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安芸郡府中町の向洋こどもクリニック:梶梅 輝之院長

	梶梅 輝之院長 小児科(安芸郡府中町)

安芸郡府中町の小児科・向洋こどもクリニック ~子どもの健康で地域へ貢献する~

  • まずは医師になろうと思われた経緯をお聞かせください。私の実家は医業とは関係のない事業を営んでおりました。2学年上の兄が事業を継ぐことが決まっており、父が私に残せるものとして選んでくれたのが医学部進学でした。そのおかげでバブル景気にもあやかり、川崎医科大学に入学・卒業しました。特に医療への憧れもなく、何となく勧められたまま決めたように思います。卒後の進路選択に際しては救急医療と小児科で迷いましたが、何となく小児科を選択しました。血液・腫瘍の診療にあたり、造血幹細胞移植を極めるために国内留学、その後は広島大学で免疫学・小児血液学の研究、臨床に従事しました。20年前に何となく選んだ小児科ですが、現場で病気の子供たちとふれあうことで、今では小児医療を選択したことに誇りをもって診療しています。
  • 開業にこの街を選んだ理由は何でしょうか?平成25年6月1日に、安芸郡府中町(向洋駅北口)に向洋こどもクリニックを開院いたしました。小児科にとって場所の選定に際して大切なことは、「小児人口が多いこと」ですが、個人的には居住地に近いことが大切でした。自転車で5分、車で10分(車の方が時間がかかる)、徒歩でも通勤できます。そのため、休日に地元のスーパーや公園、町内のイベントなどでは、受診してくださるご家族にしばしば遭遇します。当院の地域は区画整理中なので、道路や建物がナビも認識せず、暇な日が続いておりましたが、お陰様で徐々に認知度が増してきました。これからも真面目な医療で地域に貢献できるよう努力してまいります。今後とも皆様からのご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
  • 先生が診療の際に心がけていることは何ですか?開業前まで、長らく小児血液・腫瘍疾患という特殊な診療に携わってきました。開業に向けて、一般小児科の再トレーニングが必要と思い、舟入病院に勤務させていただきました。昔の治療とは違うことも多く、とくに喘息の治療はずいぶん変わっています。インフルエンザの迅速診断キットや抗インフルエンザ薬もいつの間にか当たり前になっていました。昔はほとんどの有熱者に処方していた抗菌剤も、世の中ではあまり使用しないようになっています。開業後は、抗菌剤は理学所見と検査結果をもとに、ご家族と相談しながら処方するよう気を使っています。その他、ワクチンの発展には驚きました。現代の医療水準を保つよう、日々勉強です。微力ながら地域への貢献をモットーに診療をしております。
  • 最後に読者の皆様へメッセージをお願いします。まだ乳幼児をお育ての親御さんには実感がないと思いますが、子どもの成長は早いものです。我が子でも早いと感じますが、毎日見ているわけではない他所のお子さんには特に早く感じます。お忙しいでしょうが、その短い時間に、親も努力が必要です。少子化時代において、親の興味はわが子の教育と健康にあるのではないでしょうか。教育には、子供は甘やかせるだけではなく、子供に何か努力をさせ、努力している姿をしっかりと褒めてあげてください。健康面は当院にお任せください。日々の子供の成長を大切にしています。当院では病児保育事業あり、病児を預かることで入院患者がいるような気になり、辛いようで楽しかった若かりし日々を思い出しながら、初心を忘れないよう診療しております。

病院紹介 向洋こどもクリニック

向洋こどもクリニック

診療内容

小児科・乳幼児健診・予防接種・病児保育室「ダンボ」・駅近

アクセス

〒735-0016 安芸郡府中町青崎中24-26 クリニックモール向洋4F Tel:082-287-3266
  • JR向洋駅 北口すぐ側
  • 仁保橋よりJR向洋駅 北口方面に約5分

院長  梶梅 輝之 

このたび向洋に向洋こどもクリニックを開業いたしました。
少子化が進む現代社会において、子どもは地域で育んで行かねばならない大切な存在です。
小児科医として、子どもの病気の診療や予防はもちろんのこと、心身の健全な発達を支援し、ご家族の皆様と子どもの成長をともに喜び合えるクリニックにして行きたいと考えています。
小児科医は子どもに関しては頭のてっぺんから足先まで対応すべき、医師の中で一番のgeneralistであると思っています。
しかし、クリニックで対応困難と判断した場合には、近隣のマツダ病院の他、これまで勤務してきた広島大学病院、舟入病院や、各専門機関に迅速に紹介することも心がけています。親しみやすさが取り柄ですので、何でもお気軽にご相談ください

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