広島市西区の内科・循環器内科・心療内科・精神科 よこがわ駅前クリニック


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総合TOP > Pick Up! ドクター > 下原 篤司院長

よこがわ駅前クリニックは、「安心、安全、真心」をモットーにして地域の医療・保健・福祉サービスのお手伝いができるように、身体とこころの両方の相談を受けることができるように、職員全員一丸となって日々研鑚しております。

“良くある質問”に下原篤司院長がお答えします

  • 時々、胸が痛みます。胸痛は、日常診療でよく聞く訴えのひとつです。実際には、圧迫感や息苦しさなどを伴っていて、正確に表現できないことが多いようです。胸痛の原因には、急性心筋梗塞や解離性動脈瘤などの重篤な病気もあり、迅速で正確な診断が必要な場合があります。大きく分けると、心電図検査で異常がある場合とない場合に分けられます。異常があった場合は、急性心筋梗塞・狭心症・心膜炎・肺梗塞などが考えられます。異常がなかった場合には、解離性大動脈瘤・自然気胸・胸膜炎・弁膜症・皮膚、骨、筋肉、神経・消化器系などが考えられます。急性心筋梗塞の早い時期には心電図変化が判りにくいこともあります。こんなときには、心臓超音波検査で早期発見・診断が出来ることがあります。胸痛は、短時間であっても注意が必要な症状です。当院では、心臓超音波検査をはじめ精密検査(運動負荷心電図検査、長時間心電図検査、脈波検査)を実施し早期発見に取り組んでいます。
  • 胃潰瘍とピロリ菌は関係あるのですか?ピロリ菌は、胃炎・胃潰瘍・胃がんのリスクファクターと言われています。胃の中に入ったピロリ菌は、鞭毛を動かして粘液分泌細胞の表面に取り付いて粘液のなかの尿素からアンモニアを作り胃液を中和して胃酸から自分を守ります。一方でアンモニアが粘液分泌細胞を傷害します。ピロリ菌が増殖すると、分泌される酵素や毒素によって粘液分泌細胞に炎症が起こり、好中球(白血球の1つ)が集まって活性酸素が出てきて、さらに粘液分泌細胞を傷害します。傷ついた粘液分泌細胞に胃液による攻撃が加わり、胃炎・胃潰瘍が発生します。ピロリ菌の感染診断は除菌治療を前提に行います。呼気ガス検査・血液検査・便検査・胃カメラ検査で診断します。除菌治療には3種類の薬を一週間のんでいただきます。そして4週間後に再検査して除菌を確認します。まず最初に、胃カメラ検査などで診断をしてからでないと医療保険が使えません。当院では、毎週金曜日に、胃カメラ検査を行い早期発見に取り組んでいます。
  • タバコをやめたいのですが。喫煙するとがんによる死亡率が高くります。タバコを吸わない人のがんによる死亡率を1とした場合、男性では喉頭がんが32.5倍、肺がんは4.45倍に。女性でも喉頭がんで3.29倍、肺がんは2.34倍です。逆に、禁煙して10年経つと、タバコを1本も吸ったことがない人の1.4倍までリスクが減少します。喫煙はがんばかりでなく、肺気腫や慢性気管支炎、ぜんそくといった呼吸器疾患、高血圧、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞や脳出血などのリスクを高めます。体にけっして良くないことは十分わかっているのに、なぜ喫煙をやめられないのでしょうか。タバコをやめたくともやめられないのは意志の弱さではなく、ニコチン依存(身体的依存)と習慣(心理的依存)が影響しているのです。「吸い始めの頃に比べて本数が増えた」「タバコを吸わないとイライラしたり、不安感が強くなったり、不快感が強くなったりする」などの状態は、ニコチン依存の現れといえます。ニコチン依存とは、血液中に一定のニコチン濃度がないと心や体が通常の状態に保てないことをいい、薬物依存の一種といえます。逆に考えれば、適切な方法でニコチン依存を断てれば、禁煙は成功するともいえます。当院では、禁煙外来で皆さんを応援します。
  • 物忘れと認知症は違うのですか?ある程度年をとると年齢相応のもの忘れが出てきます。「人の名前が思い出せない」「物をどこに置いたかわからなくなった」。心当たりはありませんか?この年齢相応のもの忘れは、ヒントがあると思い出せることが多いものです。進行・悪化することもありません。日常生活で問題になることは全くないのですが、大変気にしてしまいます。一方、認知症によるもの忘れは、ヒントがあっても思い出せません。徐々に進行していきます。新しいことも覚えられなくなり、日時も混乱してきます。だんだん、日常生活に支障が出てきます。そして、困ったことに自分では気がついていません。多くの場合、家族の方が、「最近、同じことをよく聞く」「最近、よく探し物をしている」「最近、怒りっぽくなった」などに気がついて相談されることが多いようです。認知症によるもの忘れは、早期に発見すれば適切な治療を行って進行を遅らせることができます。治療を始める前に、心理検査・血液尿検査・画像検査(CT、MRI、SPECT、PET)を受けて、もの忘れの程度・基礎疾患の有無・認知症の原因を調べておくことが重要です。お薬が始まったら、御家族の協力も大事になります。基本的には、本人さんの不安や心身のストレスの原因を取り除き、生活環境を改善することが大切です。バランスのとれた食生活・適度な運動が基本です。また、趣味などの脳への適度な刺激も効果的です。最後に、いちばん大事なことは、叱ったり怒ったりしないことです。話を聞いて、症状に合わせた対応をしましょう。当院には、重度認知症デイケアを併設して本人さんのケアとご家族の支援に努力しています。



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