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子育て支援&児童虐待防止 広島県のご当地ヒーロー 安芸戦士メープルカイザー with ファミリードクター

『新型コロナウイルスに伴う児童虐待について』

広島県のご当地ヒーロー・安芸戦士メープルカイザーです。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本だけでなく世界中で大変な時期が続いています。

自身の出演するイベントは、今でこそ少しずつでも依頼はあるものの、2月からほとんどのイベントが中止となりました。
こんな状況下で、『コロナ疲れ』や『自粛疲れ』など、ストレスが蓄積されている方も多いと思います。

それに伴い、仕事が思うようにいかず、収入の減少などで、家計がうまくいかないなど生活のリズムが崩れてしまうケースも少なくないと思います。

このようにストレスや貧困問題が重要視されてくるのと比例して増えてくるのが『児童虐待』です。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために始まった『在宅ワーク』や『不要不急の外出の自粛』『ストレスの蓄積』などで児童虐待のリスクが高まる恐れがあるのをご存知でしょうか?

『在宅ワーク』などで、今までとは違う距離での親子関係や夫婦関係。

閉ざされた家の中で、我慢やストレスを抱えたり、孤独感が強くなったりと、自分の感情を抑えきれなくなり、DVや弱い方に向かって気持ちが爆発してしまうなど、暴力的で危険な状態になってしまうこともあります。

また、その逆で、必要以上に感心を持たないようにしてみたり、育児を放棄する(ネグレクト)なども増えているのも今の現状です。

子どもを1人で家に残せないお母さんが仕事を無理に休まなければいけないケースや、子ども1人で長時間・長期間にわたり留守番をしたりすることで、親子それぞれにストレスがたまってしまうケースなど、虐待のリスクが高まるのではないかと心配をしています。

そんな状態になる前に考えなければいけない事が、子どもだけでなく、保護者のストレス軽減や、子ども達の居場所づくりなどの対策が最も必要だと思っています。

そのうえで児童虐待防止に向け、子どもに対しては地域で行われている子育て支援や公園での見守りなど家庭以外の場所での学びや遊びの場を確保すること。
そして、保護者に対しては働いている職場での配慮や子どもを預かってくれる場所を提供することなどが必要だと思います。

また育児に困難を抱えている家庭に対しては、地域での見守りが大切だと思いますが、保護者自身が気軽に専門員に相談できる相談ダイヤル『189』や『ネウボラ』などの子育て支援の取り組みを知っておくことが重要だとしています。

子ども達を守るために何ができるのか?

保護者1人1人がそれぞれの地域で考えて、自分たちにできることを取り組む事と、必ず相談できる場所を確保しておいてください。

新型コロナウイルスと言う目に見えない敵と戦っていくことは本当に不安だと思いますが、手洗い・うがい・マスクエチケットなど、自分で出来る最大限の防止対策をして、笑顔で会えるまで頑張って戦いましょう。

本当に辛いときは言葉に出してください。 匿名でかまわないので『189』に電話をして相談してくださいね。

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