益々物価の高騰を実感するこの頃です。師走は師も走るほどせわしくて、『1月は行く』『2月は逃げる』とはよく言ったものです。ぼやぼやしていたらあっという間に2月になってしまいました。
「ご飯づくりになんて時間をかけていられないわ」と言われる方も多いでしょう。でもバタバタと忙しい時だからこそ、家族の健康が大事です。あまり時間をかけないで、節約しつつおいしいご飯を作ってみましょう。
(材料は特記がない限り2人分です)
(使用しているめんつゆは2倍濃縮のものです)
(電子レンジは特記がない場合は600wです)

鮭が手に入らなければ、鯖でも鯵、又は最近よく見かけるバサと言うナマズの仲間の白身魚でも、安価でおいしく食べられます。
魚に小麦粉をまぶして放置しておくと、魚の水分が出てべチャッとなってしまいます。また、野菜と魚を混ぜてから調味料で和えると、魚に味が付かないので別々に和えた方がおいしくできます。
切り干し大根も昔のものと比べると、随分細くなっているように思います。最近は殆ど機械的に乾燥させてあるようで、天日干しとわざわざ書いてあるものを買ってみました。香ばしいにおいがします。
切り干し大根は昔はわらゴミが混じっていたりしましたが、今はほとんどありません。サッと洗って、切り干し大根が戻せる程度の少なめの水に浸けておきます。また長く水につけすぎると大根の風味も薄くなって、水っぽくなってしまいます。
白菜を丸ごと1株頂きました。白菜の調理法でまず思いつくのが煮物、和え物、鍋もの、漬物等々。外側の硬い葉から順番にいただきます。
繊維が硬くて大きい外側の葉は、炒め物や煮込む料理にむいています。反対に軟らかい内側の葉は、煮込むととろとろに溶けてしまうので、生でサラダなどに使うと良いです。

麻婆豆腐は今では誰でもが知っている中華料理です。中国四川省からやって来た陳建民氏が、1980年頃、NHKの『きょうの料理』で紹介してから一般的に知られるようになりました。今では子供向きに辛くない豆腐料理にアレンジされている家庭も多いでしょうが、今回は春雨でアレンジしました。
四川省発の労働者向けの料理で、ピリッと辛い料理なのですが、日本には調味料としての山椒などがなくて、優しい味の麻婆豆腐ができたようです。寒い季節に辛い麻婆春雨をフウフウしながら食べたら体が温まるかもしれません。
長いもはやまのいもの種類で、粘り気があり、生食できます。普通は酢の物やとろろ汁にして食べますが、焼くとサクサクとした食感が独特で、美味しく食べられます。
長いもはぬめりの成分の中に消化酵素のジアスターゼやアミラーゼを多量に含むため、生食でもでんぷんが消化されます。私はとろろ汁をご飯にかけて食べるのが大好きでしたが、娘は口の周りが真っ赤になるほど炎症を起こしていました。
山奥にある婚家の周辺には、山からちょろちょろ水が流れる場所にみつ葉が自生していました。また、子供の頃には小川の周辺にせりがたくさん生えていて、抜いてきては使っていました。

和え物を調味する際は、あまり早くから和えると材料の水分が出て味が薄くなったり、色が変わったりするので、できるだけ直前に和えましょう。また、かに蒲鉾のように味が付いたものと合わせる時は、調味料は控えめに使いましょう。

冬になったら、温かいシチューを作ることが多くなります。市販のルーを使われる方が多いと思いますが、ホワイトソースのルーはバターと小麦粉、牛乳があれば簡単に作れます。

芽キャベツを使いたかったのですが、旬なのに1パックが500円近くしたので断念しました。いんげんは副菜に使う予定だし、ブロッコリーも使い難くて白一色になってしまいました。
いんげんは冷凍品が安くて、緑色を添えたい時や、緑黄色野菜がない時に助かります。均一に細くて、生のものほど筋もないので食べやすいです。
タマネギや肉類を加えて炒め合わせると、主菜になります。いんげんは緑黄色野菜に分類されていますが、厚生労働省はβ₋カロテン当量が600㎍以上の野菜を緑黄色野菜として分類しています。オクラやミニトマト、カイワレ大根、豆苗、驚くのは土筆も入っています。
にんじんはβ₋カロテンが多く、脂肪分と一緒に摂ると吸収が良くなります。熱に強いので炒めても良いです。
にんじんは9月~2月が旬です。
最近はオレンジ色の西洋にんじんが主体で、濃い赤色の金時にんじんは年末にしか見ないような気がします。
にんじんに含まれるβ₋カロテンには抗酸化作用があり、体内でビタミンAに変換され、免疫力を強化し老化を予防します。にんじんの皮は出荷される時洗われて、かなり薄くなっているのでそのままでも良いです。

チジミは韓国の伝統的な料理で、小麦粉や米粉などの粉物料理です。日本のお好み焼きのような感じの食べ物です。じゃが芋を入れるともっちりとして美味しいです。具材は肉でも良いです。
生の魚介を使う時は良いのですが、冷凍の魚介は塩味が濃い場合があるので、洗って水けを切ってから使ってください。また、つけダレを添えるので、塩はごく少なめで良いです。肉を入れたり、ねぎやにんじんを入れてもおいしいです。
年が明けると急に春らしい食材が目につくようになりました。まだまだ寒いですが、春を待ち望んで菜の花を買ってみました。少し苦みがありますが、茹でてお浸しや和え物に使います。
花の付いた野菜は、茹ですぎると肝心の花が台無しになってしまいますので、熱を加え過ぎないように、また混ぜすぎないように手早く調理します。
からし菜には驚くほど種類があって、今回使ったのはコーラルリーフと言う種類で、朝市で見かけて『生でも食べられるよ』と言われて買ってきました。からし菜と言うほど、辛さはありません。
からし菜という種類ですが、水菜のような食感で、特に辛さを感じませんでした。残りの1/2束を茹でてみましたがやはり辛くなりませんでした。朝市などで、初めて見る野菜や、売り手の人たちから聞く新しい調理法も、試してみるのにワクワクします。

とろっと煮込んだ豚の角煮を作るのが大変でも、焼き肉用の豚バラ肉なら気軽に簡単に作ることができます。ゆで卵を足せばひと皿でご馳走になります。
冷めたら驚くほど豚肉の脂肪が鍋の周囲についています。表面に浮いている脂肪をすくってから、盛り付けてください。骨付きの鶏の手羽元などでも同じように調理すれば、鍋に火が入っている間に他の和え物などの調理ができます。
鏡開きにぜんざいを作るために小豆を茹でたので、かぼちゃの煮物に加えていとこ煮にしました。かぼちゃのいとこ煮は奈良県がルーツだそうです。かぼちゃも小豆も別々に煮て、『おいおい』『めいめい』炊くことからこの名前が付いたのだとか。
小豆を自分で茹でる際は、他の豆類と違って表皮からは水を吸わないため、水に長く浸けておくと表皮が破れます。煮始めてから一度煮汁を捨てて再度水を入れて、煮直します。小豆は食物繊維が豊富で、煮汁に含まれるサポニンはコレステロール値を下げる効果があります。
わかめは体をきれいにする水溶性の食物繊維が豊富です。通常は茹でてから干してあるわかめを水で戻して使いますが、生の茶色いままのわかめを買ってきました。
わかめは不足しがちなビタミンや食物繊維、不足しがちな鉄分やカルシウムなどのミネラルも含んでいます。
生のわかめは日持ちがしないので、炒め物にして使いきりましたが、乾燥のカットわかめを常備して汁の具だけでなく和え物や炒め物に使ってみませんか。

魚不足解消のために、鯖や鮪、鰹の缶詰を買い置きしています。水煮の鯖缶の使い道にカレーはどうでしょうか。骨ごと食べられるので効率的で簡単調理、魚臭さは全くありません。
買い物に行けない日のために、缶詰やレトルト食品を買い置きしている方も多いでしょうが、ひと手間かけるだけでおいしいお料理ができます。
お料理は科学実験と同じです。体に害のあるものは困りますが、新しいレシピを見つけたらチャレンジしてみましょう。
れんこんは今が旬です。泥付きの掘りたてのようなれんこんが売られていますが、そのままにしておくと直ぐに傷んでしまいます。買って来たら直ぐに泥をぬぐって、調理しましょう。
れんこんを買う時は穴が小さめで、太くて丸いものがおいしいです。細いものは薄切りにして、金平風にすればおいしく食べられます。
酢水に浸けると変色が防げますが、ぬめり感が消えてシャキシャキした食感になるので、煮物などにする場合は水に浸けた方が良いです。
子供が小さい時は、おやつもよく手作りをしましたが、久しぶりにプリンを作ってみました。茶わん蒸しと同じ要領です。
おやつを手作りすると、バターや砂糖の量に驚くことがあります。日頃から食事以外の間食の食べ方には注意したいものです。
今回は買い物に行くたびに、大したものを買っていないのに予想よりかなり金額がオーバーする事を考えながら、できるだけ節約しました。でもやはり季節感を大切にしたいと、旬のものを考えたり新しい食材を使ってみたりしました。
あっという間に季節が過ぎていきます。次回は春の訪れが感じられるようなレシピをご紹介したいと思います。
