天気予報を見るだけで朝からぞっとします。でもこんな天候だからこそしっかり水分を摂って、簡単で良いですから、とにかく3食規則正しく食べましょう!食事を3食とることで、規則正しい生活が送れます。
あなたが食べたものでしか、あなたの体は養われないのですから。
(材料は特記がない限り2人分です)
(使用しているめんつゆは2倍濃縮のものです)
前回:作る人も食べる人にもメリハリのある、簡単だけど食欲の湧くレシピです。

ジャージャン麺は中国料理です。主食と副食を兼ね備えた料理はちょっとしんどい月曜日でも、簡単で食欲の
増すメニューだと思います、材料はシンプルに、余っている野菜を加えて作ってみてください。
うどんやそうめんでもおいしいと思います。おとな用には豆板醤や、唐辛子を加えてピリ辛味もお勧めです。
肉みそは材料の倍量を作っておいて、夏野菜や厚揚げなどにかけると一品でき上がりです。
かぼちゃもいつもの夏よりぐっと値上がりしているように思いますが、電子レンジを使えば朝食用にも簡単に作れます。上手に電子レンジを使って、硬いかぼちゃも簡単に切り分けましょう。
シュレッドチーズはプロセスチーズを千切りにしたもので、加熱用のチーズを使ってあります。トーストにのせたり、オムレツに包んだり簡単に手間をかけたメニューに変身します。乾燥しやすいので、小袋を買って早めに使い切りましょう。
最近ではミニトマトの種類も増え、色々なものが売られています。普通のトマトよりミニトマトの方が水分量が少なく糖質が多いため、甘いものが多いようです。
ドレッシングの基本は酢1:油3です。これに塩・コショウ、あるいはマスタードやしょう油、味噌、練ごまなどを加えて好みのドレッシングを作ります。子供たちも一緒に食べる時は少し砂糖やはちみつを加えるとマイルドなドレッシングになります。トマトサラダにしらす干しを足してもおいしいです。

例年100円台で買えるゴーヤも天候のせいか、200円越えでした。緑の濃い、表面に張りのあるものを買った方が実がしっかりしています。肉詰めには少し太めのものを用意します。

ゴーヤは苦瓜と言う名前の通りとても苦みが強いのですが、種と中の薄皮のわたの部分をしっかり取り除けば苦みが薄くなります。薄切りにして塩もみをしたり、薄く切って甘酢に漬けると苦みが薄くなります。
きゅうりは世界各地で食用にされているようです。ほぼ水分で栄養価は低いですが、歯触りや食感が爽やかです。
味付けのクラゲが売られていますが、味が濃いのできゅうりと合わせてみました。
クラゲは『海月』と書きます。ぽっかりと海に漂っている感じがぴったりな気がします。ほとんどが塩蔵品や加工したもので売られています。コリコリした独特の食感があります。
仰々しい料理名をつけましたが、海の幸の入った冷たい茶わん蒸しです。食欲がない時にもハムやしいたけなどを入れた冷たい卵蒸しなどは簡単に調理出来て食べやすいです。
卵蒸しは沸騰した蒸し器に入れて蒸す場合は、15分ほどかかります。大人数の卵蒸しを作る場合は効率的です
が、2~3人の場合は100ml当たり1分位で蒸しあがりますので暑い時には電子レンジがお勧めです。

豚カツ用のロース肉を買うと高くつきますが、豚もものブロックを買って自分で好みの厚さに切って冷凍しておけば、豚カツ、生姜焼きと割安で利用できます。
揚げ油の温度は、少し衣を落としてみて見分けます。160℃はパン粉を落として、下まで落ちて直ぐ浮き上がってくるくらいです。中々浮き上がらない場合は150℃以下です。衣が途中まで沈んで浮き上がる場合は170℃~180℃。衣が沈まずに表面に浮くか散らばる場合は200℃以上です。揚げる物は油の表面積の2/3以下にしないと急激に油の温度が低くなってしまいます。
かぼちゃは主成分は炭水化物ですが、カロテン、ビタミンⅭ・Eが多いので夏の傷めた皮膚の修復のためにもしっかり摂取しましょう。カロテンは脂溶性ビタミンなので油と一緒に摂ると吸収が良くなります。
サラダを和えるソースは、いろいろ買っても使い残しのソースがむだになります。マヨネーズにカレー粉や、しょうゆ、マスタードを加えたり、簡単にレモン汁とオリーブ油、塩・コショウなどでひと工夫をして、我が家オリジナルのソースを試してみてください。マヨネーズも卵黄だけを使って、油を少しづつ加えてかき混ぜるだけで案外簡単にできます。
わかめは乾燥したものを常備しておくと、酢の物や和え物、汁の実、煮物などに使えて便利です。カットわかめは、湯通しして塩蔵したものを乾燥し、カットしてあるので水に戻して、熱湯をかけると鮮やかな緑になります。
汁物は薄味にしても、塩を余分に摂ってしまうことになります。できるだけ具沢山にして、材料の風味やうまみで食べるようにしましょう。

鶏肉を加工したものがコンビニなどで、真空パックにして売られていますが、なぜだかとても濃い味付けになっています。鶏肉の中でも安価な胸肉を茹でるだけで簡単に鶏ハムができます。


タコ糸がない場合は、太めの木綿糸で巻いたり、爪楊枝を縫うように刺してまとめます。また、簡単に作りたい時はサランラップできっちり巻いて両端をキャンディのように止めて電子レンジで100gを1分相当として、加熱してください。この場合はハーブなどを振りかけて、鶏臭さを消すようにします。
ひじきは一般的には数時間水煮をして渋みを取って乾燥させたものを使いますが、芽ひじきとか米ひじきと呼ばれる小さい粒の茎以外の部分と、長ひじきと呼ばれる茎の部分があって、水で戻すと7~10倍の量になります。
ひじきはカルシウム、カリウム、マグネシゥム、リン、ヨウ素と言ったミネラルが豊富です。煮物が一般的ですが、サラダや炊き込みごはんなどにも利用できます。薄味にしてれんこんスライスを加えてもおいしいです。
ピーマンも今夏は価格が高いうえに、中の空洞部分に黒い筋が入ったりして品質が良くありません。『電子レンジでチンしてかつお節でもかけたらいくらでも食べられるよ』と朝市で教わりました。
ピーマンは大きめの乱切りにして、かつお節で和えてしょう油を垂らしたり、ショウガやゆずコショウでピリッとさせたり色々使えます。安価で手に入れば、形が悪くてもカロテンとビタミンⅭの補給に是非使ってください。

立派なとうもろこしを見つけると、とうもろこし好きの孫を思い出して、ついとうもろこしご飯を作ってしまいます。夏になると和食のコース料理などでも、度々とうもろこしご飯に出会います。
とうもろこしは完熟したものは穀類に分類され、未熟種子は野菜として分類されます。今普通に売られているスイートコーンは成熟しても炭水化物が完全にでんぷんにならず、糖のまま残ります。昔、サトウキビなどと一緒に植えられていたとうもろこしは、今のように甘いものではありませんでした。
私がラタトウイユを作り始めたのは子育て時代だと思います。私はトマトが大好きなので、なすやピーマン、玉ねぎなどとソーセージなどを入れてごった煮にしていました。仕事から帰って、他の用事をしながら作るにはとても便利な料理だったのでしょう。和食の肉じゃがを作るような感覚で作っていたと思います。
ラタトウイユはフランスの家庭料理だという事ですので、日本の肉じゃがのようにその家によって好きに作れば良いと思います。冷蔵庫の残った野菜を形をそろえて加えれば違和感はないです。トマトが上手にまとめてくれます。余ったら煮つめて、魚のムニエルのソースにしたりするのはどうでしょうか?
今年のきゅうりはどうも出来が良くないようです。太いと思ったら、種が妙に多かったり、水分が少なかったり。生食でおいしくないきゅうりは火を通して食べてしまいましょう。
オイスターソースは名前のように生ガキから抽出した液汁に調味料とでんぷんを加えて配合したものです。コクがあっておいしいのですが、買っても最後まで使うことが少ない気がします。焼きそばや野菜炒めなどにどんどん使ってしまいましょう。オイスターソースは小さじ1杯でも、塩分が0.7gあり塩気が強いので、控えめに使ってください。
なすは茹でたり、焼いたり、煮たり、揚げたり、少し余っていれば漬物風に塩でもんでアクを取って、かつお節で和えるだけで小鉢が一品できます。
なす1本をふんわりラップをして、電子レンジで2分ほど加熱すれば、蒸したようになります。暑い日も早めに加熱して冷蔵庫で冷たくして、めんつゆで調味しおろしショウガを添えれば火を使わないで済みます。

昔は養殖のエビなどはないので、エビと言えば頭と殻の付いたままの小エビのてんぷらが一番で、ちらしずしの飾りのエビのそぼろ、お正月の前に焼いてつけ焼きにする串刺しのエビなどが印象に残っています。
てんぷらを揚げる時には、衣は混ぜないことです。粘り気が出ないように、氷水や氷のかけらを入れてさっくり混ぜます。また、エビなどを揚げると油が傷むので、油は小さなフライパンに2cm位入れて揚げましょう。
じゃが芋は他の芋類に比べて、糖分が少なくたんぱく質が多いです。味が淡白で肉類と合うので、東ヨーロッパでは主食として食べられています。
夏になると、新じゃがは手に入らなくなるので、じゃが芋の皮が気にならないようなら、しっかり洗って皮ごと調理してみてください。皮が付いている方が煮崩れません。
丘ひじきは日本では古くから食べられていて、形状がひじきに煮ているので、この名前が付けられています。今は栽培されていますが、元々は海岸の砂地に自生していたようです。山形や千葉が産地ですが、広島でも時々売られています。
丘ひじきはカロテン、カルシウム、カリウムが多いです。見るからに硬そうな植物なのに、海岸に生えていたからといってよく食べてみようと考えたものです。人間は食べることに本当にどん欲だと思います。
先月は暑い日もありましたが、時折の涼しい日にはホッとしました。しかし今月の暑さには対処のしようがない気がします。まだまだ暑い日が続くのでしょう。皆様どうぞお体ご自愛下さい。
元気でいるためには、食欲がなくても3食食事をしてください。そして、さほど飲みたいと思わなくても、少しづつ水分補給をしてください。暑いにも関わらず、脇の下がサラサラに乾いていたり、尿の色がいつもより濃くなって、ダンボールの色に近いようだと脱水状態です。こんな時はスポーツドリンクが有効です。
まだまだ暑い日が続きそうですので、次回はなるべくキッチンに立つ時間が少なくて済むような簡単なレシピ、夏バテに効きそうなレシピにしたいと思います。
