

1品1品に健康や長寿・開運の願いをこめたおせち料理。古くは中国から伝わり、平安時代には宮中で神様に季節の御供をして宴を開いていたものが、江戸時代に庶民の間にも広まったといわれています。

おせちを食べながら教えてあげるのももちろん良いですが、一緒におせち作りにチャレンジして、かんたんな作業をしながら説明すれば、より子どもの心に刻まれるのではないでしょうか。

おすすめは、かまぼこの飾り切りや、黒豆に松葉を刺す、こんにゃくに切り込みを入れてひっくり返す「たづなこんにゃく」作りなど。

半円形のかまぼこはおめでたい初日の出を表すことや、紅白の赤は魔除け・白は清浄を表していることなどを話してあげましょう。

黒豆は「まめに暮らせるように」という願いが込められ、松葉は「松竹梅」の最高級であることから縁起が良く長寿の象徴とされています。

「長生きできるように、松の葉を乾かしてお茶にして飲んでいるおじいちゃんおばあちゃんもいるんだって」

のように長寿の意味も教えてあげられるといいですね。

「たづな(手綱)こんにゃく」には、馬の手綱をしっかりと握るように日々の暮らしを手堅く営むという意味や、結び目ができることから「良縁」の願いが込められているといわれます。

「昔の人は、車やバイクじゃなくて、馬に乗っていたんだよ。手綱はお馬さんにつけていた太い綱のことなんだね」

と昔に思いを馳せてみては。

おせちの材料は柔らかい食材も多いので、他にも栗きんとんの芋をつぶすなど小さい子でも挑戦しやすい料理がたくさんあります。少し材料を多めに用意しておけば失敗してもおおらかに見守ってあげられますね。

「お年玉は、昔は○○だった!?」

子供たちが楽しみにしているお年玉。

でも「昔の子供たちはお金ではなく、お餅をもらっていたんだよ」と言ったら、子供たちはびっくりするかもしれませんね。

お年玉の起源には諸説ありますが、よく知られているのは次のようなもの。

お年玉の「たま」は、「魂」のことで、お正月には新しい年の神様が家にやってきて、鏡餅にその年の魂を授けてくれると考えられていました。

その魂が宿ったお餅を家族で分け合うことで、みんな無事に1歳年を取ることができた…というわけです。

今のような大人から子どもにお金を渡す形になったのは、核家族化が進んで家庭で餅つきをすることの減った昭和の時代になってからだといいます。

そんな歴史とともに、

「1年の始まりに、子供たちが無事1年大きくなってお正月を迎えられた喜びと、今年も1年元気に過ごせますように…という願いを込めて渡しているんだよ」

というお年玉の意味を伝えてあげたいですね。

「十二支」の説明は絵本がおすすめ

お正月には、年賀状などに必ず登場する十二支ですが、子どもから「どうしてこの動物なの?」「ね・うし・とら…の順番はなぜ?」と聞かれると、知っているようで答えられないママ・パパも多いのではないでしょうか。

そんな時は、おさらいを兼ねて、親子で絵本を読んでみるのがおすすめです。

  • 神様が、元旦に早くあいさつにきた動物たちを1年ごとの大将にするとお触れを出した
  • 足の遅い牛は早くから出発した
  • ずる賢いネズミは牛の肩にこっそり乗っていき、直前で飛び降りて一番乗り
  • ネズミから嘘の日を教えられたネコは怒って今でもネズミを追いかけている

…など、個性豊かな動物たちを描いた、楽しい十二支の由来の絵本は何冊も出版されています。

絵柄や文字の多さなどは絵本ごとに異なり好みが分かれるので、ぜひ親子で図書館や書店に出向き、手に取って選んでみて下さいね。

参考

『十二支のはじまり(日本の民話えほん)』岩崎 京子 著・二俣 英五郎 絵/教育画劇
『十二支のおはなし (えほんのマーチ) 』内田 麟太郎 著・山本 孝 絵/岩崎書店

おわりに

この年末年始も、旅行やお出かけが少しずつ期待できそうとはいえ、まだ初詣や初売りなどの人混みを避けて自宅や実家、温泉旅館などでゆっくり過ごすご家族も多いと予想されます。

この機会に、お正月の伝統文化について、親子で一緒に楽しみながら再確認してみてはいかがでしょうか。

 コラムニスト紹介

認定子育てアドバイザー/育児教育ライター  高谷みえこ 


私が結婚・出産を経験したのは今から20年前の2000年。当時は今のようにインターネットやSNSが発達しておらず、育児書以外での情報源は雑誌くらいという限られたものでした。

娘たちが小さい頃はいわゆる「ワンオペ育児(核家族で平日は母親が1人で家事や育児を担うこと)」で、娘たちには喘息やアレルギーなどの持病もあり、当時は本当に毎日大変でした。

親にとって、妊娠~出産から赤ちゃんのお世話や成長発達・幼児の「イヤイヤ期」やトイレトレーニング・園や学校でのトラブル・ママ友付き合いまで、育児の悩みや苦労はその時々で大変大きなものだと思います。

しかし、せっかく工夫してその時期を乗り越えても、子どもの成長ステージにつれ受験や教育費など次々と新しい課題が現れ、過去の悩みは記憶の隅に追いやられがち。次の世代に伝えていく機会はなかなか得られません。

まさに今、かつての自分のように悩んでいるママ・パパがいたなら、自分の経験と知識から少しでも役に立ちたい…という思いから、お役立ち情報や先輩たちの体験談をもとにした解決のヒントなどを、WEBメディアでライターとして発信するようになりました。

より的確で悩みに寄り添ったアドバイスができるよう、NPO法人日本子育てアドバイザー協会の「認定子育てアドバイザー」資格も取得。発達心理学や医学・行政支援などに関する幅広い知識を身につけています。

現在は、育児教育ライターとして子育て情報やコラムを年間100本以上連載中。

かつての自分のように子育てで悩むママやパパへ、正しい知識に基づき心がふわっと軽くなるようなあたたかみのある記事をお届けしていきたいと思います。

【経歴・資格・所属学会】
英文科大学卒業後、大手旅行代理店で企画・海外旅行添乗などを担当。
結婚・出産で退職後、フリーランスライターとして活動開始。
育児のかたわら、ライターと兼業で幅広い業界で働く。
2018年に独立。出版社育児メディアやライフスタイルメディアを中心に連載を多数持ち、育児ポータルサイト悩み相談コーナーの回答も担当。
NPO法人日本子育てアドバイザー協会「認定子育てアドバイザー」。

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