忙しいけどなんだかワクワクする季節です。春らしい材料を使った季節感のあるレシピです。|広島の健康・子育て情報|ファミリードクター

  • 総合TOP >
  • 広島の健康・子育て情報 >
  • 忙しいけどなんだかワクワクする季節です。春らしい材料を使った季節感のあるレシピです。
忙しいけどなんだかワクワクする季節です。春らしい材料を使った季節感のあるレシピです。

忙しいけどなんだかワクワクする季節です。春らしい材料を使った季節感のあるレシピです。

2025.05.11

クリニックで働いていると、やはり三度の食事が大事と実感しています。バランスよく食べることは大事なのですが、なかでも免疫機能をしっかり働かせるためにはたんぱく質が大事です。サプリメントなどのたんぱく質は摂りすぎると腎機能に負担がかかります。しかし食事から摂取するたんぱく質は、(腎機能、肝機能等に問題がある方を除く)負担がかかるほど食べ過ぎることはありません。朝から、しっかりたんぱく質を加えた食事をしてください。
(材料は特記がない限り2人分です)
(使用しているめんつゆは2倍濃縮のものです)

前回:「忙しくて何かと物入りな季節です。手近にある材料で簡単調理を考えてみました。

POINT

  • 忙しい日にも、簡単に作れる季節感のあるレシピ。
  • 調理工程を少なく、できるだけ電子レンジを使うなどして簡単調理。
  • 食材は手に入る季節感のあるものを使います。(代用できる食材を明記)
  • 調味料も手に入るもので簡単に、また代用できるものを記載しました。

画像をタップするとレシピに移動します。

月曜日の献立

白身魚のエスカベーシュ(エスカベッシュ)

エスカベーシュと言うのは、地中海料理で揚げたり蒸したりした魚介類をマリネする料理のことを言います。南蛮漬けと同じようなものです。

  • 鯛の切り身 2切れ(鯖や鮭でも可)
  • 片栗粉 適量
  • 揚げ油 適量
  • 新玉ねぎ 1/4個
  • にんじん 5㎝
  • ピーマン 1個
  • 調味料:白ワインビネガー50㏄(酢でも可)、白ワイン大さじ2(なければ水でも可)、はちみつ大さじ1/2、塩・コショウ各少々
  1. 玉ねぎ、にんじん、ピーマンは千切りにして、調味料を合わせた中に漬けておきます。
  2. 鯛は1切れを二等分に切って、分量外の塩・コショウをしておきます。
  3. 鍋に油を熱して、2.の鯛に片栗粉を薄くつけてから揚げにします。
  4. 揚げたての鯛を1.の中に漬けます。
  5. 野菜と一緒に盛り付けていただきます。

揚げ油を使うのが面倒だと思われる方は、フライパンに少し多めの油を熱して揚げ焼きにしても良いです。又、片栗粉がなければ小麦粉でも良いし、野菜も使えそうなものを千切りや短冊に切って使ってみてください。

新じゃがの煮物

新じゃがは皮も薄くて柔らかいので、たわしなどを使ってよく洗って皮ごと調理して食べましょう。

  • 新じゃが芋 小4個
  • にんじん 1/2本
  • 生シイタケ 2枚
  • 牛こま切れ肉 80g
  • サラダ油 小さじ1
  • 調味料:めんつゆ大さじ3、砂糖大さじ1、酒大さじ1
  1. よく洗ったじゃが芋は皮をむかずに半分に切って、水に浸けておきます。
  2. にんじんは大きめの乱切り、しいたけは一口大に切ります。
  3. 鍋にサラダ油を熱して、じゃが芋、にんじんを入れて炒め、牛肉を入れて強火でサッと炒めたら水をひたひたまで注ぎ、沸騰してきたら弱火にしてアクを取りながら煮ます。
  4. じゃが芋が透き通った感じになってきたら、砂糖、酒を入れて3~4分したらめんつゆを加えて生しいたけを上に並べ、落とし蓋をして煮ます。
  5. 時々上下をひっくり返しながら、じゃが芋に箸が通るまで煮たら出来上がりです。

新じゃがが手に入らなければ、普通のじゃが芋でも良いです。春にはじゃが芋の芽が直ぐに出てきます。芽はソラニンと言う毒性物質がありますので、しっかりえぐり取ってから調理してください。

菜花の辛子和え

菜花にはカルシウムやビタミンⅭが豊富です。又、何より黄色い花は春を感じさせてくれます。

  • 菜花 1/2把
  • 調味料:めんつゆ小さじ1、練がらし適宜
  1. 菜花は洗って、茎の下の方は硬いので4㎝位切り落とします。
  2. 輪ゴムで茎を結わえて、熱湯に塩少々を加えて茎の方から入れて茹で、冷水に取ります。
  3. 軽く絞って、茎の方がまだ硬ければ少し切り落とします。
  4. 4㎝位に切りそろえて、調味料で和えます。

菜の花は白菜や小松菜など、黄色い花の咲くアブラナ科の野菜の花の総称です。菜花(なばな)は花を食べる用に品種改良された野菜です。少しほろ苦い感じがします。

火曜日の献立

たけのこご飯

日曜の朝市でたけのこを買ってきました。日曜日にぬかを入れて茹でて、一日ゆで汁に漬けておいて、洗って水に浸けて冷蔵庫に保存しておきます。

  • 米 2合
  • たけのこ 1/2本(根元の硬いところ以外)
  • にんじん 4㎝
  • 鶏こま切れ肉 150g
  • 油揚げ 1/2枚
  • 調味料:めんつゆ大さじ3と1/2、酒大さじ2、みりん小さじ1
  1. 米は少なくとも30分前には研いでおきます。
  2. たけのこは茹でたものを穂先の方は四つ割にして薄切り。下の方は3~4mmのいちょう切りにします。
  3. にんじんはたけのこより少し小さめのいちょう切りにします。油揚げは熱湯をかけて、短めの短冊に切っておきます。鶏肉はあまり大きすぎるようだと小さく切っておきます。
  4. 洗った米を炊飯器に入れ、調味料を加えた後から通常の水加減をした後で、たけのこ、にんじん、鶏肉、油揚げを加えて全体をひと混ぜしてからスイッチを入れます。
  5. 炊きあがったら、具が均等になるように底からざっくり混ぜてから茶碗によそい、木の芽を添えて勧めます。

生のたけのこを手に入れたら、できるだけ早く茹でないとアクが強くなります。ぬかがない場合は半分皮をむいたたけのこを米のとぎ汁と生米を加えて茹でると良いです。掘りたてのたけのこは、塩ゆででも良いそうです。

野菜のオムレツ

オープンオムレツはじゃが芋やミンチ・ベーコンなどを入れて焼きますが、つぼみの粗いブロッコリーを安く買ってきたので、オムレツにしてみました。

  • 卵 2個
  • ブロッコリー 1/2株
  • 玉ねぎ 1/4個
  • しらす干し 大さじ2
  • 片栗粉 小さじ1(大さじ1の水で溶く)
  • 調味料:めんつゆ小さじ1、みりん小さじ1
  • ごま油 大さじ1
  • 甘酢ショウガ 適宜

  1. ブロッコリーと玉ねぎは1~1.5㎝の大きさに切ります。
  2. 卵は溶きほぐして、水溶きかたくり粉と調味料を混ぜておきます。
  3. 小さめのフライパンにごま油大さじ1/2を熱して、中火でブロッコリーと玉ねぎを炒めます。
  4. ブロッコリーに少し焦げめがついてきたら、2.の卵液を流し入れて具を均等に混ぜ合わせます。
  5. 卵液と具が均等に混ざったら、しらす干しを全体にふりかけて蓋をして、弱火にします。
  6. 全体が固まったら表面にごま油の残り大さじ1/2をふりかけて、裏表をひっくり返します。
  7. 香ばしいにおいがしてきたら火を止めます。4等分に切って甘酢ショウガを添えて、盛り付けます。

新ショウガの出回る季節です。煮たてた甘酢を火からおろし、薄く切った新ショウガを加えると優しいピンク色になります。出来上がったオムレツはしらす干しの塩味もあり、香ばしくて調味料は要りません。

わらびのお浸し

わらびは子供の頃、遊びの続きでたくさん採って帰りました。わらびは油揚げと煮たり、油揚げや厚揚げと一緒に炒めて卵とじにして食べていました。

  • わらび 8本
  • めんつゆ 小さじ2
  1. わらびはあく抜きをしたものを、4㎝長さに切りそろえます。
  2. めんつゆを小さじ2杯振りかけて、小鉢に盛り付けます。

わらびの地下茎から採ったでんぷんがわらび粉で、それで作ったのがわらび餅です。昔は風呂を焚いた灰を利用してあく抜きをしたのを覚えています。朝市で「取りたてだから塩ゆでで良いよ」と教わりました。重曹を使うのが一般的ですが、軟らかくなりすぎるので控えめに。

水曜日の献立

てんぷら

採りたての山菜をてんぷらにする場面をテレビなどでよく見ます。たけのことまいたけをてんぷらにしてみました。

  • たけのこの水煮 1㎝幅の半円6枚
  • まいたけ 1/2パック
  • カニかまぼこ 4切れ
  • 大葉 2枚
  • てんぷら粉 適量(小麦粉を使う場合は卵と水で溶いてから使います)
  • 揚げ油 適量
  1. 揚げる材料はそれぞれの大きさに切って、バットに並べておきます。
  2. てんぷら粉に冷たい水を加え、まだ粉が残っている位にさっくり混ぜて、170℃の油で揚げます。
  3. 油のきれいなうちに、大葉の片面に2.のてんぷら粉を薄くつけて揚げます。
  4. まいたけは食べやすい大きさに割いておいたものを、揚げます。
  5. たけのこは衣が付きにくいので、分量外の小麦粉をまぶしてから、てんぷら粉をつけて揚げます。
  6. カニかまぼこは、火が通っているので表面がカリッとしたら取り出します。

170℃の油は衣を落とした時に、油の真ん中まで落ちて上がってくる位が170℃です。衣が下まで沈むようではまだ温度が低いです。また、油は空気、日光、不純物などによって変敗するので、使用後は熱いうちに漉して、密閉容器に入れて保存しましょう。できれば、はじめに野菜などを揚げて、二番目に使う時に魚や肉を揚げましょう。

かぼちゃのそぼろ煮

かぼちゃはカンボジアから伝わってきたから、この名前があるのだとか。切って売られているものは、種が完熟しているものを選ぶと良いです。

  • かぼちゃ 300g
  • 鶏挽肉 150g
  • 調味料:めんつゆ大さじ2、砂糖・みりん各大さじ1/2、酒大さじ1
  1. かぼちゃは種とワタをこそげ取ってから、食べやすい大きさに切って、所々皮をむいておきます。
  2. 鍋を火にかけ、鶏挽肉をから炒りします。鶏挽肉の色が変わってきたら、かぼちゃを入れて炒ります。
  3. 水カップ1を注ぎ入れて、アクが出てきたら取り除いて、蓋をして中火で3~4分煮たら調味料を加えます。
  4. 煮崩れないように時々見ながら弱火で10分位煮たら、火を止めてそのまま4~5分なじませます。

かぼちゃの煮物は、かぼちゃの甘さによっても随分違ってきます。油で炒めて煮るとおいしいですが随分高カロリーの副菜になってしまいます。芋やかぼちゃなどの副菜には、主食を減らす等してカロリーオーバーにならないように気をつけてください。

もずく酢

もずくは三杯酢を合わせたものが市販されてますが、もずく本体よりも調味料が多くて、1食あたり食塩が0.9gとなっていますので要注意です。

  • 生もずく 100g
  • きゅうり 1/2本
  • 調味料:酢大さじ1、みりん大さじ1/2、めんつゆ大さじ1/2
  1. もずくは目の細かいざるに取って、サッと洗います。
  2. きゅうりは薄い小口切りにして、塩もみして洗っておきます。
  3. 調味料を合わせて、1.と2.を混ぜ合わせて小鉢に盛り付けます。

もずくは貝類と合わせたり、長芋やウドなどと合わせても良く合うと思います。もっと海藻類を食べましょう。

木曜日の献立

パクチー入り鶏つくね

パクチーは匂いがきついのと、そうでもないのがあるようです。パクチーがどうしても食べられないので、チャレンジしてみました。

  • 鶏挽肉 250g
  • 塩 少々
  • パン粉 カップ1
  • 卵 1個
  • パクチー 3本(1cm位に刻む)
  • 調味料:ナンプラー小さじ1/2、酒小さじ1/2、おろしショウガ小さじ1、黒コショウ少々
  • ごま油 大さじ1
  • レタス 2枚
  • ミニトマト 2個
  1. 大きめのボウルに鶏ひき肉、塩少々を加えて肉の色が白っぽくなるまで練り混ぜます。
  2. 1.に卵とパン粉、調味料を加えて練り混ぜ、刻んだパクチーも加えて更に混ぜます。
  3. 2.の鶏挽肉は6個に分けて、手の平に挟んで空気を抜くように叩きながら、小判型にしておきます。
  4. フライパンにごま油を引き、真ん中を少し手の先で押さえるようにして中火で焼き付けます。
  5. 焦げ色がついたら、裏返して両面を焼きます。蓋をして弱火で火を通します。
  6. 焼けたら、レタス・ミニトマトと一緒に盛り付けます。

全体がなじむようにしっかり練り混ぜるのがコツです。ナンプラーはとても塩辛いので、入れ過ぎないように気をつけましょう。

たけのこと厚揚げの煮物

たけのこを茹でたら3~4日で使ってしまいましょう。ぬかをしっかり落として、水に浸けたものを冷蔵庫で保存します。

  • 茹でたたけのこ 1/2本
  • 厚揚げ(小)2個
  • 調味料:めんつゆ大さじ3、みりん大さじ1、酒大さじ1
  1. たけのこは穂先を4~5㎝長さで4等分にし、根元の方は1㎝厚さの半月に切ります。
  2. 厚揚げは熱湯をかけて油抜きをします。
  3. 鍋にカップ3の水とみりんと酒を煮立てて、たけのこを入れて沸騰したら弱火にし落し蓋をして10分位煮て、厚揚げを加えたらしょう油を加えて10~15分位煮ます。煮たらそのまま少し置きます。
  4. 器に盛り、あれば木の芽を飾ります。

たけのこはしっかり煮て、厚揚げは後から加えて優しい味に仕上げます。若竹煮もおなじように、ワカメは後から加えてあっさりとした味にします。同じたけのこの料理でも土佐煮は汁けがなくなるほど、濃い口しょうゆとみりんでしっかり煮てかつお節をまぶしたような仕上がりにします。

かきたま汁

我が家流みそ味のかきたま汁です。いつもえのきたけかわかめを入れます。料理は本の通りではなく、好みにアレンジすれば良いと思います。

  • 卵 1個
  • えのきたけ 1/4パック
  • 調味料:味噌大さじ2(だし入り)
  • 青ネギ 少々
  1. えのきたけはおがくずの付いたところを切り落として、半分に切っておきます。
  2. 鍋にカップ2の水を沸騰させ、えのきたけを入れて再び沸騰したら、味噌を溶き入れて良くかき混ぜた卵を鍋の中に加えて、箸でひと混ぜします。
  3. 卵が浮き上がってきたら、火を止めて青ネギを散らします。

しょうゆ味のかきたま汁の時は、先にだし汁に片栗粉でとろみをつけておくと冷めにくく、ふんわりとした卵になります。

金曜日の献立

五目焼きそば

週末の買い物に備えて、冷蔵庫整理のちょっと豪華な焼きそばです。具はお好みで。

  • 焼きそば用の中華麺 2玉
  • 牛バラ肉 120g(豚バラ肉でも可)
  • 調味料:酒大さじ1、塩・コショウ各少々
  • ショウガ 1片
  • たけのこ 60g
  • 玉ねぎ 1/2個
  • にんじん 40g
  • いんげん 8本
  • ごま油 大さじ1/2
  • 調味料:オイスターソース大さじ1、酒大さじ1、塩・コショウ各少々
  1. 牛肉は食べやすく切って、酒と塩・コショウ各少々を絡めておきます。
  2. ショウガは千切りに、たけのこ、にんじんは4㎝位の千切り、玉ねぎは5~6㎜幅のくし切り、いんげんは斜め切りにします。
  3. 耐熱皿に麺をのせてふんわりとラップをして、600Wの電子レンジで2分加熱しておきます。いんげんもラップをして1分ほど加熱しておきます。
  4. フライパンにゴマ油を熱して、ショウガの千切りを炒めて牛肉を加え、たけのこ、にんじん、玉ねぎを加えて炒め、牛肉に火が通ったら、3の麺といんげんを加えます。
  5. 麺と材料が均一に混ざったら、調味料を加えて更に混ぜ合わせて出来上がりです。

牛肉たっぷりのいつもよりも豪華な焼きそばです。オイスターソースを使って、海鮮の具材を加えても特別感のある焼きそばができます。疲れた日の献立に、野菜のナムルなどを添えてどうぞ。

もやしの和え物

もやしは傷みやすいので、買って来たらすぐに電子レンジで加熱しておきましょう。

  • もやし 1袋
  • 調味料:酢・水各大さじ1、めんつゆ大さじ1/2、溶き辛子・砂糖少々
  • いりごま 小さじ
  1. もやしは洗って、耐熱容器に入れ600Wの電子レンジで3分加熱します。
  2. 粗熱が取れたら、混ぜ合わせた調味料で和えて盛り付け、いりごまを振ります。

煮物や、酢の物、和え物などの盛り付けの際に、白髪ねぎや針ショウガなどの薬味を盛り付けた上に添えることを『天盛り』と言います。最後にいりごまを振るのは、味や見た目も美しいですが何よりも『誰も手を付けていません』と言う印にもなります。

簡単杏仁豆腐

  • 粉ゼラチン 5g
  • 牛乳 300㏄
  • コンデンスミルク 大さじ2
  • 砂糖 大さじ1
  • アーモンドエッセンス 少々
  • クコの実 適宜(なくても良い)
  1. ボウルに粉ゼラチン5gを入れて、水大さじ1(分量外)を入れてふやかしておきます。
  2. 1.に牛乳(2分ほど加熱して温めたもの)を加えて、ゼラチンをよく溶かします。
  3. 2.にコンデンスミルクと砂糖、アーモンドエッセンスを加えます。(ここで甘さを調整してください)
  4. 器に流し入れて、氷水を張ったバットで粗熱が取れたら、ラップをして冷蔵庫で冷やし固めます。
  5. あれば乾燥したクコの実を飾ります。

ゼラチンは寒天と違い、動物の骨や皮、筋などに含まれるコラーゲンを熱処理したものです。沸騰した熱い液体だと固まりにくくなります。また、パイナップルやキウイ、メロンなどたんぱく質分解酵素が含まれるフルーツは固まりにくいです。

土曜日の献立

かつおのサラダ

  • かつおのたたき 1さく
  • レタス 1/2個
  • 新玉ねぎ 1/2個
  • ミニトマト 6個
  • 青じそ 4枚
  • レモン 1/2個(薄い輪切り)
  • 調味料:みそ大さじ1、みりんおおさじ1と1/2、コチュジャン大さじ1/2、酢大さじ1、ごま油大さじ1/2
  1. かつおはたたきで食べるより少し薄めの5㎜厚さに切っておきます。
  2. レタスは一口大に、手でちぎって水に放してパリッとさせ、水を切っておきます。
  3. 新玉ねぎは薄く切って、水にさらしてから水けを絞ります。
  4. ミニトマトは半分に切り、青じそは千切りにします。
  5. 調味料はよく混ぜ合わせておきます。
  6. かつおと野菜を盛り合わせ、各自で調味料をかけていただくようにします。

買い物に行く日を決めておいて、その日を魚料理や生ものを調理する日にしておくと献立が決めやすくなります。
また刺身はどうしてもしょう油をたくさん食べてしまうことになるので、塩分過多になってしまいます。時にはサラダ仕立てにしてみてください。

フキと牛肉の含め煮

  • フキ 6本くらい
  • 牛肉切り落とし 60g(適宜)
  • 調味料:めんつゆ大さじ3、酒大さじ2、砂糖大さじ1
  1. フキは茹でる鍋の直径より小さめに切っておき、まな板の上で塩をまぶして板刷りをします。
  2. 塩を洗い流し、沸騰した湯で茹でて、軟らかくなったら水に取ります。
  3. 冷めたら、手で薄皮をむき4~5㎝長さに切りそろえます。
  4. 鍋を中火にかけ、小さめに切った牛肉を空炒りして、脂が出てきたら調味料と水カップ1/2を加えて煮ます。
  5. 弱火にして、蓋をして時々かき混ぜながら煮つめ、煮汁がほとんどなくなったら火を止めます。

フキは葉も茹でて水にさらしてから、佃煮にしたり煮物にします。
フキは早春に土の中から、葉より先に花芽が出てきます。このつぼみがフキノトウで雌の花が白色で、雄の花が薄黄色です。フキノトウ味噌にしたり、てんぷらにしたりします。

大根のキムチ

  • 白菜キムチ 100g
  • だいこん 6㎝
  • 塩 適宜
  1. だいこんは皮をむいて、1㎝角の拍子切りにし塩を振っておきます。
  2. 1.のだいこんがしんなりしたら、水洗いして塩気を抜いてペーパータオルで水けをふいておきます。
  3. 白菜キムチで和えて、皿に盛り付けます。

キムチは韓国では毎日の食卓に欠かせない漬物です。発酵食品でもあるので乳酸菌を多量に含み、腸内で乳酸や抗菌物質を産生して有害菌の発生を抑え、腸内細菌を整えて免疫力を高める働きがあります。

書店の料理本のコーナーに行くと、驚くほど色々なジャンルの本があります。『簡単』であったり、『健康』であったり、『太らない』であったり。『おしゃれに』と言う言葉と同じくらい『安い』と言う言葉も目につきます。
今や食事の支度はお母さんの役めではなくなって、できる人が作りましょうという時代になってきているようです。次回はもっと簡単に、色々なシチュエーションを考えて何でもありの、でも栄養的には満足できるレシピを考えてみます。

この記事の監修

管理栄養士 伊藤 教子

長年、管理栄養士として病院の給食管理・栄養管理に従事後、現在、内科糖尿病専門医院にて糖尿病を中心とする生活習慣病、高齢者の低栄養等の栄養食事指導をしています。
ライフワークとして「あなたの体は、あなたの食べたものでできている」ということを意識した「食」の啓発活動を行なっています。
【経歴・資格・所属学会】
※経歴
広島大学大学院保健学研究科修士課程修了
介護施設、病院勤務を経て、現在内科糖尿病専門医院にて栄養食事指導に従事。

※資格
管理栄養士 / 日本糖尿病療養指導士
高血圧循環器予防療養指導士 / 栄養相談専門指導士

※所属学会
日本病態栄養学会 / 日本糖尿病学会
日本高血圧学会 / 臨床栄養協会
トップ