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キンカンとシイタケの収穫

キンカンとシイタケの収穫

2023.06.12

庭木としても人気がある「キンカン」、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?海の近くにある果樹用の畑では、暖かい気候のおかげで毎年よく育ってくれています。

そのまま食べても美味しいですし、キンカンシロップやキンカン酒を作ることもできます。

同じ時期、2年前に種付けをしたシイタケがにょきにょき出てきてくれていたので、収穫しました。

今回は、キンカンとシイタケの収穫についてお話していきます。

2月ではまだ早かった、キンカンの収穫

1月にミカンの収穫をしたころには、まだ緑色にうっすら黄色が混じったようなキンカンでしたが、2月にはもう熟しているだろうと思い、収穫に向かいました。(キンカンの品種や、栽培環境によって、収穫時期は様々です。)

毎年安定して、たくさんの実をつけてくれているキンカンの木は、今年もありがたいことに豊作でした。しかし、太陽のようなオレンジ色になっている実もあれば、半分緑の点々が残っていて酸っぱそうなものもたくさん残っています。
収穫できたのは、3分の1の量で、キンカンが熟すピークは、もう少し先だったことが分かりました。緑っぽい実は、熟すまで気長に待つことに。

最初は、プチプチと実をちぎって収穫していましたが、木の枝が折れてしまったり、ヘタが取れてキンカンに穴があいてしまいます。穴が開いてしまうと、腐りやすくなるので、ハサミで一つ一つ切って収穫することになりました。

さぁ、気の遠くなるような収穫作業の始まりです。子どもたちと手分けをしてハサミをもち、ひとつひとつ丁寧に切り離していきます。身につけるタイプの収穫カゴを持っていないので、キンカン一つとるごとに、「ハサミで切る→しゃがむ→地面に置いたカゴに入れる」という動きをするのがしんどくなりました。

収穫時には、手にかけられるカゴやビニール袋を用意しておくと良さそうです。私は収穫道具を用意していなかったので、手提げカバンを両肩にかけて、前にたらし、その中にポンポンとキンカンを入れることにしました。テキパキと収穫しながらも、キンカンに傷がつかないように工夫することが大切です。

子どもたちも、脚立の取り合いをしながら収穫しました!グラグラするので、上手にバランスをとりながら高いところの実も収穫していきます。

畑には、ピンポン玉サイズのキンカンの木と、ミカンの半分の大きさになるキンカンの木の二本あります。大きいキンカンの品種は、おそらく「福寿金柑」や「大実金柑」と呼ばれているものだろうと思います。大きいキンカンは、たっぷり実って収穫最盛期!味も、ジューシーで甘いと好評でした!皮はプリっとして甘く、実は酸味が強かったです。

ピンポン玉サイズのキンカンよりも、大きめキンカンの方が、子どもたちにも人気でした。

キンカンの木には、メジロがやってきました。春を感じさせてくれます。キンカンがオレンジ色に熟れ、鳥に食べられる前のベストタイミングで、収穫に再チャレンジしようと思います。

にょきにょきシイタケの収穫

2年前に種付けをしたシイタケの木。子どもたちと一緒に専用ドリルで穴を開けて、シイタケ菌(駒菌)を打ち込んでいきました。とても楽しい作業なので、子どもたちも大興奮していました。

そして今年ようやく収穫できるようになりました。ある程度の湿度の保てる環境であれば栽培できるので、一般のご家庭でも庭木の木陰等を利用して栽培できますよ!

ひとたび収穫できるようになると、にょきにょきと生えてきてくれるので、大きくなるのが楽しみに!!収穫するのを忘れていると、傘のように大きなシイタケ(直径15センチ程)が出来ていたりします。

シイタケを引っ張ると、傘の部分だけ取れてしまうので、いしづきを持って横に倒すように収穫します。子どもたちが「自分が先に取りたい!」と兄弟喧嘩を始めてしまいます。取り合いになって、一瞬で収穫が終了。

収穫してしまうと、また次のシイタケが大きくなってくるのを気長に待つしかありません。数本の原木では、自家消費用にも全然足りません。

「もっとシイタケの原木を増やして、収穫量を増やしたい!」ということで、今年はシイタケ菌を打ち込む原木を12本買い足しました。シイタケドリルも新しく購入したので、2年後にはもっとたくさん収穫できそうなので楽しみです。

自家消費用はもちろん、生シイタケや干しシイタケの販売にも挑戦してみたいと思っています!

とれたてシイタケを焼いて楽しむ

恒例の庭バーベキューで、とれたてのシイタケをそのまま焼いてみました!収穫に失敗して、いしづきが取れてしまったシイタケもあります。炭火でじっくりと焼いていくと、傘の裏側に水滴がついてきます。この水滴が旨味のサイン。

水滴には、旨味成分の一種であるグアニル酸が含まれています。ですので、拭き取らずに丸ごと食べるのがおすすめです!
食べるとシイタケの旨味が口の中、風味が鼻に伝わってきて、もう最高です!個人的には塩をかけなくても、むしろそのまま食べる方が美味しいと思いました。

畑にも少しずつ春の足音が聞こえてきました。季節が変わる前に、春と夏に収穫する野菜の準備を始めなければいけません。次回は、ジャガイモの植え付けをレポートしますので、お楽しみにしてください!

この記事のライター

レモン

広島市在住の30代主婦。幼稚園から小学生までの3人の男の子のママ。夫の無農薬栽培の畑も手伝っています。 大学では環境問題を学びました。自然が大好きで、子どもの山歩きサークル歴5年。キャンプや釣りも始めたので、毎週のように子どもたちと山・川・海をハシゴする超アクティブ派!! 子育て中のママ目線の記事を書いていきたいです。

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