幼少の頃より医師であった祖父・父の背中を間近にみて育ちました。祖父・父は外科医として外傷などの傷の手当から腹部手術まで、こなしておりました。当初は祖父や父に憧れ外科医を目指しておりましたが、世の状況が、急性期治療全盛の時代から、慢性疾患の予防・管理、それによる重症化予防へと重点が変化していきました。将来、より地域に密着した医師となるためには、慢性疾患の予防・管理のできるようになる必要性を感じ、大学卒業後に、広島大学旧第1内科に入局いたしました。
昭和23年より祖父の代からこの街で開業しております。私自身のこの街で生まれ育ちました。多くの知人・友人がいるこの街に少しでも貢献できるよう、平成17年末、前院長である父が病気で倒れた時に、前任地の病院を辞し、この街に戻ってまいりました。また院長交代を機に、谷外科からたにクリニックと名称変更し、地域をベッドと見立て、在宅医療支援診療所として往診・訪問診療を行っております。
開業していると急性期疾患から慢性期疾患、子供からお年寄りまでさまざまな方が来られます。病気の治療ももちろん大切ですが、病気のみを見るのではなく、その方の患者背景にも気を配る必要があります。病気以外のことでも気軽に相談できるパートナーとしてかかわっていけるように心がけています。また検査におきましては胃癌などの早期発見・早期治療をモットーに苦痛の少ない内視鏡検査を心がけております。
父の跡を継ぎ10年経ちました。開業当初、小学生だった方が社会人となり受診されると10年という月日の長さを感じます。今後も10年20年と地域の方により沿ったクリニックであれるように、努めていきたいと考えております。専門は内科・消化器内科ですが地域のかかりつけ医として、これからもよろしくお願いいたします。
広島市安芸区船越にある「たにクリニック」を、父の跡を継いで10年が経ちました。
開業当初、小学生だった方が社会人となり受診されると10年という月日の長さを感じます。
今後も10年20年と地域の方により沿ったクリニックであれるように、努めていきたいと考えております。
専門は内科・消化器内科ですが地域のかかりつけ医として「たにクリニック」を、これからもよろしくお願いいたします。