広島の頼れる病院・クリニック、ドクターを探すならファミリードクター |
病院・クリニック 3,957件掲載中! (2022年10月07日現在)

ガスだまりに効く市販薬は?お腹の張る原因やガス抜きの方法、予防法について解説

2022/09/12

「ガスだまりでお腹が張って苦しい」「ガスのせいで胃や腸がズキズキして痛い」

ガスを出したくても思うように出てくれなかったり、逆に出そうなのに学校や職場など周りに人がいるからという理由で我慢しなければいけなかったりと、ガスだまりによる腹部膨満感が続くと毎日がつらいですよね。

しかし、病院に行く時間がなく困っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ガスだまりに効果のある市販薬について紹介します。ガスだまりを予防する方法やすぐにガスを排出する方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ガスだまりができる原因は?

ガスだまりとは、腸のなかでガスが過剰に発生したり排出されずにたまったりすることで起こるものです。さまざまな原因が考えられますが、代表的なものとしては次の5つが挙げられます。

食べるのが早い

早食いの傾向がある方は、食事と一緒に空気も呑み込んでしまいがちです。多かれ少なかれ私たちは、食事と共に空気も呑み込んでいます。

しかし、呑み込む空気の量が多すぎると胃腸にたまって不快な症状を来してしまうのです。無意識に空気を大量に呑み込んでしまう状態を呑気症(どんきしょう)や空気嚥下症といいます。

ストレスがたまっている

ストレスは自律神経のバランスを乱す原因です。自律神経とは、交感神経と副交感神経のこと。交感神経が優位だと腸の動きは抑えられ、副交感神経が優位だと腸は活発に動きます。ストレスがたまると交感神経が有意な状態が続くため、蠕動運動が抑えられてガスがたまりやすくなるのです。

便秘が続いている

便秘になると、ガスの出口が便で塞がれるため排出されづらくなります。「トイレでいきんでもガスばかり出てくる」、「便が硬くてなかなか出ない」という方は、便秘が原因のガスだまりかもしれません。

ホルモンバランスの変化

生理前になるとガスがたまりやすくなる気がすると感じている方はいませんか?これは、排卵を機に黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が急激に増える影響によるものです。黄体ホルモンには蠕動運動を抑える働きがあるため、生理前は普段よりガスがたまりやすくなってしまいます。

ずっと同じ姿勢を続けている

日常的に座り続けることが多い方は、ガスだまりができやすくなります。座っている状態は立っている状態よりも腸が圧迫されているため、ガスの排出がスムーズにいかないことが増えてしまうためです。

ガスだまりに効果がある市販薬

ガスだまりを改善するのに効果的な成分として、ジメチルポリシロキサンが知られています。発生したガスを潰して排出しやすくしたり、腸から吸収されやすくしたりする消泡剤と呼ばれる成分です。空気を呑み込みやすい方、ガスの発生量が増えている方は、ジメチルポリシロキサンが配合された市販薬を使うことでガスだまりを改善できます。

ガスピタン

ガスピタンは、消泡剤であるジメチルポリシロキサンに加えて消化酵素や乳酸菌も配合されている市販薬です。ジメチルポリシロキサンがガスだまりを小さく分解し、消化酵素が過剰なガスの発生を抑えます。

さらに乳酸菌が腸内環境を整えてくれるため、今すぐガスだまりをなんとかしたい方にも、普段から予防しておきたい方にも向いているでしょう。チュアブル錠といって水なしで噛んで服用できるため、外出中でも気軽に服用できます。

公式サイト

ビオフェルミン ぽっこり整腸チュアブルa

腸内環境を整えるビフィズス菌やラクトミン、消泡剤のジメチルポリシロキサン、ビフィズス菌を増やすパントテン酸カルシウムや便を出しやすくするケツメイシエキスが配合された市販薬です。

便通の改善も期待できるため、便秘が原因でガスだまりができやすい方にも向いています。チュアブルタイプなので、気になるときにいつでも服用が可能です。

公式サイト

ザ・ガードコーワ整腸錠α3+

ザ・ガードコーワ整腸錠α3+には、腸内環境を整える生薬成分やビフィズス菌、消泡剤のジメチルポリシロキサンや善玉菌を増やすサポートをするパントテン酸カルシウムなどが配合されています。

ガスだまりを排出しやすくするだけでなく腸の動きを整える効果もあるため、普段からお腹の調子が気になる方に向いているでしょう。

公式サイト

太田胃酸チュアブルNEO

胃酸を中和する水酸化マグネシウムや炭酸マグネシウムなどに加えて、消泡剤のジメチルポリシロキサンが配合された市販薬です。ガスだまりだけでなく、胃酸の出過ぎによる不快感も同時に抑えます。

公式サイト

簡単にできる!ガスだまりを予防する方法

市販薬を使ってガスだまりを対処するのもよいですが、普段からたまりやすい方は予防を行うことも大切です。ガスがたまらないように、まずは日々の生活でできることを実践してみましょう。

体をこまめに動かす

座っていることが多い方は、こまめに立ち上がって腸の動きをスムーズにしてあげるように心がけてください。また、食事の後に軽く体を動かすのもガスだまりの予防に効果的です。

イランで行われたある試験では、食後に10~15分程度のウォーキングを行うことで腹部膨満感の緩和が見られました。

ウォーキングはガスだまりを改善するだけでなく高血圧や脂質異常症などの生活習慣病の予防にも効果的なため、ぜひ日々の生活に取り入れたいものです。

公式サイト

腸内環境を整える

悪玉菌が増えるとガスだまりができやすくなるため、善玉菌を増やして腸内環境を整えるようにしましょう。整腸剤を服用したり、ヨーグルトや果物などを摂ったりするのがおすすめです。

「ガスピタン」や「ビオフェルミン ぽっこり整腸チュアブルa」はビフィズス菌や乳酸菌が配合されているため、腸内環境に悩みがある方でも使いやすいでしょう。

お腹をマッサージする

お腹をマッサージすると、蠕動運動の促進につながるためガスだまりを改善できます。腸を動かすように意識しながら、おへそを中心に時計回りにマッサージしましょう。

マッサージはガスを排出しやすくするだけでなく、便秘の改善にも効果的です。便秘でガスがたまりやすい方は、お腹のマッサージを行ってみてください。

公式サイト

今すぐガスだまりを解消したいなら「ガス抜きのポーズ」もおすすめ

ガス抜きのポーズは、張って苦しいお腹を今すぐなんとかしたい方におすすめです。

  1. 仰向けに寝て両ひざを抱えます。
  2. 両腕でひざを抱えて胸にひきつけながら上体を起こしてください。このとき、息はゆっくりと吐くようにします。
  3. そのまま太ももを下腹に押しつけ、お尻を持ち上げるようにして呼吸を5回行いましょう。
  4. この流れを何回かくり返すと自然にガスが抜けていきます。

このような症状があったら受診しよう

ガスだまりは一時的な症状のこともありますが、症状の程度によっては受診が必要です。次に紹介する3つのうち、どれか一つでも当てはまる方は適切な治療を受けるためにも早めに医療機関を受診しましょう。

市販薬を1~2週間使っても改善が見られない方

市販薬を1~2週間使ってもガスだまりが改善されない方は、症状が市販薬で対処できる範囲を超えている可能性があります。しばらく服用しても症状が続いている方は、医療機関を受診してより適切な治療を行うようにしてください。

慢性的にガスだまりができやすい方

ガスだまりができやすくなる疾患に、過敏性腸症候群というものがあります。慢性的にガスがたまり、症状が悪化すると無意識のうちにガスやにおいが勝手に漏れてしまうこともある疾患です。

このようにガスがたまりやすいものを「ガス型」といい、ほかには「下痢型」や「便秘型」などもあります。なんとなくお腹の調子が優れない状態が続いている方は、受診して検査をしてもらうとよいでしょう。

胸痛がある方

ガスだまりと同時に胸痛がある場合は早めに受診をしてください。ほとんどのガスだまりは緊急性がないものですが、胸痛がある場合は心臓に負担がかかっているケースもあります。

まとめ

ガスだまりは、食べ物と一緒に空気を飲み込んでしまったりストレスがたまったりすることで起こるものです。ガスの排出を促す消泡剤や腸内環境を整える整腸剤などを使用すると、症状が楽になるでしょう。

市販薬を1~2週間使用してもガスの症状が改善しない場合は、医療機関を受診するようにしてください。病院では市販薬にはない薬の扱いも多いため、受診することで自分に合った治療が見つかるでしょう。

ファミリードクターでは広島の子育て・健康などに関わるイベントやお店など様々な情報を発信しています。この度もっと、多くの有益な情報を発信したい、盛り上げて行きたいと思い、ともに広島の情報を発信してくださる方を募集しています。

●依頼内容

・20代〜40代女性向け
・医療・健康・運動・予防などをテーマとする
・「ファミリードクター」専用のオリジナル原稿
 (画像については別途条件あり)

●報酬

・要相談(報酬の値上げ検討あり)

●応募条件

・広島県の各市に在住している方
・コピーやリライトではなく自身の文章で書ける人
・調べて書いたり、文章を書くのが好きな人
・PCで作業ができる ※スマートフォン・タブレット不可
・長期で活躍や実績を作りたい人

●応募方法

記入事項を確認いただき下記宛先までメールにてご応募ください。
ご応募いただいた方には、こちらからご連絡差し上げます。

【宛先】
ファミリードクター事業部
info@family-dr.jp

●記入事項

・お名前
・年齢
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・過去の実績(お持ちの方)

 コラムニスト紹介

薬剤師ライター  岡本 妃香里 


薬剤師としてドラッグストアで働いていくなかで「このままではいけない」と日に日に強く思うようになっていきました。なぜなら「市販薬を正しく選べている方があまりに少なすぎる」と感じたからです。

「本当はもっと適した薬があるのに…」
「合う薬を選べれば、症状はきっと楽になるはずなのに…」

こんなことを思わずにはいられないくらい、CMやパッケージの印象だけで薬を選ばれている方がほとんどでした。

市販薬を買いに来られる方のなかには「病院に行くのが気まずいから市販薬で済ませたい」と思われている方もいるでしょう。かつての私もそうでした。親にも誰にも知られたくないから市販薬に頼る。でもどれを買ったらいいかわからない。

そんな方たちの助けになりたいと思い、WEBで情報を発信するようになりました。この症状にはどの市販薬がいいのか、どんな症状があったら病院に行くべきなのか、記事を通して少しでも参考にしていただけたら幸いです。

【経歴・資格・所属学会】
薬学部薬学科を卒業後、大手ドラッグストアで薬剤師として勤務。調剤やOTC医薬品を担当する。2018年にフリーランスとして独立し、現在は育児をしながら執筆業に専念。医薬品や健康食品、サプリメントから美容系まで、暮らしを健康にする情報を発信している。化粧品検定1級、スポーツファーマシストの資格も取得。

column/button_type2_b

 ランダム記事

column/btn_column_page
トップ