お子さんが春から保育園や幼稚園に入園するご家庭では「そろそろ準備を始めなくては…」と考え始めている頃ではないでしょうか。
ただ、各園ごとに必要なものは異なり、サイズや素材が決められていたり、手作りのバッグが指定されていることも。
一方で、お子さんが好きなキャラクターのついたコップやタオルなどを揃えてあげようと思っていたのに「入園直前に買いにいったら人気で売り切れていた」という体験談も耳にします。
そこで今回は、入園準備は一般的にいつごろから何を揃えれば無駄がないのか、手作りグッズを指定されたけど苦手…という場合の対処方法などを紹介します。
入園までにやることはいろいろあり、大きく次の5つに分類されます。
入園が決まった後、園や自治体から配布される「入園契約書/承諾書」「生活調査票」などに記入したり、保育料の口座振替依頼書、母子手帳のコピーなど各種書類を用意します。
入園予定の園や近くの小児科で健診を受けたり、アレルギーや持病への対応を整理して園と連携します。就寝時間が夜遅くなってしまっている場合は、登園時間に合わせて起きられるよう少しずつ生活リズムを整えていきます。
幼稚園や保育園の年中以上のクラスに入園する場合は、靴の脱ぎ履きや着替えなど身の回りのことができるように練習しておきます。園によっては「入園までにトイレトレーニングの完了やお箸が使えるように頑張って下さいね」といわれることもあります。
「入園のしおり」などを参考に、必要な物品・グッズを購入し、それぞれに名前をつけておきます。名前付け用のグッズ(スタンプやシールなど)が必要であれば購入しておきます。
祖父母宅や一時保育などを利用し、ママやパパと離れて過ごす時間に少しずつ慣れていきます。幼稚園や保育園の年長クラスに入園するお子さんなら、一緒に登園ルートをお散歩し、所要時間を見積もっておきます。
「そんな悪いことをしたら園の先生に怒られるよ!」といったネガティブな声かけは避け、園生活をテーマとした絵本などで「楽しいところ」というイメージをふくらませると良いですね。
何ごとも早めに準備するのが一番ですが、物品の準備については、できるだけ例年2月頃に行われる「入園説明会」に出席し、「入園のしおり」などでその園の指定がどうなっているか確認してから購入するのがおすすめです。
近所に同じ園に通っているお子さんがいる場合は、過去の冊子を見せてもらえればかなり予想がつきますが、年によって指定内容が変わることもあるので、あくまでも参考程度に。
「お気に入りのキャラがあるから先に購入しておきたい」「紙おむつが安くなっているからまとめ買いしておきたい」という場合も、以下のような点に注意しましょう。
また、ほとんどの園では「すべての持ち物に名前を書いてください」と言われます。
手書き指定の園もありますが、特に指定がない場合は、ネームシールやアイロンプリント、スタンプなどを活用すると時短になります。
これらのお名前付けグッズはオーダーメイドのため、注文してから届くまで数週間かかることも。入園のしおりを手に入れたら、必要な点数をざっと計算して早めに注文するのがおすすめです。
特に幼稚園では「絵本バッグ」や「お着替え袋」など布もののグッズで、指定サイズに合わせて手作りを求められることがあります。
近年では家にミシンがないご家庭も増えていますし、「裁縫は苦手」という場合は、手芸店で指定サイズに合わせて作ってもらえるサービスがあります。オンラインでオーダーできるサイトもあります。お子さんに好きな色柄の布を選ばせてあげると、より愛着が湧きそうですね。
また、手作り必須ではないものの、せっかくなので同じキャラクターで揃えてあげたい…という場合、シンプルな無地のグッズを購入し、お揃いのワッペンをアイロンや手縫いで付けてあげるだけでも統一感が出ます。お子さんも園で「自分のもの」として見つけやすくなります。
入園グッズは「買ったけど園の指定と違った…」という無駄をなくすため、あまり早くに揃え過ぎず、説明会後に本格的に購入するのが一番です。
一方で、書類や名前付けなどは、ギリギリになって手を付けると「明日仕事なのに役場に書類を取りに行かないといけない!」「お名前シールの届くのが間に合わない!」など焦ってしまうもとになりますので、早めに段取りしておきたいもの。
今回の記事も参考に、ぜひ「無駄なく・無理なく」入園準備を進めてくださいね!
私が結婚・出産を経験したのは今から20年前の2000年。当時は今のようにインターネットやSNSが発達しておらず、育児書以外での情報源は雑誌くらいという限られたものでした。
娘たちが小さい頃はいわゆる「ワンオペ育児(核家族で平日は母親が1人で家事や育児を担うこと)」で、娘たちには喘息やアレルギーなどの持病もあり、当時は本当に毎日大変でした。
親にとって、妊娠~出産から赤ちゃんのお世話や成長発達・幼児の「イヤイヤ期」やトイレトレーニング・園や学校でのトラブル・ママ友付き合いまで、育児の悩みや苦労はその時々で大変大きなものだと思います。
しかし、せっかく工夫してその時期を乗り越えても、子どもの成長ステージにつれ受験や教育費など次々と新しい課題が現れ、過去の悩みは記憶の隅に追いやられがち。次の世代に伝えていく機会はなかなか得られません。
まさに今、かつての自分のように悩んでいるママ・パパがいたなら、自分の経験と知識から少しでも役に立ちたい…という思いから、お役立ち情報や先輩たちの体験談をもとにした解決のヒントなどを、WEBメディアでライターとして発信するようになりました。
より的確で悩みに寄り添ったアドバイスができるよう、NPO法人日本子育てアドバイザー協会の「認定子育てアドバイザー」資格も取得。発達心理学や医学・行政支援などに関する幅広い知識を身につけています。
現在は、育児教育ライターとして子育て情報やコラムを年間100本以上連載中。
かつての自分のように子育てで悩むママやパパへ、正しい知識に基づき心がふわっと軽くなるようなあたたかみのある記事をお届けしていきたいと思います。
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