2026/01/30

友人や親戚の出産祝いを贈る際に添えるお祝いのメッセージ。お子様のいるママやパパは過去にお祝いしてもらった経験があるから簡単かと思いきや、いざ自分が書くとなると意外と難しい…という人も少なくありません。

そこで、出産祝いメッセージのおすすめの書き方を紹介します。お礼のメッセージ例もあるのでぜひ参考にして下さいね。

お祝いメッセージの基本マナーと注意点

お祝いのメッセージは、出産祝いに添えるカードや手紙で伝える比較的フォーマルなものと、親しい友人などからメッセージアプリに届いた「生まれたよ!」の報告に「おめでとう!」と送るカジュアルなものがあります。

いずれの場合も、出産後のママは身体の回復と赤ちゃんのお世話が最優先なので、できるだけ短く簡潔に次の3つの言葉を伝えるのがおすすめ。

  • 「おめでとう」というお祝いの言葉
  • 「まずはゆっくり休んでね」など、産後の体をいたわり母子の健康を願う言葉
  • 「落ち着いたらぜひ会いたいです」「すくすくと育ちますように」など、今後の関係や幸せを願う言葉

一方、産後のママはホルモンバランスの変化などで心身ともにデリケートな状態です。安心して育児に向き合えるよう、以下のような言葉は避けましょう。

  • 「苦労」「不安」「病気」「流れる」など縁起が悪いとされる言葉
  • 「育児がんばって」「早く顔を見たい」など、プレッシャーを与える言葉

【友達・親戚・職場】相手別の出産祝いメッセージ例文

それでは実際に、相手との関係性に合わせたメッセージの例文をご紹介します。そのまま使うのはもちろん、相手とのエピソードを少し書き加えてアレンジするのもおすすめです。

友達に贈る出産祝いのお礼メッセージ例

〇〇ちゃん、出産おめでとう!
母子ともに元気だと聞いて安心しました。
〇〇ちゃん似の可愛い赤ちゃんなんだろうなぁと想像しています。
慣れないことばかりで大変だと思うけど、無理せず体を大切にしてね。
落ち着いたら、赤ちゃんの顔を見に行かせてね。会えるのを楽しみにしています。

ポイントは、「今すぐ」ではなく「落ち着いたら」赤ちゃんの顔を見にいかせてね...という部分です。

また、メッセージアプリやメールなどでまずはひとことお祝い…という場合も、以下のように「返信不要です」と付け加えることで、産後まもないママの負担を減らすことができます。

出産おめでとう!本当にお疲れ様でした。
赤ちゃんとの新しい生活、楽しんでね。
困ったことがあったらいつでも連絡して!
返信は不要なので、今はゆっくり休んでね。

職場の人へは基本的にはていねいな文体を心がけるとともに、「今は仕事のことは気にせず、育児に専念してほしい」というメッセージを含めると、安心して休暇を過ごしてもらえます。

以下に、上司や先輩向けのメッセージと、同僚や後輩向けのメッセージ文例を紹介します。

ご出産、誠におめでとうございます。
母子ともに健康とうかがい、部下一同安堵しております。
お仕事のことは私たちがしっかりカバーいたしますので、どうぞ気兼ねなく育児と休養に専念なさってください。
〇〇さんと赤ちゃんにお会いできる日を楽しみにしております。
〇〇さん、出産おめでとう!
赤ちゃんの誕生、自分のことのように嬉しいです。
仕事のことは気にせず、今は可愛い赤ちゃんとの時間を大切にしてね。
復帰してまた一緒に働ける日を楽しみに待っています。
季節の変わり目なので、体調には気をつけて。

出産祝いのお礼メッセージはどう書けばいい?

最後に、出産祝いやお祝いのメッセージをいただいたときのお礼の例文についても紹介します。

産後のあわただしい時期には、長いお礼を書く必要はありません。感謝の言葉に加えて、赤ちゃんの名前(読み方)や様子、いただいた品物の感想などをひとこと添えるとさらに喜ばれます。

親戚や仲人さん・職場の上司など目上の方へは、以下のような形式を重んじた文章が安心です。

拝啓

〇〇の候、皆様におかれましてはご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度は過分なお祝いをいただき、誠にありがとうございました。
長男(長女)は「〇〇(ふりがな)」と命名いたしました。おかげさまで体重も増え、すくすくと成長しております。
未熟な親ではございますが、今後とも親子共々ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
本来であれば拝眉の上お礼申し上げるべきところ、略儀ながら書中をもちましてお礼申し上げます。

敬具

職場一同からお祝いをいただいた場合などは、丁寧かつ復帰に向けたひとことを内祝いに添えましょう。

先日は温かいお祝いをいただき、ありがとうございました。
おかげさまで母子ともに元気に過ごしております。
いただいた〇〇は、大切に使わせていただきます。
職場復帰してまた皆さんと働ける日を楽しみにしています。

友人には、育児に奮闘している様子を等身大で伝えれば「元気にがんばってるんだな」と安心してくれそうですね。

この度は素敵なお祝いをありがとう!
いただいた〇〇、めちゃくちゃかわいくて早速愛用しています。
娘は「〇〇(ふりがな)」と名付けました。
慣れない育児に奮闘中ですが、いただいたお祝いで元気が出ました。
落ち着いたらぜひ遊びに来てね!

おわりに

赤ちゃんの誕生という本当におめでたい出来事には、ぜひ心から祝福のメッセージを贈りたいですね。

最低限のマナーを守る必要はありますが、あまり上手下手を気にしすぎず、お祝いと相手を気遣う気持ちを大切にすてきなメッセージを送って下さいね。

コラムニスト

認定子育てアドバイザー/育児教育ライター  高谷みえこ 

私が結婚・出産を経験したのは今から20年前の2000年。当時は今のようにインターネットやSNSが発達しておらず、育児書以外での情報源は雑誌くらいという限られたものでした。

娘たちが小さい頃はいわゆる「ワンオペ育児(核家族で平日は母親が1人で家事や育児を担うこと)」で、娘たちには喘息やアレルギーなどの持病もあり、当時は本当に毎日大変でした。

親にとって、妊娠~出産から赤ちゃんのお世話や成長発達・幼児の「イヤイヤ期」やトイレトレーニング・園や学校でのトラブル・ママ友付き合いまで、育児の悩みや苦労はその時々で大変大きなものだと思います。

しかし、せっかく工夫してその時期を乗り越えても、子どもの成長ステージにつれ受験や教育費など次々と新しい課題が現れ、過去の悩みは記憶の隅に追いやられがち。次の世代に伝えていく機会はなかなか得られません。

まさに今、かつての自分のように悩んでいるママ・パパがいたなら、自分の経験と知識から少しでも役に立ちたい…という思いから、お役立ち情報や先輩たちの体験談をもとにした解決のヒントなどを、WEBメディアでライターとして発信するようになりました。

より的確で悩みに寄り添ったアドバイスができるよう、NPO法人日本子育てアドバイザー協会の「認定子育てアドバイザー」資格も取得。発達心理学や医学・行政支援などに関する幅広い知識を身につけています。

現在は、育児教育ライターとして子育て情報やコラムを年間100本以上連載中。

かつての自分のように子育てで悩むママやパパへ、正しい知識に基づき心がふわっと軽くなるようなあたたかみのある記事をお届けしていきたいと思います。

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