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冷えは万病のもと!?回復力低下につながる理由を解説

冷えは万病のもと!?回復力低下につながる理由を解説

2023.01.10

冷えは回復力の低下を招くため、万病のもとといわれています。そのため、「体の冷えを改善したい!」と考える人も多いのではないでしょうか。とはいえ、そもそもなぜ冷えが回復力の低下につながるのでしょうか。

今回は、冷えが回復力の低下につながる理由と予防する方法について解説します。冷えで悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてください。

なぜ、冷え体質になると回復力が低下するのか?

冷え体質になると血行が悪化したり、免疫が低下したりするため回復力が低下します。ここでは、回復力の低下につながる血行の悪化や免疫低下について解説します。

血行が悪化しているから

冷えとは血行が悪化している状態です。体全体に行き渡る毛細血管にまで、温かい血液が送られずに手足が冷たくなるのです。血液には体の修復を促す成分や物質を運ぶ役割があります。全身の血行が滞ることで、体の回復にとって大切な成分や物質が行き渡らずに回復力が低下します。

免疫が低下するから

体が冷えると免疫が働きづらくなります。免疫とは、外から侵入した細菌やウイルスを退治する体の働きです。免疫は体温が高い方が活性化されやすく、逆に体が冷えると働きが弱くなります。日頃から冷え体質の人は免疫が働きにくいため、風邪などを引いた際も回復が遅くなると思います。

冷えを予防する方法

冷えを予防するためには、運動やストレスケアなどを実施して生活習慣を改善することが大切です。また湯船につかったり、体を温める食品を食べたりすることも有効でしょう。それぞれの予防法について詳しく解説するので、ぜひ実践してみてくださいね。

適度な運動を習慣にする

運動不足の場合は、まずは適度な運動を習慣にしてはいかがでしょうか。運動不足で日頃から筋肉を収縮させる機会が少ないと、筋肉が縮んだり緩んだりすることでおこる血管のポンプのような機能がうまく発動しません。その結果、血行が悪くなり冷えにつながります。

また運動不足で筋肉量が減少すると、熱を作り出す能力も低下します。そのため冷えを予防するためには、適度な運動で筋肉を動かし筋肉を維持させることも大切だと思います。

ストレスケアをする

仕事で忙しいなど、ストレスが溜まっている場合は、ストレスケアをすると冷えを予防できるかもしれません。忙しい日が続くと、筋肉を緊張させる働きのある交感神経が優位な状態が続くことになります。交感神経の働きにより筋肉の緊張が続くと、やがて筋肉が硬くなることにつながります。

筋肉が硬くなった状態は、肩こりや腰痛を招くだけでなく、血行不良による冷えの原因にもなります。冷えを予防するためには適度な休暇、ストレスケアをすることも大切です。

湯船につかる

湯船に浸かって体を温めると冷えを和らげる効果が期待できます。さらに次のような工夫を取り入れると、なお効果的です。

  • 38~40度の適温の湯船に浸かる
  • 血行促進の効果が期待できる炭酸ガス入りの入浴剤を利用する
  • お風呂上りに軽くふくらはぎをマッサージする

湯船につかるとリラックスできて、1日の疲れも和らぐと思いますので、冷え性対策として利用してみてくださいね。

体を温める食品を食べる

根菜類は体を温める食品なので、冷え性の人は食事に取り入れるとよいと思います。たとえば温かいみそ汁に大根やゴボウなどの根菜を入れて、食べるのもおすすめです。

飲み物で体を温めたい場合は、生姜を利用してみてはいかがでしょうか。生姜は根菜のなかでも、とくに体を温める効果の期待できる食品です。すり潰した生姜にお湯を注ぎ、そこにハチミツをいれると生姜湯の完成です。甘くておいしい上に内側から体が温まるので、ぜひお試しください。

逆にきゅうりやなすなどの夏野菜は、体を冷やすといわれているので、冷えが気になる人は取り過ぎないように注意しましょう。

冷えを予防して健康的な生活を送ろう

体が冷えると血行不良や免疫低下を招くため、体の回復力低下につながります。そこで冷え性対策をすると病気の予防にもなると思いますので、体を冷やさない生活習慣を心がけることをおすすめします。今回は冷え性対策について解説しましたので、ぜひ参考にして健康的な毎日をお過ごしください。

この記事のライター

ふくもと接骨院 院長 福本 幸平

私は小学生の頃、スポーツでケガをしてしまい接骨院に通っていました。 そこで先生の丁寧で適切な施術により早期治癒することができました。 その後もリハビリをしていただきケガをする前よりパフォーマンスが向上しケガの再発などの不安もなく試合に挑むことができました。そのことがきっかけでこの道を目指すことになりました。今では実務経験のおかげでさまざまな手技・治療方法を取得し、急性期・慢性期どのような症状にも対応できます。患者さんの抱える悩みはそれぞれ異なります。 症状に合わせ治療することで早期回復し、患者さんの本当の健康に導き笑顔になっていただける院にするため日々成長していきます。 お悩みなどあれば、いつでもご相談ください。

公式HP「ふくもと接骨院


経歴
平成26年 IGL医療専門学校 柔道整復師科 卒業
平成26年 ふるいち鍼灸整骨院 就職
平成27年 キネシオテーピング指導員の資格取得
令和5年2月7日 ふくもと接骨院開院予定

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