買い物に行くたびに、食材が値上がりしている気がします。一汁一菜でも良いのですが、その中に炭水化物・たんぱく質・ビタミン・ミネラルが揃っていることが大事です。毎食意識するのはなかなか大変ですが、できれば一日のうちにバランスが取れるように食べてみませんか?
今年は簡単調理で、バランスの取れた食事(しかも安価であること)を目標にレシピを考えたいと思います。
(材料は特記がない限り2人分です)
(使用しているめんつゆは2倍濃縮のものです)
(電子レンジは特記がない場合は600wです)

多めに茹でておくと、他の茹で野菜と合わせたり、パンにはさんだり別の料理として忙しい時に重宝します。

豚肉はビタミンが豊富です。特にビタミンB₁は糖質をエネルギーに変える際の代謝に関わっているので、疲労回復に効果があると言えます。
木綿豆腐は絹ごし豆腐と比べるとたんぱく質、カルシウム、脂質を多く含みます。また抗酸化作用のあるイソフラボンやサポニン、ビタミンB群やE、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維などが豊富です。
現代は色々な食材が手に入りますから、豆腐はそのままで湯豆腐や鍋の材料などで食べることが圧倒的に多いのではないでしょうか?時には色々な具材と薄味で炒りつけてレパートリーを広げましょう。
卵は保存性も高く、高いと言ってもまだまだ買いやすい価格です。たんぱく質が足りないと思った時は上手に使ってください。今回は豚肉の茹で汁が無駄にならないようにスープにしました。
豚肉の茹で汁を使うので、調味は控えめに。また卵はスープが沸騰する前に加えると、濁った汁になってしまいます。寒い季節には片栗粉でとろみをつけると冷めにくくなります。

最近では“ハヤシライス“と言う料理名をあまり聞かないような気がするが、昔ハッシュドビーフの和風に崩した料理が”ハヤシライス“だと思っていました。でもどうやら違うらしく、”ハッシュド“は細かく切った肉や野菜の料理と言う意味らしい。本場イギリスではライスにかけて食べるものではないようです。
玉ねぎを更に薄く切って、牛肉も細切れ肉を使えばかなりの時短調理になります。また、デミグラスソースの代わりにビーフシチューのルーを使えば節約メニューになります。赤ワインとバターは節約しないでください。
大根は先っぽから、葉のすぐ下まで部位ごとにいろいろに使い道があります。葉に近い上の方がみずみずしく甘味があるので、生食向きです。今回は小さな“紅だいこん“を見つけたのでサラダにしてみました。
大根も産直市などを覗くと、色々種類があって驚きます。大根の辛味は、肝臓の解毒作用を助けたり癌の発生を抑えるイソチオシアネートと言う成分によるという事です。
りんごが軟らかくなってしまったので、コンポートにして、キゥイと盛り合わせてみました。今ではキゥイはすっかり日本に定着しましたが、出始めの頃は茶色の毛が生えたような形態には違和感がありました。
りんごを1人1/2個づつ使って、半分に切ったりんごの芯をくりぬいて加熱して、くりぬいた穴にバニラアイスをのせると素敵なデザートができます。

昔はあまり売っているのを見ませんでしたが、最近では冬になるとなべ物用によく見る気がします。あまり魚が好きではない人もハーブの香りが魚臭さを消してくれます。

たらを少しオイルに浸けておくだけで、凝った料理のような出来栄えです。急ぐときはサラダとスープがあれば十分なメニューです。さわらやさけでも試してください
冷蔵庫に残っていたワンタンの皮、何かに使えないかしらと思い立って納豆を包んであげてみました。
ギョウザやワンタンの皮も少人数だと残ってしまうことがあります。ついでに材料を包んで冷凍しておいて、早めに食べてしまうか転用して他の料理として使ってしまいましょう!揚げ油も小さめなフライパンを使用し、できるだけ油が傷まない野菜類から使うようにします。
昔では考えられないですが、きゅうりも一年中売られています。夏ではないので、歯ざわりや食感、色を楽しむ調理が向いています。
冬場のきゅうりはサラダなどより、大きめに切ってポリ袋に入れ、調味料を加えて振り混ぜます。コチジャンやショウガ、ニンニクなどで韓国風にしたり、柚子胡椒とめんつゆ、味噌とみりんなど和風の浅漬けも簡単にできます。

かぶは寒くなると店頭に並ぶような気がします。かぶは表面は硬そうでも、中はとろっとした食感で大根より火の通りが良いのでお勧めです。
大根で作る場合には5㎜位の厚さにしたほうが火が通りやすいです。大根を煮物にする場合は2㎝位の厚切りが良いですが、かぶは長時間煮込むと煮崩れてしまいます。
もやしは洗うだけで簡単に炒め物や、和え物にできて重宝します。それに何より安価です。しかしひげ根をを取るとか、酢を加えた水で洗うというひと手間を加えるだけで、臭みも消えて格段においしく食べられます。
一般的にもやしと言うと豆類を発芽させたものをいうが、最近多く出まわっているスプラウトと呼ばれるものはもやしと同じく、植物の新芽の総称です。一番よく見るのがカイワレ大根ですが、ブロッコリーやそば、レッドキャベツ、マスタードなどがあり栄養価が高いようです。
子供の頃から粕汁を食べていたので(東広島の親戚から酒粕が届いていた)我が家でもよく粕汁を作っていました。しかし、『酒粕を入れた汁物なんて食べたことがない』と言う方も沢山いらっしゃるようです。具だくさんの粕汁は肉入りでも、鮭入りでもおいしいです。
生鮭のアラを使う場合は、予め熱湯で霜降りにするなどして、生臭さを減らします。私は子供が食べやすいように豚肉を入れて作ることが多かったです。

鶏肉の旨みとごぼうの香りがご飯にしみ込んだ、ほっとする炊き込みご飯です。
調味料の塩少々は、親指と人差し指でつまんだ量です。塩ひとつまみは親指、人差し指、中指の3つの指でつまんだ量でおよそ1gになります。炊き込みご飯は薄いようでも、主食なので量が多いし、副食に味がついているので全体を食べると丁度よくなります。
豆腐を温めて、好みの薬味とめんつゆで食べるだけ。主食が炊き込みご飯なので、シンプルにします。
温かい料理は、他の料理を盛り付けてから最後に器に盛り付けます。料理は作る順番だけでなく、盛り付けの段階まで意識することで、献立全体が整います。
昔と比べると随分さつま芋の地位が向上したように思います。かなり色々改良されて、今ではねっとりとして甘いものが主流のようです。
さつま芋は茹でたら水っぽくなるので、蒸すか電子レンジの方が良いです。ポテトサラダなども茹でるより電子レンジ加熱の方が、ずっと甘みのあるポテトに仕上がります。

“赤毛のアン“のお話に出てくる料理です。きっとこのお話の鶏肉は、鶏半身などの大きなもので、『少女たちがいさんで台所へ行くと、かまどからはおいしそうなにおいがいっぱいにみなぎり、鶏はすでに気持ちよくジュウジュウ焼けていた』とあります。
手羽元はグリルで焼いても良いですが、なるべく洗う手間を省くために、フライパンで焼くことにしました。また、少量の調理はオーブンよりフライパンの方が簡単です。
にんじんを3~4本まとめて買った方が、安かったりしますが、案外早く傷みます。器具を使って、千切りにしたものをサラダにしたり、ガレットにすれば1本ぐらいぺろりとたべられます。

簡単にできて、意外においしいのでびっくりします。じゃが芋も同じように少し太めの千切りにして焼けばハッシュドポテトになります。
野菜が足りないなと思ったら、冷凍のほうれん草が重宝します。冷凍庫に常備しておくと助かります。はっきりした味付けにすれば、冷凍でも気になりません。
冷凍野菜は様々な種類が増えてきています。生のまま冷凍してあるものや、加熱してあるものなどいろいろな種類があるので、確認しながら選んでください。どうしても新鮮なものが必要な場合と、冷凍でも十分役立つ時と場合によって選べるように、普段から冷凍食品をチェックしてみてはどうですか。
今回はとにかく簡単に、しかし手抜き感の見えない料理を考えてみました。例えば同じ和え物でもそのまま盛り付けるより、天盛り(煮物や和え物を盛り付けた時に、上に針ショウガやさらしねぎを添える事)をしてみるだけで随分印象が変わります。器を考えてみたり、盛り付け方を工夫するだけでも違って見えます。料理に対する器の大きさだけでも見え方が違うと思いませんか?
次回もまだ寒い季節です。冬ならではの旬の材料を使い、温かい料理を簡単に作れるように考えてみます。
