広島の頼れる病院・クリニック、ドクターを探すならファミリードクター |
病院・クリニック 3,945件掲載中! (2023年01月30日現在)
肉眼的血尿は目ではっきりとわかる血尿のことを言います。
肉眼的血尿の原因疾患で頻度の高い泌尿器の病気には膀胱癌、腎盂尿管癌、腎癌、前立腺癌、尿路結石、急性膀胱炎などがあります。
肉眼でもわかる異常ですので放置されることは少ないのですが病気や臓器に対しての何らかの異常が発見される可能性が高いので
肉眼的血尿を認めた場合は放置せず早めに病院を受診してください。
顕微鏡的血尿ですが、こちらは肉眼的血尿と違い肉眼では血尿と確認できないが、顕微鏡などで尿を確認した際に赤血球などが認めらえれた尿のことを言います。
一般的な検診などで指摘される尿の潜血反応は尿中の鉄を含む色素に反応するので、尿潜血反応が陽性だけでは血尿とは診断できません。
実際に顕微鏡で確認すると赤血球が認められないこともあります。
顕微鏡的血尿の原因で最も多いのは特発性(原因がはっきりしないもの)で 約70%とも言われています。
しかし、年齢が50歳を超えると尿路の悪性疾患の確率が増加するとも言われており、さらに尿蛋白が同時にみられると腎臓内科で扱う腎疾患の確率がより高くなります。
顕微鏡的血尿を指摘された方で腎、尿路疾患が発見される方はその2.3%、さらに尿路悪性腫瘍の割合は0.5%程度であるとの報告もあります。
このように異常が見つかる方が極めて少数とも言える顕微鏡的血尿ですが、その中で発見頻度の高い泌尿器科の癌としては、腎盂尿管癌、膀胱癌、尿道癌などがあります。
検診等で尿潜血、顕微鏡的血尿を指摘されて泌尿器科を受診されますと尿検査、採血、尿細胞診、エコー、レントゲン、CT、膀胱鏡等の検査を予定します。
ただ、すべての方に痛みを伴う検査や高額な検査をするわけにはいきませんのでそれぞれの方の状態に合わせてできるだけ見落としがない事に留意し検査を進めていきます。
顕微鏡的血尿などは目に見えないので放置されることもありますが指摘された場合、重大な疾患を放置したままの状態にしておくことにもなりかねません。
尿潜血、顕微鏡的血尿を指摘された場合でも必ず病院で受診されることをお勧めします。
食欲にはムラがあるもの!心配しすぎないで よく食べる人食べない日があるのは、大人でもよくあることです。子供は大人以上に体調や気分の波があるので、食べる量は一定...続きを読む
そこで、今回は、国は食事についてどのようなことを問題だと考え、どのような方向性を示しているのかという『食生活指針』について書いてみたいと思います。 私は管理栄...続きを読む
「給食ちゃんと食べられるかな」 「新しいお友だちとうまくやれるかな」 親御さんが気になることはたくさんあると思いますが、やはり学習面ではじめての授業につ...続きを読む