人が生まれてから死ぬまでの各段階をライフステージとよびます。年齢や生活環境の変化に応じて、大きく「乳幼児期」「学童・思春期」「成人期」「高齢期」などにわけられています。
それぞれのライフステージによって身体の状態や取り巻く環境など、さまざまなことが変化します。そしてその変化に応じて、必要となる栄養素やエネルギー量、食事のとり方や注意点も異なります。
今回は、乳幼児期の食事のポイントについてです。
離乳食でよく使う野菜の基本の下ごしらえの方法です。
赤ちゃんが、母乳やミルク以外の食べ物を、はじめて食べるごっくん期(5〜6ヶ月)、食材にも興味を持ちはじめ、手掴みで食べようとする姿も見られるもぐもぐ期(7〜8ヶ月)、あごを上下して歯茎でかむ食べかたを覚えるかみかみ期(9〜11ヶ月)の形態に分けて紹介していきます。
①皮を厚めにむく。
②細かく切る。
③お湯でしっかり柔らかくなるまで加熱する。
④ごっくん期はしっかりとろとろになるまでつぶす。
①かぼちゃの種を取り除く。
②皮を剥く。
③柔らかくなるまで茹でる。
①下茹でしてあくを茹でこぼす。
②茎の部分は使用せず、葉先を切る。
③細かく刻む。
①トマトに切れ込みを入れ茹でる。
②湯むきして、種を取り除く。
③芯をとって細かく刻む。
今回は乳幼児期の食事のポイントでした。健康な毎日を生きていく上でライフステージごとの食事のポイントをおさえることが大切です。
離乳食でよく使う野菜の下処理を覚えておくことで様々な離乳食レシピに活用できるので是非覚えて活用してみてください。
給食委託会社で病院の献立作成や厨房業務に携わった後、フリーランス管理栄養士として栄養コラム執筆やレシピ開発、栄養価計算などを行なっています。
私は、管理栄養士が国家資格にも関わらず社会的地位が低いことに疑問を感じています。もっと世の中に貢献できることがあるはずです。管理栄養士の活躍が人々の毎日を健康にすると信じております。
私は、管理栄養士の専門性を活かし、栄養学の楽しさを知ってもらう、興味を持ってもらうことが大切だと感じております。
そして、栄養学を通して「食の大切さ」を伝えてゆき、「健康な毎日」の実現に繋げていきたいと思っております。
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