『酷暑』と言う言葉がぴったりと思っていたら、『猛暑』だとか。何とか食べ力で頑張りましょう!|広島の健康・子育て情報|ファミリードクター

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『酷暑』と言う言葉がぴったりと思っていたら、『猛暑』だとか。何とか食べ力で頑張りましょう!

『酷暑』と言う言葉がぴったりと思っていたら、『猛暑』だとか。何とか食べ力で頑張りましょう!

2025.09.02

あまりにも気温の高い日が続いていますので、他所の県の気温を見ては『私たちはまだ大丈夫』とちょっと感覚がおかしくなっています。クリニックにも熱を出された方が受診されます。のどが渇いていなくても、定期的に水分補給をして、とにかく簡単でも良いですから、3食食べる努力をしてください。そして、しっかり睡眠を取ってください。その日の疲れはその日の内に取るように、意識してみてください。

(材料は特記がない限り2人分です)
(使用しているめんつゆは2倍濃縮のものです)
(電子レンジは600Wで加熱)

前回:まさに『酷暑』と言う言葉がぴったりの気候が続きます。酷暑に打ち勝つ簡単なおいしいレシピです。

POINT

  • 猛暑の中でも電子レンジ使用を増やすなど、簡単に作れる暑さ対策レシピ。
  • 食材は手に入る季節感のあるものを使います。(代用できる食材を明記)
  • 調味料も手に入るもので簡単に、また代用できるものを記載しました。
  • レシピを単純にして、誰でもが作ってみようと思える工程にしました。

画像をタップするとレシピに移動します。

月曜日の献立

ぶりカマの照り焼き

ぶりははまちと同じ魚ですが、40㎝前後がハマチと言うのに対して、ブリは1メートルぐらいに成長したものを言います。成長するにつれて名前が変わるので、出世魚と言われます。カマはえらのある部分です。

  • ぶりカマ 2つ
  • 調味料:ショウガのおろし汁小さじ1、みりん・酒各大さじ1、めんつゆ大さじ3
  • もやし 1/2袋
  • 調味料:市販の甘酢、ごま油小さじ1、いりごま少々
  • ピーマン 2個
  1. ぶりカマは血合いなどを取ってきれいに洗って、調味料と一緒にジップロックに入れて冷蔵庫に入れておきます。
  2. 1.のぶりカマは30分以上つけ置いたらグリルで焼きます。7分ほどで焼きあがります。
  3. もやしはできればひげ根を取って、洗ったものを電子レンジで2分位加熱して調味料で和えます。
  4. ピーマンは半分に切って、グリルの端でしんなりする程度焼いて取り出しておきます。
  5. ぶりカマと、もやし、ピーマンを盛り付けます。

グリルがない場合や、洗うのが面倒という方はフライパンで焼きましょう。その際は油を大さじ1/2を入れて、蓋をして中火で1~2分焼いて裏返して1~2分焼き、漬け汁を加えて裏返しながら、弱火で4~5分焼きます。生干しで味が付いたみりん干しなどは、アルミホイルをフライパンに敷いて焼くと良いです。

肉じゃが

電子レンジを使用して、暑くない肉じゃが作りを試してみました。ちょっとあっさり味の肉じゃがです。

  • 豚肉細切れ肉 100g
  • じゃが芋 3個
  • 玉ねぎ 1/2個
  • にんじん 1/2本
  • きくらげ 2枚(他のきのこ可)
  • 調味料:酒大さじ2、めんつゆ大さじ2、砂糖大さじ1
  1. じゃが芋は皮をむいて、一口大に切り、水に2~3分さらして水を切っておきます。玉ねぎは横半分に切って、3㎝位に切り、にんじんは皮をむいて、小さめの乱切りにしておきます。キクラゲは食べやすい大きさに切ります。
  2. 耐熱容器にじゃが芋、にんじん、玉ねぎ、キクラゲ、調味料を入れて蓋をし、電子レンジで5分加熱します。
  3. 電子レンジから取り出した2.に、かぶせる様に豚肉を並べて再度蓋をして5分間電子レンジで加熱します。
  4. 全体を上下かき混ぜて蓋をし、5分ほど蒸らして味をなじませます。
  5. 深皿に盛り付けます。

煮物はできるだけ火を使わないで済む方法を考えてみました。量が多いと難しいですが、1人や2人分の調理には火を気にせず他の用事ができるのでお勧めです。又、大勢の家族でも1人分だけ、苦手な食材を外して調理する場合は簡単です。

茄子のかつお和え

今年は暑過ぎていろいろな野菜が不作のようです。なすも例外ではなく、皮が硬かったり、中が黒い筋が入っていたりするものもあります。材料を見て、調理法を考えましょう。

  • なす 1本
  • 調味料:めんつゆ 大さじ1
  • かつお節 適宜
  1. なすはヘタを切り落として、太いものなら縦半分に切ります。細いものならそのまま焼きます。
  2. グリルで焼くと20分以上かかるので、ラップでくるんで電子レンジで加熱します。
  3. 100g程度のなすなら、2分加熱すると蒸したような状態になるので、冷まして縦に割きます。
  4. めんつゆとかつお節をかけていただきます。

茄子を保存する場合、元々インド原産の暑い場所のものなので冷蔵庫に保存すると傷みやすいようです。しなびてしまわないうちに使ってしまいましょう。焼きなす、麻婆なす、しぎ焼き、煮物、揚げ物、炒め物と調理法も様々です。

火曜日の献立

簡単シュウマイ

餃子を手作りする人は多くても、シュウマイは難しそうで作られる方は少ないのではありませんか? 具を混ぜて、シュウマイの皮で包むだけです。今回は暑いので蒸すのを省略しました。

  • シュウマイの皮 12枚
  • 豚挽き肉 150g
  • 玉ねぎ 1/4個
  • 片栗粉 少々
  • 調味料:砂糖・酒・めんつゆ各小さじ1、コンソメ・おろしショウガ各小さじ1/2
  • 蒸した豆(グリンピースの代用)12個
  • つけダレ:ごま油小さじ1/2、めんつゆ・甘酢各小さじ1、練がらし少々
  1. 玉ねぎはみじん切りにして、豚ひき肉と調味料と混ぜ合わせ、水気が残らない程度に片栗粉を振りまぜます。
  2. 1.を粘りが出るまで混ぜて、12個のボウルに簡単に分けておきます。
  3. 左手の親指と人差し指で輪っかを作った中にシュウマイの皮を挟んで、丸めた挽肉のボウルをスプーンで入れて、上を少し押さえます。これを12個作ります。
  4. 大きめの耐熱皿にペーパータオルを濡らして軽く絞って敷いておきます。この上に3.のシュウマイをくっつかないように並べます。

  5. 12個のシュウマイができたら、豆を上に飾り、濡らして軽く絞ったペーパータオルで蓋をするように上にかぶせます。その上からラップをふんわりおおいます。
  6. 5を電子レンジで5分加熱します。5分経ったら電子レンジに入れたまま、5分位蒸らして出来上がりです。

蒸す場合は5㎝角に切ったキャベツを下に敷いて、一緒に蒸せば野菜も一度に食べることができます。ひき肉と玉ねぎとシュウマイの皮があれば、餃子より簡単にできます。

えのきと卵のスープ

えのきたけと卵の味噌汁もおいしいですが、コンソメ味のスープもおいしいです。好みでコショウを効かせます。

  • えのきたけ 1/3パック
  • 卵 1個
  • コンソメ顆粒 小さじ1/2
  • めんつゆ 小さじ1
  • ホワイトペッパー 適宜(普通のコショウでも良い)
  1. えのきたけは石づきの部分を切り落とし、1/2の長さに切っておきます。
  2. 鍋に2カップ弱の水とコンソメ顆粒を入れて、火にかけます。
  3. 煮立ったら、えのきたけを入れて再び煮立ったら、かき混ぜた卵を入れてひと混ぜします。
  4. 卵が浮き上がったら、めんつゆとコショウで味を調えて火を止めます。

コンソメやだしの素などを使うこともあると思いますが、意外に塩分が多いので確かめて調味料を使いましょう。コンソメやだしの素も減塩のものが売られていますので、上手に使ってください。

きゅうりの和え物

きゅうりは一般的にサラダや酢の物など生で食べることが多いですが、中国料理では炒め物や煮物に使うようです。栄養価は低いですが、歯ざわりや緑の色が爽やかで食欲を増進させます。

  • きゅうり 1本
  • 塩 適宜
  • 生わかめ 適宜(干しわかめを戻して使っても良い)
  • 調味料:めんつゆ小さじ1/2、甘酢小さじ2
  1. きゅうりは塩をまぶして板ずりし、塩をしっかり洗い流して薄い小口切りにします。
  2. わかめは食べやすい大きさに切ったら、熱湯を回しかけてサッと流水に取ります。
  3. きゅうりとわかめを混ぜて調味料で和えます。

今年は皮が厚いきゅうりや傷のあるきゅうりも見かけます。少し厚めに切って、にんじんやパプリカなどとごま油などを加えて、いろどりの鮮やかなナムルにしたらたっぷり食べられます。

水曜日の献立

シーフードのトマト煮

ちょっと酸味のあるトマトの煮込みは夏には爽やかです。イタリアン風に冷凍のシーフードを使ってみました。

  • 冷凍シーフード(イカとエビの冷凍を使用)180g
  • トマトの缶詰 カットトマト200g (1/2缶)
  • ベーコン 3枚
  • 玉ねぎ 1/2個
  • ニンニク 1かけ
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 水 1カップ
  • 調味料:乾燥バジル小さじ1、塩小さじ1/2、砂糖小さじ1、コショウ少々
  1. ベーコンは幅1㎝に切ります。玉ねぎは横半分に切り、1㎝幅に切ります。ニンニクは薄切りにします。
  2. 鍋にオリーブオイルを入れて弱火で熱し、ニンニクを炒めて香りを出します。ベーコン、玉ねぎを加えて炒めます。
  3. トマトの缶詰と水を加え、中火で煮ます。
  4. 玉ねぎが透明になってきたら、流水で洗ったシーフードを加えて煮ます。
  5. シーフードの色が変わったら、調味料を加えて味を調えます。
  6. あれば、仕上げにバジルを飾って盛り付けます。

キッチンを暑くしたくない方は、全ての材料を大きめの容器に入れて、表面を平らにしてふんわりラップをし、電子レンジで8~10分加熱すれば出来上がりです。

かぼちゃとオクラのサラダ

産地によるのかもしれませんが、今夏はかぼちゃがとても甘いように思います。薄切りにすれば電子レンジで簡単に火が通ります。

  • かぼちゃ 300g
  • オクラ 2本
  • 調味料:酢・サラダ油各小さじ1、塩・コショウ各少々
  1. かぼちゃは種とワタを取って、ラップに包んで1分弱電子レンジで加熱します。
  2. 縦に幅1㎝弱に切りそろえて、再度1分位電子レンジで過熱し調味料で和えておきます。
  3. オクラは塩をつけた指でこするようにして毛を取っておき、水洗いをして塩を落とし、小口に切ります。
  4. 2.のかぼちゃを皿に盛り付け、オクラを上に飾ります。

硬いかぼちゃは電子レンジで少し過熱すれば、簡単に薄切りにできます。火も通りやすいので朝食にもピザ用のチーズをかけて、電子レンジで過熱すれば数分でできます。保存する場合は種やワタを取って、切り口をラップで覆って冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

豆腐のデザート風

絹ごし豆腐は舌触りも滑らかで、それだけ食べても甘味を感じます。デザート風にアレンジしてみました。

  • 絹ごし豆腐(充填豆腐)90g×2個
  • オレンジ又はレモンのピール(皮の甘煮)
  • 調味料:レモン風味のオリーブ油少量
  1. 充填豆腐はパックからくずさないように取り出して、器に盛りつけます。
  2. オリーブ油を振りかけ、オレンジかレモンのピールを飾ります。

充填豆腐は他の豆腐の作り方とは違い、豆乳をいったん冷却してから凝固剤を加えて容器に入れて80~90℃の湯に40~60分漬けて凝固させたものです。水っぽさがなく甘味を感じるような気がします。

木曜日の献立

鮭の麹漬け

たまたまお店で塩麹を見つけたので、生鮭にまぶして一晩おいて焼いてみたら軟らかくてとてもおいしく食べられました。麹が手に入らない場合は酒粕に漬けて焼いてもおいしいと思います。

  • 鮭 2切れ
  • 塩麹 適宜(酒粕の場合は酒少々で延ばして、塩を少し加えて使います)
  • みょうが 2個
  • 調味料:甘酢適量
  1. 鮭は塩麹をまぶしてラップでくるんで、冷蔵庫に一晩おいておきます。
  2. 鮭についた麹をぬぐうようにして、グリルで7~8分焼きます。(フライパンで焼く場合は焦げるので、アルミホイルを敷いて焼きます)
  3. みょうがは縦に薄く切って、電子レンジで過熱した温かい甘酢につけておきます。
  4. 鮭と甘酢に漬けたみょうがを盛り付けます。

子供の頃、冬になったら残りご飯と米麹を混ぜて、容器に入れたものをこたつの中に入れたり、日の当たる暖かいところで発酵させて甘酒を作っていました。なぜいつも麹が家にあったのか、今となっては不明ですが、昔は発酵食品が日常的に食べられていたのでしょうね。

冬瓜と豚肉のスープ煮

冬瓜は夏に収穫しても、冬まで貯蔵が効くのでこの名前が付いたのだとか。しかし現代では冬に売っているのは見たことがありません。ほとんどが水分で、味も香りも淡白です。

  • 冬瓜 300g
  • 豚こま切れ肉 100g
  • ショウガ 薄切り4枚
  • 水 カップ2と1/2カップ
  • 調味料:酒大さじ1、鶏がらスープの素小さじ1、めんつゆ小さじ1
  1. 冬瓜は種を除いて皮をむき、ひと口大に切ります。豚肉は食べやすい大きさに切っておきます。
  2. 鍋を熱して、豚肉を混ぜながら空炒りし、色が変わってきたら水を加えて、冬瓜とショウガの薄切り、酒、鶏がらスープを加えて煮ます。
  3. 煮立ったら火を弱めて冬瓜が透き通るまで煮て、最後にめんつゆを加えます。味が薄い場合は好みで塩・コショウで調整してください。

冬瓜の産地を調べてみると、愛知、沖縄、岡山となっています。子供の頃食べた記憶はありません。煮物にする場合は煮崩れしやすいので、予め下茹でしておくと短時間で味が滲みやすくなります。

海藻のサラダ

パックで売られている生食用の海藻は、大抵とさかのりと呼ばれているもので、赤が元々の色で、処理をして緑色や、白色にしたものにわかめを加えて増量し、サラダ用や刺身のつま用として売られています。

  • 海藻 1パック(乾燥わかめで量を調整してください)
  • きゅうり 1/2本
  • 調味料:市販の甘酢小さじ2、めんつゆ小さじ1、ごま油小さじ1/2
  1. 海藻は食べやすい大きさに切っておきます。
  2. きゅうりは板ずりをしてしっかり洗って、薄い小口切りにします。
  3. 海藻ときゅうりを合わせて、調味料で和えます。

板ずりと言う調理用語を使うことが多いですが、これはまな板の上で塩をつけた食材を手で押し付けながら転がしてこすることを言います。きゅうりを色鮮やかにしたい時や、ふきを色よく茹で、皮をむきやすくするため、また、オクラの毛を取ったりするときに行います。その後塩をしっかり洗い流します。

金曜日の献立

タンドリーチキン

カレー味が食欲をそそります。また、ヨーグルトに漬けるので、軟らかくジューシーな仕上がりになります。

  • 鶏もも肉 300g(唐揚げ用を使用)
  • 調味料:プレーンヨーグルト1/3カップ、カレー粉大さじ1、砂糖・小麦粉各小さじ2、塩少々、ニンニク・ショウガ各1かけ
  • レタス 1/4個
  • ピーマン 3個
  • サラダ油 小さじ1
  • レモン 1/2個(なくても良い)
  1. 鶏もも肉は水洗いをして、ペーパータオルで水けを取っておきます。
  2. ニンニクとショウガをみじん切りにして、調味料と共に大きめのジップロックに入れ、鶏もも肉を加えてもみ込み、冷蔵庫で30分ほどおきます。
  3. この間にレタスをちぎって洗い、ピーマンをひと口大に切ってサラダ油をまぶしておきます。
  4. 耐熱皿に下味をつけた鶏もも肉を重ならないように並べ、真ん中にピーマンを置きます。
  5. ラップをかけずに電子レンジで7分ほど加熱します。
  6. レタスとピーマン、レモンと共に鶏肉を盛り付けます。

タンドリーチキンはインド料理ですが、給食などでも作るほど一般的になっています。鶏もも肉や胸肉にヨーグルトとカレー粉で味付けしてオーブンで焼くと、こんがりおいしそうに仕上がります。しかし20分位加熱時間がかかりますので、電子レンジで過熱しました。あまりにも色が生っぽい場合は、表面をフライパンで少し焼くと良いです。

レタスのサラダ

レタスはほぼ水分ですが、今年は夏の高温のせいで大きく育ったレタスが安価なため、度々付け合わせやサラダに使っています。

  • レタス 1/4個
  • きゅうり 1/2本
  • ミニトマト 4個
  • 卵 1個
  • 調味料:玉ねぎのすりおろし大さじ1、酢大さじ1、塩小さじ1/4、オリーブ油小さじ2、コショウ適宜
  1. レタスは食べやすい大きさにちぎり、きゅうりはピーラーで皮を縦にむいて少し厚めの小口切りにします。
  2. ミニトマトは大きさによって食べやすい形に切っておきます。
  3. 卵は水から9分ほど茹でて殻をむいておきます。
  4. サラダボウルにレタスときゅうりを混ぜ合わせたものを入れ、ミニトマトとゆで卵を盛り付け、ドレッシングをかけていただきます。

サラダ用のドレッシング類がたくさん市販されています。大さじ1杯のドレッシングで30~40㌔カロリー、塩分0.4~0.8gと幅があります。塩分だけで考えるとマヨネーズの方が少なくなります。使う調味料の塩分を気にしてみてください。

コーンポタージュスープ

もう一品欲しい時にスープって便利だと思いませんか? 野菜が足りないなと思う時は野菜を切って煮込むだけ、今回は何だか物足りないのでコーンスープです。簡単に作るため、最初からクリーム状の缶詰を使います。

  • コーンクリーム缶(180g) 1缶
  • 水 50㏄
  • 牛乳 1カップ
  • 調味料:塩・コショウ適宜
  1. コーンクリーム缶を鍋に空け、水50㏄で少し薄めて火にかけます。
  2. ブクブクしてきたら、牛乳を加えて混ぜながら弱火で煮ます。
  3. 塩・コショウで調味したら火を止めて出来上がりです。

スープの素などで味をつけなくても、コーンの甘味と牛乳の風味でとてもおいしく食べられます。控えめに塩・コショウをします。生クリームを使わなくても十分おいしいです。

土曜日の献立

中華おこわ

おこわと言うと難しそうですが、もち米を普通のご飯を炊くように具を混ぜて炊くだけです。違うのは普通より水加減が少ないという事だけです。

  • もち米 2合
  • 焼き豚 100g(手作りのものが良いです)
  • 干ししいたけ 2枚
  • 小ねぎ 2本
  • 調味料:めんつゆ大さじ3、酒・ごま油各大さじ1、砂糖小さじ1
  1. もち米は洗って水を切っておきます。
  2. 焼き豚は1㎝角に切り、干ししいたけは水につけて戻し1㎝角に切ります。ネギは小口切りにしておきます。
  3. 炊飯器にもち米を入れ、干ししいたけの戻し汁と調味料を入れます。炊飯器のおこわの目盛りのところまで足りない水を足し、焼き豚、干ししいたけ、ねぎを加えます。
  4. 炊飯器のスイッチを入れておけば、出来上がるまで他の調理をしている間に炊き上がります。
  5. 炊きあがったら下から混ぜて均一にほぐし、茶碗に盛り付けます。

鶏肉とごぼう、豚肉と切昆布、これからの季節はさつまいもや栗などを炊き込めば簡単にご馳走ができます。もち米を減らしてうるち米を増やせばあっさりとした仕上がりになります。

豆もやしのナムル

豆もやしは普通のもやしが緑豆を使うのに対して、大豆を使って作ったもやしで、食べ応えがあります。

  • 豆もやし 1/2袋
  • 青じそ 2枚
  • 調味料:ごま油小さじ1、にんにくのすりおろし少々、塩少々
  1. 豆もやしはひげ根も大きくて気になるので、取った方がきれいで口当たりが良いです。
  2. 洗ったら、ボウルに入れて2~3分電子レンジで過熱します。
  3. 青じそは千切りにして水にさらし、絞っておきます。
  4. 豆もやし、青じそ、調味料を和えて、冷蔵庫でなじませます。

ナムルとは韓国料理の野菜の和え物のことを言います。ナは『野』の意味で、ムルは『もの』の意味だそうです。山菜やにんじんなどで作られたナムルをよく目にします。

挨拶が「暑いですね!」「大丈夫ですか?」になってしまったこの頃ですが、食べ力は元気の基本です。できるだけ火を使わない簡単調理を考えて作ったレシピです。 それでも誰かに食べさせよう、喜んでもらおうと思わないとなかなか毎日食事作りをするのは大変です。メインの主菜を買ってきたり、副菜を買ってきたり手抜きも時には必要です。とにかく3食食べて乗り切ってください。
次回は涼しい秋を期待して、秋を感じられるレシピにしてみようと思います。

この記事の監修

管理栄養士 伊藤 教子

長年、管理栄養士として病院の給食管理・栄養管理に従事後、現在、内科糖尿病専門医院にて糖尿病を中心とする生活習慣病、高齢者の低栄養等の栄養食事指導をしています。
ライフワークとして「あなたの体は、あなたの食べたものでできている」ということを意識した「食」の啓発活動を行なっています。
【経歴・資格・所属学会】
※経歴
広島大学大学院保健学研究科修士課程修了
介護施設、病院勤務を経て、現在内科糖尿病専門医院にて栄養食事指導に従事。

※資格
管理栄養士 / 日本糖尿病療養指導士
高血圧循環器予防療養指導士 / 栄養相談専門指導士

※所属学会
日本病態栄養学会 / 日本糖尿病学会
日本高血圧学会 / 臨床栄養協会
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