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こうした手足のつっぱりは、「痙縮(けいしゅく)」という症状で、筋肉が緊張することで起こります。
脳卒中が発症して病院を退院する頃から時間の経過と共に片麻痺(かたまひ)と一緒に現れることが多くありますが、この症状を長い間症状を放っておくと関節が硬くなりその結果、関節の動きが制限された「拘縮(こうしゅく)」という状態となってしまうことがあります。
痙縮があると手足の筋肉の緊張によって次のようなことが起こります。
こうした症状があると日常生活に支障が生じたり、リハビリの障害となることもあるので、こうした症状を改善するための治療法がいくつかあります。
いろいろな治療法がありますが、ボツリヌス療法というボツリヌス菌(食中毒の原因菌)が作り出す天然のたんぱく質(ボツリヌストキシン)を有効成分とする薬を緊張している筋肉内に注射する治療法が最近ではいろいろな施設で受けられるようになっています。
次の投与まで3〜4ヶ月の期間があります。(個人によって異なる場合があります)
(1) 治療目標設定 投与日予約 |
痙縮によって困っていることなどを医師と相談し、 治療の目標を決め、投与日の予約をします。 |
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(2) 投与 | 初回投与を行います。投与した後は経過観察を行います。 |
(3) 受診(1〜2回) 次回投与日予約 |
医師と症状を相談しながら、 次回投与日を予約します。次回投与日まで経過観察を行います。 |
(4) 投与 | 2回目投与を行います。2回目投与以降は(3)〜(4)を繰り返します。 |
注射の効果は3〜4ヶ月続くので緊張した筋肉が緩んでいる間にリハビリやストレッチなどをすることで手足のつっぱりが緩んできます。効果が弱くなると再度注射をすることで再び手足のつっぱりが緩むという治療法です。
まだまだこうした治療をご存知ない方も多く、脳卒中の後に手足がつっぱっていても治療ができないと思い諦めている方も多くいらっしゃいます。
特に長年つっぱった状態が続いている方は、その状態を受け入れて生活していると言われる方もいらっしゃいますが諦めずに、脳神経外科や脳神経内科、リハビリテーション科の医師に一度ご相談されることをオススメします。
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