食品添加物には指定添加物とそのほかの添加物があります。身体への影響は未知な部分もあるなかで添加物はなぜ使われているのでしょうか?
食品添加物には指定添加物とそのほかの添加物があります。添加物はなぜ使われているのでしょうか?
添加物は食品の味をよくしたり、色をつけたり、日持ちをよくし食中毒を防止し安全に食べる目的で使われています。
現代の生活の中で「安く」「早く」「手軽に」食べられるようにする為必須なものなのです。日本で使用が認められている食品添加物は、厚生労働省が安全性と有効性を確認した「指定添加物」とそのほかの添加物とに分けられます。
指定添加物とは、国が使用してよいと認めたものです。
その他に使用可能な添加物は、使用経験の長い天然添加物である「既存添加物」、動植物から得られる香料の「天然香料」、通常は食品として使われている「一般飲食物添加物」です。
厚生労働省では、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なう恐れのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。
食品添加物は健康を損なう恐れがないことが大前提です。通常の摂取量ならば心配ありませんが、近ごろは食品添加物を使った加工食品が増え、さまざまな組み合わせでとられるようになりました。組み合わせによって起こる危険性に関して安全性はまだ十分に研究されていません。長い期間摂取するこれからの子供への影響は未知数の部分もあります。
原材料と食品添加物の見分け方として、普段よく食べる加工食品の原材料表示を見てみてください。原材料名と食品添加物の項目を分けて記載してあるか、原材料名と食品添加物の間にスラッシュ(/)を入れて分けるなどしてあります。
食生活を豊かにした食品添加物全てが危険なものではありません。ですが、安全性が十分でないものがあるのも現実です。上の表で示した要注意食品添加物などはどれなのか知ることが大切です。
加工食品をとる必要のないものは選ばずとりすぎないようにすることも大切ですね。
給食委託会社で病院の献立作成や厨房業務に携わった後、フリーランス管理栄養士として栄養コラム執筆やレシピ開発、栄養価計算などを行なっています。
私は、管理栄養士が国家資格にも関わらず社会的地位が低いことに疑問を感じています。もっと世の中に貢献できることがあるはずです。管理栄養士の活躍が人々の毎日を健康にすると信じております。
私は、管理栄養士の専門性を活かし、栄養学の楽しさを知ってもらう、興味を持ってもらうことが大切だと感じております。
そして、栄養学を通して「食の大切さ」を伝えてゆき、「健康な毎日」の実現に繋げていきたいと思っております。
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