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急性胃腸炎 | 症状から調べる | ファミリードクター

急性胃腸炎

急性胃腸炎とは、ウイルスや細菌等の病原体に感染することで起こる胃や腸の炎症を幅広く表現した呼び名です。実際の治療では悪いところが胃なのか腸なのかによって治療方法が異なってきます。

多くのかたは嘔気や嘔吐、下痢、腹痛、発熱等の症状で急性胃腸炎を調べられるかと思います。また人によっては腹部の張り、腹部膨満感、食欲不振といった症状が出ることもあります。
衛生環境が整えられている日本では特殊な病原体により急性胃腸炎になるリスクは低く、致死的な予後になることもほとんどありません。

まず急にお腹が痛くなって下痢がとまらない!などで受診される急性腸炎について説明いたします。

急性腸炎の原因

急性腸炎は感染性と非感染性があり、感染性の急性腸炎は、原因によりウイルス性、細菌性等に分類されます。海外旅行先での腸炎や性感染症、他の病気の治療中に生じる腸炎などでは別の原因もありますが、日本国内で普段の食事などから感染する腸炎は細菌性かウイルス性と理解していただけたら大丈夫です。

細菌性ではカンピロバクターや黄色ブドウ球菌、サルモネラや腸管出血性大腸菌などが有名です。またウイルス性ではノロウイルスやロタウイルス、エンテロウイルス等に感染することによって発症します。特にノロウイルスやロタウイルス等は冬に感染しやすい為注意が必要です。

また体内に入ってくる病原体により潜伏期間がことなり数時間からその日のうちに発症する細菌もあれば、牡蠣で有名なノロウイルスの潜伏期間は12-48時間といわれます。またレバ刺などで有名になったカンピロバクターは1週間ほどの潜伏期間の場合もあります。

急性腸炎の予防と治療

急性腸炎の予防

急性腸炎の多くは感染症により発症します。そのため、手洗いを徹底し感染症対策を行うことが予防につながります。また、肉類やカキ等の二枚貝はしっかり加熱してから食べるといった対策も有効です。

小児の場合は、急性腸炎の原因として多いロタウイルスのワクチンを摂取することが出来ます。かかりつけの小児科の先生に相談されると良いでしょう。

急性腸炎の治療

急性胃腸炎を引き起こしている原因により治療法が異なりますが、まずは必ず脱水を防ぐ処置を行います。
水分や糖分、ミネラルを適切に摂取します。口からの摂取が困難な場合には点滴から投与します。

細菌性腸炎の場合は、感染した細菌によっては抗菌薬を用いて治療が行われることがあります。
一方でウイルス性腸炎の場合は、抗生物質が効きません。そのため、嘔吐や下痢による脱水症状が酷い場合には点滴や吐き気止めで症状を和らげながら、回復を待ちます。下痢や嘔吐することで病原体や毒素を身体の外に出しているので強い下痢止めは用いないことが多く整腸剤がよく処方されます。一番大事なことは脱水を防ぐことです。

ただし医師の診察後に便に血液が混ざるようなことや腹痛の増強、高熱が持続し水分もとれないような場合は再度医師を受診してください。夜間休日であれば救急受診も考慮して良いでしょう。

急性胃炎

次はみぞおちのあたりの痛みで心配される急性胃炎です。みぞおちのあたりに胃があるので急性胃炎を心配される方が多いですが、腸や膵臓もちかくにあるので本当に胃が原因なのかどうかは医師の診察を受けられた方がよいでしょう。

急性胃炎の原因

原因はピロリ菌感染や、痛み止めの副作用、アルコール、ストレスなどがあります。胃炎とはちょっと異なりますがアニサキス症というものもあります。

胃炎で有名なものはまずピロリ菌でしょう。しかしピロリ菌感染の多くの場合は症状がありません。一般的には幼少時に体内に入った菌が生着し住み続けることで生じるいわゆる慢性胃炎が問題になります。しかし大人になってからピロリ菌が体内にはいった場合に胃炎の症状を引き起こすことがあります。

また痛み止めで胃があれることもあります。市販薬で胃に優しいと謳われていてもそうとは限らないので気を付けましょう。
暴飲暴食やアルコールの大量摂取で胃がとても荒れてしまうことがあります。
ストレスもお腹が痛くなる原因です。ストレスだけで他の原因がないのに胃潰瘍になることはありませんが、ストレスによって胃酸がおおく出ますので症状がでることは珍しくありません。

アニサキスというのは寄生虫です。さばなどを生で食べた後の腹痛で受診する場合はそういった食事歴も医師に伝えましょう。

急性胃炎の症状

急性胃炎の症状は、みぞおち当たりのキリキリとした痛み、胃もたれ、吐き気、嘔吐等です。炎症がひどい場合では吐血や下血するため、注意が必要です。

急性胃炎の場合、症状が他の消化器官に似通っている点が多く診断が難しい場合があります。急性胃炎の診断には、胃の炎症を確認するために胃カメラを使用したり、血液検査や超音波検査を実施したり、ピロリ菌の有無を検査したりして詳しく行われます。

急性胃炎の予防と治療

急性胃炎の予防

急性胃炎の予防には、原因別に対処していかなければなりません。

ピロリ菌や寄生虫が体内に入ってこないように汚染された水は飲まないことや、食事も生ではなく加熱したものをとることが予防につながります。また暴飲暴食やアルコールの摂取が原因であれば、食事は適量を守りアルコールの節制を図りましょう。
ストレスであれば、ストレス解消に努め、ストレスを溜めない生活を心がけることが大切ですね。痛み止めも漫然と長期的に使用しないことが大事です。

急性胃炎の治療

急性胃炎の治療は原因がはっきりした場合は原因の除去が第一です。また食事制限などでお腹を安静にすることや胃酸を抑える薬を服用することもあります。症状により点滴で水分補給を行い、入院を要する場合もあります。

急性胃炎の症状がある場合は胃カメラなどで胃の状態を把握してもらい、原因をつきとめることが大切ですので早めに医療機関を受診することをお勧めします。

この記事の監修
当院は昭和26年に創立して以来地元に根差した医院です。大きな病院に行くのは抵抗をお持ちでも「ちょっと小田で診てもらってきんさいや〜」と言われ受診される患者さん、診察時に「あんたのちっちゃい頃よぅ知っとるで」と私の記憶にないことまで話をされる患者さん、私が診察室に座っているとこの医院のもつ歴史、皆様からの期待を感じます。
これまでは東京で消化器内科を専門とし内視鏡検査やエコー検査を中心に診療を行ってきました。その経験を活かし最新の経鼻内視鏡(胃カメラ)やエコーを用いて辛くない検査を行い、患者さんにあった医療の提供を目指しています。また高血圧や糖尿病といった生活習慣病、インフルエンザなどの感染症も適切に診療し皆様に信頼されるかかりつけ医でありたいと思います。

【経歴・資格・所属学会】

※経歴
平成19年3月
金沢大学医学部卒業
平成19年4月
三井記念病院
平成21年4月
国立国際医療研究センター
平成25年4月
福島県立医科大学 会津医療センター
平成27年4月
国立国際医療研究センター
平成31年1月
小田内科勤務
令和元年5月
小田内科院長

※学会・専門医
医学博士
日本内科学会:総合内科専門医
日本消化器病学会:消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会:日本消化器内視鏡学会専門医
日本膵臓学会

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