広島の頼れる病院・クリニック、ドクターを探すならファミリードクター |
病院・クリニック 3,945件掲載中! (2022年06月27日現在)

赤ちゃん安心&大人もつらくない抱っこの仕方は?

2022/06/06

初めての赤ちゃんを育てているママ・パパは、生まれたばかりのときは抱っこするにもおそるおそる…だったのではないでしょうか?

少し抱っこに慣れてきたと思ったら、今度は「抱っこばかりで抱き癖がつくのでは?」「抱っこでないと寝ない」「ずっと抱っこしていて腕や腰が痛い」などで悩まされている人もいるかもしれません。

そこで今回は、赤ちゃんが安心する抱っこの仕方や体が痛くならないコツなどを紹介します。

ひさしぶりに赤ちゃんを抱くじいじ・ばあば世代の皆さんや、「上の子はこんなに泣かなかったのに…」と戸惑っている2人目・3人目のママパパも参考にしてみて下さいね。

赤ちゃんの抱っこのコツ

おもに新生児期にする「横抱き」は、赤ちゃんの頭と首を大人の利き手で下から支えながら抱き上げ、そっと反対のひじの内側に頭、手のひらにおしりを乗せてあおむけに抱っこします。

このとき、手のひらをできるだけ開いて赤ちゃんのおしりを包むようにすると安定しますし、赤ちゃんにとっても安心感がありますね。

また、新生児期はあまり人見知りはありませんが、離れて暮らす祖父母などいつもと違う人以外が抱っこする時は、「○○ちゃん」「抱っこするね」などと優しく話かけてから抱き上げるほうが赤ちゃんも安心です。

母乳育児中のママが抱っこするときには、授乳時と似た位置や角度で抱っこするとおっぱいがもらえると勘違いして、期待が叶わず泣いてしまう可能性もありますので、少し胸から赤ちゃんの顔を離してあげるとよいですね。

抱っこでないと寝ない子…抱き癖がつく?

赤ちゃんの気質や体質にはそれぞれ個性があり、すんなり眠りにつく子もいれば、なかなか寝付かない子もいます。

お昼寝や夜中の授乳後、夜泣きしたときなど、いつも抱っこでユラユラしないと寝ない…と困っている人もいるのではないでしょうか。

また、おむつを替えてお腹も減っていないはずなのに泣きやまないので仕方なく抱っこするとピタッと泣きやむような場合、「これって抱き癖?」と心配になってしまうかもしれませんね。

しかし、過去によく言われた「抱き癖がつくからむやみに抱っこしてはダメ」は、大人の手が取られてしまい家事や他の子の育児が進まない……という理由もあったのではないかと言われています。

現在は、赤ちゃんの時期に大人を呼ぶとやさしく答えてもらえる体験を繰り返すことで、赤ちゃんの情緒が安定し、成長してからも人との信頼関係を作りやすいと考えられているため、可能であれば迷わず抱っこしてあげて構いません。

抱っこでの寝かしつけからお布団に切り替えたいときは、すぐに1人で寝られる子は少ないので、最初は泣いてしまうかもしれませんが、時間をかけて何度も練習していくと、すこしずつ抱っこでなくても眠れる日が増えていくでしょう。

参考

抱っこばかりで腰痛や腱鞘炎になりそう

赤ちゃん時代にはたくさん抱っこしてあげてもよいとはいえ、抱っこするママやパパには身体的負担もかかります。

同じ姿勢が続いたり、特定の箇所をよく使ったりすると負担が大きくなるので、次のような工夫で負担の軽減を図っていきましょう。

  • 横抱きと縦抱き、左右など、時々向きを変えて抱っこする
  • 抱っこひも(おんぶひも)やスリングなどを利用する
  • 壁にもたれかかったり、椅子に座って抱っこする
  • 沐浴時にはバスネットなどで赤ちゃんの身体を支え、手首の負担を軽減する
  • 抱っこのあとでストレッチやマッサージを行う
  • 大人が複数いるときは交代で抱っこする

また、「ちょっと手首や腰の調子がおかしいな」と感じたら、赤ちゃんの安全を確保した上で、少し離れて身体を休ませるのもよい方法です。

無理して限界を超えてしまうと数日間まったく抱っこできないような状況になる可能性もあるので、そうなる前にあえて休むのは長い目で見ると赤ちゃんのためでもあります。

おわりに

抱っこは本来、赤ちゃんとの大切なスキンシップやコミュニケーションの時間。

現実には単なる移動手段になっていたり、泣く子をなだめながら家事をこなすために仕方なく抱っこしている……という状況も多いと思いますが、抱き上げた時にはできるだけ目を見て笑いかけ、愛情を伝えてあげたいですね。

 コラムニスト紹介

認定子育てアドバイザー/育児教育ライター  高谷みえこ 


私が結婚・出産を経験したのは今から20年前の2000年。当時は今のようにインターネットやSNSが発達しておらず、育児書以外での情報源は雑誌くらいという限られたものでした。

娘たちが小さい頃はいわゆる「ワンオペ育児(核家族で平日は母親が1人で家事や育児を担うこと)」で、娘たちには喘息やアレルギーなどの持病もあり、当時は本当に毎日大変でした。

親にとって、妊娠~出産から赤ちゃんのお世話や成長発達・幼児の「イヤイヤ期」やトイレトレーニング・園や学校でのトラブル・ママ友付き合いまで、育児の悩みや苦労はその時々で大変大きなものだと思います。

しかし、せっかく工夫してその時期を乗り越えても、子どもの成長ステージにつれ受験や教育費など次々と新しい課題が現れ、過去の悩みは記憶の隅に追いやられがち。次の世代に伝えていく機会はなかなか得られません。

まさに今、かつての自分のように悩んでいるママ・パパがいたなら、自分の経験と知識から少しでも役に立ちたい…という思いから、お役立ち情報や先輩たちの体験談をもとにした解決のヒントなどを、WEBメディアでライターとして発信するようになりました。

より的確で悩みに寄り添ったアドバイスができるよう、NPO法人日本子育てアドバイザー協会の「認定子育てアドバイザー」資格も取得。発達心理学や医学・行政支援などに関する幅広い知識を身につけています。

現在は、育児教育ライターとして子育て情報やコラムを年間100本以上連載中。

かつての自分のように子育てで悩むママやパパへ、正しい知識に基づき心がふわっと軽くなるようなあたたかみのある記事をお届けしていきたいと思います。

【経歴・資格・所属学会】
英文科大学卒業後、大手旅行代理店で企画・海外旅行添乗などを担当。
結婚・出産で退職後、フリーランスライターとして活動開始。
育児のかたわら、ライターと兼業で幅広い業界で働く。
2018年に独立。出版社育児メディアやライフスタイルメディアを中心に連載を多数持ち、育児ポータルサイト悩み相談コーナーの回答も担当。
NPO法人日本子育てアドバイザー協会「認定子育てアドバイザー」。

 ランダム記事

column/btn_column_page
トップ