皮膚のトラブルを減らして、より幸せに!
まずは医師になろうと思われた経緯をお聞かせください。
幼少時よりアトピー性皮膚炎があり、現在ほど有名な病気でもなく、治療も不十分であったため、痒くて眠れない、プールなどの遊びができないといった普通の日常生活を送れない状態で、友達の多くが野球選手を夢見る小学生の頃には医者になることを考えていました。その後もアトピー性皮膚炎も上手くコントロールされず、他の職業が頭をよぎることなく、地元の広島大学の医学部に進み、迷うこともなく皮膚科医となりました。
開業にこの街を選んだ理由は何でしょうか。
中学、高校、大学時代を過ごし、勤務医時代に広島大学病院、県立広島病院で働いて慣れ親しんだ土地であったこと、勤務医時代は忙しく、時間に追われ、焦ってしまう性格のため、ゆっくりと穏やかな診察が出来なかったため、周りに皮膚科の病院が多いこの場所なら、あまり忙しくならず、焦ることなくゆっくりと穏やかな診察が出来るものと考えてこの土地を選びました。 (現在は有難い事ですが、患者さんが多い日もあり、カルテが積み重なると焦った診療となってしまい、反省していますが、、、。)
先生が診療の際に心掛けていることはなんですか。
同じ病名であっても、一人ひとりの患者さんで生活環境や治療など多くの事が異なるため、画一的にならずに、それぞれの患者さんにとって可能な治療、生活指導などを行うことです。 それと最新で最良の医療知識を持ち続けて、当院では行えないことでも、大学病院などに紹介して患者さんに提供することです。
最後に読者のみなさまへメッセージをお願いします。
皮膚の疾患は痒み、痛みなどの辛さだけでなく、他人に見えることもストレスとなります。 古谷皮ふ科に「通院して頂ける患者様」が、少しでも健康な皮膚に戻し、少しでも日々の生活の支障が少なくなるように、お手伝いできれば幸いです。