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家庭菜園の王道!!小松菜とラディッシュに挑戦

家庭菜園の王道!!小松菜とラディッシュに挑戦

2023.09.13

いつもは夫が管理している畑ですが、一念発起し、私もプチ家庭菜園を始めてみることにしました。
一平方メートルほどのスペースを、夫に耕してもらいました。「私だけのスペースができた!!」と、心躍りながら始めた家庭菜園でしたが、ハプニングにより前途多難なスタートとなってしまいました。農業初心者である私の、初めての畑の一部始終をお見せしようと思います。

ラディッシュは家庭菜園の王道です。

昨今の物価高もあり、色々な種類の野菜を育てることができたらいいなと思うようになりました。今までの畑は、タマネギ、ジャガイモ、サツマイモなど、保存用になる野菜を中心に植えていました。それだけではなく、もっと品種を増やして、通年で収穫できるように栽培計画を立てていきたいと青写真を描いています。

その第一歩として、育てやすそうなラディッシュと小松菜を植えてみることにしました。ラディッシュは、二十日大根と言われるだけあり、種まきから収穫までの期間が短く、手軽に栽培できます。家庭栽培の王道といっても過言ではないでしょう。

また、葉物野菜についている農薬が気になり、子どもたちにできるだけ安全な食品を食べさせたいので、小松菜にもチャレンジしてみようと思いました。

しかし夫は、小松菜には反対意見。「あまり頻繁に管理ができないなら、葉物野菜は難しいよ?」と言われましたが、私は何でも試してみたい性格なので、なぜ葉物野菜が難しいのか確かめてみたくなりました。

というわけで、初めての畑には、春の栽培に適した小松菜と、ラディッシュを植えることに決まりました。

耕すのはめんどう。種だけまいた畑

私の畑のスペースは、夫がふかふかの土に仕上げてくれていました。私は今まで畑を耕し、土を平らに整えることなど、もちろんやったことがありませんでした。夫がやってくれるものだと思っているので、人任せ。今回も、種だけまけるようにしておいてもらいました。

子どもが走り回って、ふかふかの畑の上に足跡を残していきます。説教をしてから、子どもと一緒に種まきをはじめました。「パラっとまいて終わり!!さ、帰ろう!!」となると思いましたが、大間違い。種の袋の裏に、きちんと等間隔にまっすぐの線を測って書き、その線にそって種をパラパラとまいていくように書かれていたのです。

「意外にめんどうくさい!」と、思いましたが、仕方がないので、長いものさしを使って土に等間隔の線を引いていきます。

しゃがんで線を引くのは結構しんどい作業です。微妙に曲がった線もご愛きょうということで、ようやく種まきができました。小松菜もラディッシュも、種はものすごく小さいです。違う場所にこぼさないように、子どもたちが慎重にまいてくれました。

しかし、種をまき終わった畑を、子どもがまた踏んづけてしまいました。なぜ繰り返すのでしょう。
きれいな畑に足形がついて、ちゃんと育ってくれるか心配になるスタートでした。

育ちが早い野菜たち

二週間ほどたつと、子葉が出てきました。

そのまた一週間後はこれくらい伸びていました。
育ちが早く、隣の葉どうしがぶつかって混みあっていたので、間引きのタイミングです。

間引きした小松菜やラディッシュの葉は、汁物に入れて食べるとよいです。

楽しすぎるラディッシュの収穫

植えた日から四十日目、ほんのりピンクがかった赤色の、美しいラディッシュが顔を出していました。収穫時を少し逃してしまったので、割れているものもありました。

いざ収穫!!ものすごく楽しい!!根が深くないので、葉っぱを軽く引っ張ると、ピンポン玉のようなラディッシュがスポンと取れます。これには子どもたちも大喜び!!押し合いになりながら、我先にと収穫していきます。一気に全てのラディッシュを取り終えました。

青虫のごちそうになってしまった小松菜

収穫のタイミングが合わず、久しぶりに行った畑は、草ボーボー。草なのか小松菜なのか分からない状態に。小松菜は、菜の花こそ生えてきていないものの、とても太くなってしまった茎と、ほとんど青虫に食べられてしまった葉は悲惨な状態になっていました。

ほとんど虫食いだったので、残念ながら廃棄せざるを得ないものも多くありました。小松菜のおかげで、たくさんのモンシロチョウが巣立ったことだろうと、心を慰めます。やはり、毎日管理ができないと、小松菜などの葉物野菜の栽培は難しいのだと痛感しました。

かろうじて食べられそうな小松菜を持って帰りましたが、1度洗うと青虫が7匹出てきました。何度も洗って食べられる状態になりました。無農薬が安心安全なことは分かっているのですが、「青虫があんなについているよりは農薬がついていた方がいい。」なんて思う主婦のジレンマです。

一方で、ラディッシュは、葉っぱは虫食いでしたが、葉を切ってしまえば赤い部分は洗うだけで食べられるので楽でした。サラダだけでなく、酢漬けや浅漬けにするとたくさん食べられるし、クセになる大人の味。葉は、生で食べるとチクチクするので、汁に入れると美味しく食べられました。

私の初めての畑で分かったことは、「根菜類であれば、葉っぱの虫食いを気にせず食べられるのではないか」ということです。ラディッシュや、大根、ニンジンが良さそうだと思ったので、来年の春は根菜類を植えてみようと思います。

この記事のライター

レモン

広島市在住の30代主婦。幼稚園から小学生までの3人の男の子のママ。夫の無農薬栽培の畑も手伝っています。 大学では環境問題を学びました。自然が大好きで、子どもの山歩きサークル歴5年。キャンプや釣りも始めたので、毎週のように子どもたちと山・川・海をハシゴする超アクティブ派!! 子育て中のママ目線の記事を書いていきたいです。

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