多くの人が、あまり行きたくない気持ちを奮い起こして来院してくださるので、緊張感のある雰囲気を避けて、『また行きたい』と思ってもらえる場所にしていきたいです
出身は福山市。3人姉妹の末っ子として生まれ育ちました。何か手に職を付けられる仕事を目指そうと、医療系の進路を考えました。幼少期に虫歯の治療で通っていた歯科の先生が男性で、とても優しい穏やかな先生でしたが、「歯医者の先生が女の先生だったらいいのになぁ」という思いが強く、歯医者さんになろう!と決意し歯学部に進みました。
研修医になってからは患者さんと接する臨床現場が楽しくて、また歯型や矯正装置づくりに取り組んで、自分は細かい作業が好きだということに遅ればせながら気付きました(笑)。
福岡の大学で6年間学んだ後、広島に帰ってきて呉市の開業医の先生の元で3年間診療しました。一般歯科以外にも訪問歯科や口腔外科、インプラントなど幅広く行っている先生で、「最初の3年間はとにかく広く仕事を覚えて、9割のことは何でもできるようになりなさい。残り1割はその中から何か自分で専門を決めてそれを極めなさい」とおっしゃってくださいました。その言葉通りがむしゃらに仕事をし、訪問歯科もやりたいと思い仕事が終わった後夜間の自動車学校に通って運転免許も取得しました。
その後は東広島で7年間勤務医として勤めました。仏様のような優しい先生の元で、一般歯科の経験を重ねながら、スタッフや患者様への接し方などもたくさん学ばせていただきました。
そうしてとにかく一人前になるために10年間走り続け、「開業しよう」と決意しました。
道路面の壁を大きく活用した外観。グリーンに彩られた看板が印象的
木の梁を活かして、待合スペースの壁も木でデザイン
秘密基地のようなキッズスペースはお子様に大人気。
小窓から親御さんの視線も通ります
一般歯科がメインですが、小児歯科、口腔外科、マウスピース矯正、ホワイトニングなどの審美歯科も対応しています。段原という地域もあり、お子様のいるご家族の患者様が多いです。新型コロナウイルスが流行し始めたパンデミック真っ最中に開業するタイミングとなりましたが、今では、虫歯や歯周病の治療、定期健診、ホワイトニングなど、様々なニーズの患者様に来院していただいています。
スタッフも女性のみなので、相談しやすいと感じられる患者様も多いようです。
「痛かったら手を挙げてください」と言われても、なかなか手を挙げづらいと思うので、当院ではなるべく患者さんの表情から痛みを読み取れるようにタオルで顔を覆わないようにしています。また今何をされているかわからないと恐怖を感じてしまうので、大きなミラー付きの照明を採用しました。目の前の鏡で今のご自身の歯の状態や、どんな治療が行われているかを確認していただけます。
それから、なるべく居心地良く過ごしていただけるように治療台の椅子の座り心地にもこだわりました。ふかふかしてとても気持ちいいので、ぜひ座ってみてほしいと思います(笑)。
治療室も木のぬくもりを感じる空間。
キッズスペースが隣接しているチェアもあり保護者の方も安心
大きなミラー付きで、口の中の状態や治療の様子も確認できます
患者様一人一人に、わかりやすく丁寧な説明と治療を、また、なるべく痛みのない治療を心掛けています。何でも相談できる環境づくりを目指していて、従来の歯科医院特有の、「怖い」「痛い」「何をされるかわからない」という不安を払拭できるよう、痛みや我慢など患者様の負担を少しでも減らせるよう工夫して治療を行っています。歯科治療が苦手だという方も、ぜひご相談ください。
「できるだけ痛みの少ない治療をするよう心がけています」と高橋先生
「痛くならないと歯医者には行かない」という方もいますが、大切なことは「痛くならないように痛くなる前からメンテナンスをすること」です。歯は失ってからでは遅いのです。歯を失って義歯になると食べる・噛む機能が3割になると言われています。身体の他の部位に置き換えて想像していただければわかりやすいと思うのですが、例えば義足が痛かったり合わなかったりすると前と同じように全力疾走することは難しくなります。
歯を失わないために3ヶ月から半年に1回は定期検診を受けてほしいことと、予防歯科の大切さを繰り返し伝えていきたいです。当院では、椅子に座ると目に入りやすい場所に予防歯科の大切さを伝えるポスターを掲示しておりますが、無料講習会など他にも何か広く伝える手段はないかと模索しているところです。
新型コロナウイルスの終息に伴い、今まで行けなかった旅行に行けるようになったことが嬉しいです。特にアジア旅行が好きで、これまでにタイ、マレーシア、台湾などに旅行に行きました。海外旅行の楽しみの一つに現地のグルメを味わうことがあげられますが、アジア料理は日本人の口に合う味付けが多くグルメを堪能できること、また、市場や屋台などで感じられる独特の空気感や人々の熱気が感じられる点もアジア旅行が好きな理由の一つです。
またDIYも好きで、実は院内にもあちこちに自分で塗装したり、造ったりした物があります。ホームセンターに行って材料を選び、色調やデザインやサイズがぴったり合ったものが完成すると、すごくスッキリして気分のリフレッシュにつながります。
段原クレドデンタルクリニック院長の高橋由佳と申します。
2020年4月に南区段原山崎にて開院致しました。
歯科医院というと、痛みのイメージから不安を持つ方も多いと思います。
痛い、歯が欠けた、食事が取りにくい・・・
でも歯医者に行くのは怖い・・・
歯医者に通ってもどうなるかわからない、何をされるかわからない・・・
と不安な思いをしていませんか?
よくわからないということから不安や恐怖心は生まれてきます。
だからこそ、当院では、
・患者さんの要望をしっかり聞くこと
・治療内容をしっかり説明すること
・そしてその患者さんにあった治療の提案と提供をすること
を心がけています。
患者様の希望を聞き、きちんと検査をして、現状を十分説明し、患者様と一緒に、治療の方針を決めていくようにしています。
また、治療の際は極力、痛みがないように注意を払って行っておりますので、不安や、恐怖心が強いなど治療に関する不安や要望があれば遠慮なくおっしゃってください。
どんな相談でもしていただけるような、明るく優しい医院にしていきたいと思っています。宜しくお願い致します。