まず、しっかり食べて、しっかり寝て規則正しい生活を取り戻しましょう。|広島の健康・子育て情報|ファミリードクター

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まず、しっかり食べて、しっかり寝て規則正しい生活を取り戻しましょう。

まず、しっかり食べて、しっかり寝て規則正しい生活を取り戻しましょう。

2025.10.07

秋の植物が花をつけています。彼岸花、くずの花、イヌタデ(赤まんま)等々。自然界では着実に秋の準備がなされています。私たちも夏の疲れを取って、秋の準備をしましょう。秋はおいしいものがたくさんあります。どうも今一つしんどくてと言う方も、まず、しっかり食べて、しっかり寝て規則正しい生活を取り戻しましょう。

(材料は特記がない限り2人分です)
(使用しているめんつゆは2倍濃縮のものです)
(電子レンジは特記がない場合は600wです)

前回:『酷暑』と言う言葉がぴったりと思っていたら、『猛暑』だとか。何とか食べ力で頑張りましょう!

POINT

  • 下処理に電子レンジを使用し、ご馳走づくりを簡単にしました。
  • 食材は手に入る季節感のあるものを使います。(代用できる食材を明記)
  • 調味料も手に入るもので簡単に、また代用できるものを記載しました。
  • レシピを単純にして、省略できる工程と省略しないほうが良い工程を明記しました。

画像をタップするとレシピに移動します。

月曜日の献立

冬瓜と豚肉の炒め煮

大きな冬瓜を頂いたので、鍋一杯になるほど作りました。味のない冬瓜も炒めてから煮るとコクが出ておいしい煮物になります。

  • 冬瓜 500g
  • 豚バラ角煮用 150g
  • サラダ油 大さじ1
  • ショウガ薄切り ひとかけ分
  • 水 カップ3
  • 調味料:酒カップ1/4、めんつゆ大さじ3、鶏がらスープの素小さじ2、(仕上げに好みで塩・コショウ少々)
  1. 冬瓜は種を取って皮をむいて、ひと口大に切り分けます。豚バラ肉は冬瓜より少し小さめに切ります。
  2. 鍋にサラダ油を熱して、中火の弱でショウガと豚肉を炒め、豚肉の色が変わってきたら冬瓜を加えて炒め合わせます。
  3. 全体に油が回ったら、水カップ3(冬瓜が浸かる量)と調味料を加えて中火で煮立て、煮立ったら火を弱めて冬瓜が軟らかくなるまで煮ます。
  4. スープの多い薄味の煮物にするか濃い煮物にするか、好みで水や調味料を加減してください。

冬瓜は素材を活かして彩良く薄味に仕立てる場合は、皮も薄くむいて翡翠色を残します。反対にこってりとした煮物にする場合はしっかりと皮をむきます。

かぼちゃとツナのコロッケ

冬瓜の煮物を煮ている間に、電子レンジを使って手早く仕上げてしまいます。かぼちゃとツナを丸めて衣をつけて油で揚げるだけです。

  • かぼちゃ 1/4個(400g位)
  • ツナ缶詰め 1/2
  • 調味料:塩・コショウ少々、好みでタイム少々
  • 衣用:小麦粉・パン粉・卵各適量
  • 揚げ油 適宜
  • 付け合わせ:トマト 1個
  1. かぼちゃは種を取って、丸ごとラップをして4~5分電子レンジにかけます。皮の下が硬い場合があるので、皮を取って、耐熱容器に入れて軽くラップをして1~2分電子レンジにかけます。
  2. 1.のかぼちゃをマッシャーで潰して(マッシャーがなければスプーンなどで)粗熱を取ります。
  3. かぼちゃの中に汁気を切ったツナを加えて塩・コショウで味をつけ、ピンポン玉より少し小さめに丸めます。
  4. 丸めたかぼちゃに、小麦粉、卵液、パン粉の順に衣をつけて中温の油(170℃~180℃)で揚げます。
  5. かぼちゃもツナも火が通っているので、衣に色がついてきたら出来上がりです。
  6. トマトを添えて盛り付けます。

かぼちゃは皮が硬くて、切るのも皮をむくのも大変です。こんな時こそ電子レンジを使いましょう。100g当たり1分強を目安に加熱してください。茹でると水っぽくなりますので、電子レンジの方が甘いかぼちゃに仕上げられます。

小松菜のからし和え

まだ野菜が出そろっていません。小松菜の旬は12月~3月ですが、いろいろな品種がありますので一年を通して頼りになる緑黄色野菜です。

  • 小松菜 1/3把
  • 調味料:めんつゆ小さじ1、練がらし少々
  1. 小松菜は洗って水気が付いたままラップをし、100gで1分程度を目安に電子レンジで加熱します。加熱時間は様子を見ながら加減してください。
  2. 加熱した小松菜はラップごと冷水に放し、ラップを取って絞り3~4㎝に切りそろえます。
  3. 予めめんつゆとからしを混ぜておいて、小松菜を和え小鉢に盛り付けます。

電子レンジ加熱は、野菜を水に入れて茹でる場合と比べて、栄養成分や食材の味や風味が濃く残ります。食材の味が濃いと調味料も少なくて、減塩にもつながる気がします。

火曜日の献立

鮪のステーキ

まぐろを柵で買いましたので、肉と同じようにステーキにしてみました。少々高価になってしまいましたので、はまちや鯖で作ってみても良いと思います。

  • まぐろ切り身 200g位(厚めの切り身を2切れ)
  • ニンニク薄切り 1かけ分
  • オリーブ油 大さじ1/2
  • 調味料:酒大さじ2、減塩しょうゆ大さじ1、豆板醤小さじ1
  • 大葉 適宜
  • トマト 1個
  • 調味料:オリーブ油大さじ1、レモン汁小さじ1、塩・コショウ少々
  1. まぐろの切り身2切れは調味料に30分以上つけておきます。
  2. フライパンに油を熱して、中火の弱でニンニクを入れ香りを立たせたら、まぐろの切り身を入れて蓋をして、両面をこんがりと焼きます。(温度が高いと焦げつきます)
  3. トマトは皮が付いたまま、1㎝角に切ってオリーブ油とレモン、塩・コショウを混ぜておきます。
  4. 皿に大葉を敷き、まぐろをのせて3.のトマトソースをかけます。

使う油は、なければ普通のサラダ油でも良いのですが、たまたまトリュフ入りのオリーブ油を使ったら焼いた魚の切り身がフランス料理のような仕上がりになりました。油はそれぞれ特有の脂肪酸組成を持っていますが、どれも1g当たり9㌔カロリーです。高価な油も酸化しないうちに上手に使い切った方が良いと思いました。

白菜と油揚げの煮物

暑かった夏のせいか、冬の野菜である白菜はまだまだ店頭では少ないようです。軟らかくて繊維が少ないのですぐに煮えます。旬になったら丸ごと買って、外側の葉っぱから順に使っていきたいです。

  • 白菜 1/6株
  • 油あげ 1/2枚
  • 調味料:酒大さじ2、めんつゆ大さじ2と1/2、砂糖小さじ1
  1. 白菜は芯の白い部分と、葉っぱの部分を別々にしてざく切りにすると食べやすくなります。
  2. 油あげは熱湯をかけて油抜きをし、1㎝幅で、3㎝位の長さに切ります。
  3. 鍋に白菜と油揚げを入れて、調味料を加えてカップ1の水を入れたら弱火で蓋をして蒸し煮にします。
  4. 全体がくったりしてきたら、全体を混ぜて中火で汁気を飛ばしてから火を止め、冷まして味をなじませます。

白菜は薄くやわらかな葉先と、硬い芯の部分とでは火の通りが違うので切り方を変えた方が食べやすくなります。また、水分が多いので煮る際に水を入れ過ぎると、水っぽくなります。白菜自身の水分で蒸し煮にすると甘みのある煮物になります。

ほうれん草の白和え

『白和え』と言う料理名をあまり聞かなくなったように思います。和食の和え物がおおかたサラダに取って変わられたような気がします。豆腐の優しいあえ衣は野菜の旨味を引き立ててくれます。

  • ほうれん草 1/2把
  • 柿 1/4個
  • あえ衣:絹ごし豆腐100g、すりごま(白)大さじ1/2、砂糖小さじ1/2、めんつゆ小さじ1、塩少々
  1. 豆腐はペーパータオルに包んで、斜めにしたまな板に載せて水きりしておきます。
  2. ほうれん草は洗ってラップに包んで、100gで1分強加熱します。冷水に取って、3㎝位の長さに切りそろえます。
  3. 柿は皮をむいて3㎜厚さで2㎝角位に切っておきます。
  4. ボウルにつぶした豆腐と、その他の調味料を入れて泡立て器でかき混ぜてあえ衣を作ります。
  5. 4.の味をみて薄いようなら、ほうれん草に分量外のめんつゆを少々混ぜ合わせておきます。
  6. ほうれん草と柿を4.のあえ衣で和えます。

春や秋の野菜がおいしくなる季節に白和えを作ってみてください。春菊などもおいしい白和えができます。何を入れなくてはいけないというものでもありません。みそ味にしたり、ピーナツバターを豆腐と混ぜて、ミキサーにかけてもおいしいです。

水曜日の献立

なすとピーマンの味噌煮

今年のなすは少し皮が硬いように思います。クタクタの炒め煮にするとご飯がすすみそうです。

  • なす 3個
  • ピーマン 2個
  • 玉ねぎ 1/3個
  • 豚肉 70g
  • ごま油 大さじ1
  • 調味料:だし汁大さじ4(湯にコンソメ顆粒小さじ1を溶かす)、味噌・酒各大さじ1、砂糖小さじ2、しょう油小さじ1/2
  1. なすはヘタを取り、乱切りにして水につけておきます。ピーマンはヘタと種を取って乱切りにします。玉ねぎはピーマンと同じくらいの大きさに切ります。豚肉はひと口大に切っておきます。
  2. なすはカサがあるので、水を切ったものを2~3分電子レンジで過熱しておきます。
  3. フライパンか浅めの鍋にごま油を加熱して、豚肉をほぐしながら炒めます。次に、なす、玉ねぎと炒めて全体がしんなりしてきたら調味料を加えます。
  4. 全体に調味料がいきわたって、水けが飛んできたらピーマンを加えて少し混ぜ合わせて出来上がりです。

料理の作り方の説明で状態を、『しんなり』とか『サッと』とか、『ヒタヒタ』になどと言う言葉で説明することがあります。世代が違うと分からないのではないかしらと心配しながらもつい使ってしまいます。

鰹のサラダ

お刺身もとても高くて、家族分買うのは大変です。その点かつおのたたきは比較的安価なので、1人分買ってサラダ仕立てにしてみました。

  • かつおのたたき 1人分
  • 玉ねぎ 1/4個
  • きゅうり 6㎝
  • おろしショウガ 1かけ分
  • 調味料:ニンニクすりおろし1かけ分、減塩しょう油・サラダ油各大さじ1、すだちの酢1個分、コショウ少々
  • すだち 1個
  1. かつおは柵のままなら、5㎜幅に切って冷蔵庫に入れておきます。
  2. 玉ねぎは半分に切って、縦薄切りにして水にさらしておきます。きゅうりも細い千切りにするか野菜スライサーで細く切って冷水に放してぴんとさせます。
  3. 調味料を合わせておいて、食卓に出す直前にかつおと2.の野菜、調味料を合わせます。
  4. 酢が足りない人にすだちを添えます。すだちが手に入らない場合はレモンでも良いです。

『目には青葉山ほととぎす初鰹』という有名な句があり、かつおは初夏の季語です。しかし初夏のかつおはあっさり味で、まだ脂がのっていません。秋口になると脂がのっておいしくなります。

いんげんのごま和え

さやいんげんは6月~9月が旬で、いんげん豆ができる前の若いさやを食べるものです。幅の広いモロッコいんげんなども同じ仲間です。

  • 冷凍さやいんげん 120g
  • にんじん 3㎝
  • 調味料:めんつゆ小さじ1、すりごま大さじ1
  1. 生のいんげんの場合はヘタを切り落として半分くらいに切りそろえますが、冷凍の場合はヘタはありませんが長さがまちまちなので、電子レンジで加熱後4㎝位に切りそろえます。
  2. にんじんは皮をむいて、短冊に切って濡らしたペーパータオルで覆って、ラップをふんわりかけて1~2分電子レンジで加熱します。
  3. いんげんとにんじんの粗熱が取れたら、めんつゆとすりごまで和えて盛り付けます。

この時期には緑の野菜が案外ありません。新鮮な生のいんげんは意外に高くて使いにくいので、冷凍のものを使うことが多いです。緑黄色野菜に分類されていますので、野菜がない時に、和え物に限らず煮物や炒め物にと重宝します。

大学芋

秋ですねえ。おいしそうなさつま芋がお店に並んでいます。焼き芋も良いですが、大学芋はどうでしょうか?孫の喜ぶ顔を想像しながら作ってみました。

  • さつま芋 1本(200g~300g)
  • サラダ油 適宜
  • 調味料:砂糖大さじ1と1/2、しょう油小さじ1/2、水小さじ1、いりごま小さじ1
  1. さつま芋は皮の汚いところをむいて、乱切りにして水にさらします。
  2. 水けを拭いて、電子レンジで5~6分加熱します。
  3. 小さめなフライパンに油を1㎝ほど入れて、加熱したさつま芋を転がしながら表面をカリッと揚げます。
  4. 小鍋に調味料を弱火で熱して、ブクブク沸いてきたら3.のさつま芋を入れて絡めます。

揚げ油をたくさん使ってさつま芋を揚げるところから始めると、揚げ油の処理などてんぷらをするぐらい面倒です。そこで、電子レンジを使って簡単に作ってみました。

木曜日の献立

オープンオムレツ

具に味をつけて、薄焼き卵で1人分ずつ包むのは忙しい日には大変です。オープンオムレツなら、卵液と具材を混ぜてフライパンに流し入れるだけで簡単にできます。

  • 卵 3個
  • 牛乳 大さじ2
  • ショルダーベーコン 60g(ウィンナーソーセージなどでも良い)
  • じゃが芋 2個
  • 玉ねぎ 小1/2個
  • 調味料:塩・コショウ各少々
  • サラダ油 大さじ2
  • キャベツ 1/4個(適宜)
  1. じゃが芋は洗って皮をむき、3㎜位の厚さのいちょう切りにします。ざるに入れて水をくぐらせておきます。
  2. 玉ねぎは2~3㎝のくし形に切っておきます。

  3. フライパンに大さじ1の油を熱して、水けを拭いたじゃが芋を炒めます。じゃが芋が透き通った感じになってきたらベーコン、玉ねぎを入れて塩・コショウで味をつけます。玉ねぎが焦げないうちに火を止めて粗熱を取ります。

  4. 大きめのボウルに卵を割りほぐして、牛乳を混ぜておきます。この中に3.のじゃが芋やベーコンなどを入れて混ぜ合わせます。
  5. フライパンに油大さじ1を熱して、4.の卵と具材を混ぜたものを流し入れます。初めは中火の弱で焼き、少し固まってきたら蓋をして弱火で蒸し焼きにし、途中で蓋にオムレツを取って滑らせるようにして裏返し、両面を焼きます。
  6. キャベツをざく切りにして、レンジで加熱して添えます。味が薄いようなら、好みでケチャップなどを添えてください。

具材は冷蔵庫にあるものなら、挽肉のようなものでもシーフードでも良いと思います。トマトやピーマンなどでも良いでしょう。卵さえあれば主菜を作ることができます。

きのことイカの炒め物

酒の肴のような生干しのスルメイカを買ったので、食事用に応用してみました。きのこにイカの味が染みて驚くほどおいしくなりました。

  • きのこ 生しいたけやまいたけなど 適宜
  • 生干しのイカの甲の部分 1ぱい
  • サラダ油 小さじ1
  • 調味料:酒大さじ1、めんつゆ大さじ1/2
  1. きのこはイカに合わせて小さく切りすぎない、食べやすい大きさに切っておきます。
  2. イカは甲の部分を縦に切って、1~1.5㎝幅に切っておきます。
  3. フライパンに油を熱して、きのこを炒めてしんなりしてきたらイカを炒め、酒とめんつゆを回しかけて、チリチリしてきたら火を止めます。

昔はスルメイカが沢山獲れていたのか、もっと日常にあったので料理にも使われていました。するめのだしが出て、おいしいきんぴら風の煮物ができていたように思います。

味噌スープ

減塩食が必要な方が、『味噌汁なら良いでしょう?味噌は身体に良いのだから』と言われます。『具を沢山入れるから汁は多くないよ』と言われる方もあります。大さじ1杯の味噌で2.3g位の塩分があります。味噌汁は一般的に1.2g~1.6gの塩分を含むと言われています。

  • 牛乳 200㏄
  • 水 200㏄
  • 調味料:コンソメ顆粒小さじ1、味噌小さじ1と1/2
  • ねぎ 少々
  1. 鍋に水を入れ、コンソメ顆粒を加えて火にかけます。
  2. 水が沸騰してきたら牛乳を加えて、吹きこぼれないように弱火にします。
  3. ねぎを加えて火を止めます。

味噌汁だけなら良いですが、どうしても塩分のあるものを一緒に食べてしまいます。高血圧学会のガイドラインが新しくなり、できれば1日塩分を6g以下にと推奨しています。

金曜日の献立

チャーシュー麺

子供の頃、お正月に次々我が家を訪れる来客のために豚骨のラーメンを作っていました。お肉屋さんからもらってきた豚の骨がかまどでぐらぐら煮えていたのを覚えています。いまだにあの味は再現できません。

  • 中華麺 2袋
  • 中華そばのスープ:熱湯800㏄、鶏がらスープの素・かつおだしの素各小さじ1と1/2、ショウガ汁小さじ1、黒コショウ適宜
  • 焼き豚 70g
  • ねぎ 適宜
  1. 大きめの鍋に800㏄の湯を沸かして、鶏がらスープの素・かつおだしの素、ショウガ汁を入れて沸騰させてコショウを適宜加えて味を調えます。
  2. 中華麺は熱湯につけて温め、水けをしっかり切ります。
  3. 大きめの器に麺とスープを入れて、ねぎと焼き豚を盛り付けます。

時間のある時は鶏がらでスープを取ってみてください。野菜のくずで取るスープもやさしい味でおいしいものです。スープを全部飲んでしまうとかなりの塩分摂取になってしまいます。敢えてしょう油などは加えていません。

鶏肉とこんにゃくのごまじょうゆ煮

こんにゃくは食物繊維が豊富で、整腸作用があります。ぷりぷりした食感が好きな方もあるでしょう。

  • 鶏肉(もも又はむね肉)1枚
  • こんにゃく 1枚
  • 白ネギ 1本
  • 調味料:ごま油大さじ1、酒大さじ2、めんつゆ2と1/2、砂糖小さじ1、コショウ少々、粉山椒小さじ1/2
  1. こんにゃくは大きいスプーンでちぎり取るように切り取って、かぶるくらいの水でゆでてざるに上げておきます。白ネギは3㎝長さに切っておきます。
  2. 鶏肉はサッと洗って、ひと口大のそぎ切りにしておき、粉山椒以外の調味料の中へこんにゃくと一緒につけておきます。
  3. フライパンを中火で熱して、下味をつけた鶏肉とこんにゃくを入れて、菜箸で返しながら焼きます。
  4. 鶏肉の色が変わってきたら、白ネギを加えて、残っていた漬け汁を加えます。
  5. 蓋をして3~4分煮て、ねぎがしんなりして全体に味がついたようなら火を止め、粉山椒を振ります。

この煮物では粉山椒がグッと味を引き立ててくれます。粉山椒は山椒の実の完熟したものを粉にしたもので、ピリリとした辛みは入れ過ぎると食べにくくなります。木の芽の季節なら、木の芽を一緒に盛り付けても良いです。

ピーマンのお浸し

昔のピーマンはもっとくせが強くて、硬かったイメージがあります。最近は独特の癖が少なくて食べやすくなったように思います。

  • ピーマン 3個
  • 調味料:めんつゆ小さじ1、すりごま・ごま油各少々
  1. ピーマンは洗って、ヘタと種を取って千切りにします。
  2. 電子レンジで、1分位加熱してしんなりさせます。
  3. 調味料で和えて盛り付けます。

ピーマンが食べやすくなり、肉詰めなどは一般的ですが、大きいものはチーズや卵、サラダの具等いろいろ詰めて楽しめそうです。最近では『子供ピーマン』と言うくせのない唐辛子に近い形状のピーマンも売られています。

土曜日の献立

豚肉入りウーロン茶飯

茶飯と言う、お茶で炊くご飯がありますが雑誌でウーロン茶飯と言うのを見つけました。作り方は不明ですが、ウーロン茶があったので作ってみました。

  • 米 1カップ
  • 豚こま切れ肉 80g
  • 蒸しミックスビーンズ 50g
  • ウーロン茶 1と1/4カップ
  • 調味料:めんつゆ大さじ1と1/2、砂糖小さじ1、ごま油小さじ1
  1. 大きめの耐熱の容器に洗った米とウーロン茶、調味料を入れて平らにならして、豚肉とミックスビーンズを入れます。
  2. ふんわりとラップをして、600wの電子レンジで7分加熱します。その後200wに切り替えて15分加熱して、全体を混ぜてラップをきっちりかけなおし、10分電子レンジ内で蒸らします。

加熱時にブクブク吹きこぼれるので、かなり大きめの容器が必要です。この後、別の日にカレー粉を入れてピーマンやにんじん、玉ねぎを小さく切ってベーコンを入れてピラフ風に作ってみましたが、短時間に作ったとは思えないほどうまくできました。電子レンジで1カップずつ変わりご飯を試してみたいと思っています。

鯵の南蛮漬け

アジも形の大きいムニエル用などは高いですが、少し小さめなアジは案外安く買えます。少し多いかなと思っても日持ちがするので、作ってしまいましょう。

  • アジ 6尾
  • 小麦粉 適量
  • 揚げ油 適量
  • 玉ねぎ 1/2個
  • にんじん 1/2本
  • ピーマン 小1個
  • 調味料:めんつゆ・酒・酢各大さじ1と1/2、砂糖小さじ1、ごま油小さじ1
  1. アジはゼイゴを取って、頭を落として腹わたを出して流水で洗い流します。
  2. 玉ねぎ、にんじんは千切りにして調味料につけておきます。
  3. 分量外の酒を振りかけて臭みを取り、小麦粉をまぶして170℃の油で揚げます。(面倒なら少し多めの油をひいて焼いても良いです。)
  4. アジが熱いうちに2の玉ねぎとにんじんの入った調味料の中へ漬けます。
  5. 千切りにしたピーマンと共に盛り付けます。

魚の下処理はウロコや内臓をきれいに取り除いて、流水で洗っておくことです。1匹物を買ったら大抵店頭で処理をしてもらえますが、安く売っているものを買ってきても、内臓などがそのままの状態だと内臓の臭いが移ってしまいます。面倒でも下処理をして保存しましょう。

もずくスープ

もずくは甘酢で味をつけ、そのまま食べられるようなものが売られていますが、魚屋さんで何もしないでそのまま売られているもずくを見つけたら是非スープにしてみてください。

  • もずく 100g
  • だし汁 300㏄(和風だしの素でも良い)
  • 調味料:めんつゆ大さじ1/2、ショウガ汁小さじ1/2
  • 青ネギ 1本
  1. もずくはざるに入れて洗い、水を切っておきます。
  2. だし汁を沸かして沸騰したら調味料を加えて、もずくを入れます。
  3. 再度湧き上がってきたら火を止めて、小口切りにした青ネギを加えて盛り付けます。
  4. 好みで、ショウガではなく七味を振ってもおいしいです。

もずくも他の海藻と同様に、買って来たら早めに使い切ってしまいましょう。きゅうりと合わせて酢の物にするのが一般的ですが、サラダにしたり、チジミの中に入れたり、てんぷらにするのもおいしいです。

ようやく「暑いですね!」という挨拶が、「涼しくなって良かったですね」に代わってきました。できるだけ火を使わない、暑いキッチンを避けようと思って始めた電子レンジ調理ですが、今ではすっかり『時短調理』が目的になってきました。忙しい時は本当に気軽に調理ができるような気がします。次回はもっと秋らしくなってくることでしょう。やはり秋の食材を使ってコトコト煮含めるような煮物や汁物も作ってみたいと思います。

この記事の監修

管理栄養士 伊藤 教子

長年、管理栄養士として病院の給食管理・栄養管理に従事後、現在、内科糖尿病専門医院にて糖尿病を中心とする生活習慣病、高齢者の低栄養等の栄養食事指導をしています。
ライフワークとして「あなたの体は、あなたの食べたものでできている」ということを意識した「食」の啓発活動を行なっています。
【経歴・資格・所属学会】
※経歴
広島大学大学院保健学研究科修士課程修了
介護施設、病院勤務を経て、現在内科糖尿病専門医院にて栄養食事指導に従事。

※資格
管理栄養士 / 日本糖尿病療養指導士
高血圧循環器予防療養指導士 / 栄養相談専門指導士

※所属学会
日本病態栄養学会 / 日本糖尿病学会
日本高血圧学会 / 臨床栄養協会
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