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2歳・3歳の癇癪(かんしゃく)が大変!ママ&パパにおすすめの対応

2022/11/09

2~3歳の子は、自我が芽生え始める一方、まだ言葉で自分の気持ちをじょうずに言い表せないことも多く、思いどおりにならないと怒ったり泣き叫んだりして癇癪(かんしゃく)を起こすことがあります。

大切な成長の過程だとは分かっていても、毎日のように続くと、相手をするママ・パパも疲れてしまうかもしれませんね。

そこで今回は、幼児の癇癪はいつごろまで続くのか、おすすめの対応などを紹介します。

2歳・3歳の子がよく癇癪を起こす理由

まだまだ赤ちゃんらしさの残る1歳代から、本格的に子供らしくなってくる2歳児。

歩く・走る・跳ぶといった身体機能が発達し、指先も器用になってくるため、公園の遊具やボール投げ・かんたんなお絵かきなど、できる遊びがどんどん増えていきます。

言葉の数も増え「ワンワン きた」「ママ あれとって」など2~3語文が話せたり、自分のしたいことを言葉で言えたりするようになってきます。

また大人や年上の子の日常の動作や行動をさかんにマネすることで、自分もいろいろな動きを身につけていきます。

3歳になるとさらに運動能力が育ち、ドアノブを回して開ける、三輪車をこぐといった基本的な動作が一通りできるように。

トイレや着替えなどの生活習慣もある程度自分でできはじめ、会話もさらにスムーズにできるようになり、「自分はもうなんでもできるんだ」という自信や主体性も生まれてきます。

ただ同じ2~3歳でも、その子によって発達の速さやできることには大きな個人差があります。

「自分のことを自分でする」という意欲は今後の成長のために欠かせないものですが、身体機能がそれに追いついていないと、脳内のイメージ通りに進まずにくやしがる子も出てきます。

しかし、その時に「うまくできなくてくやしい」「もう1回チャレンジしたい」といった自分の気持ちを言葉で表現できないことも多いため、最終的に、怒る・泣く・癇癪を起こすといった形で爆発してしまう……というのが、2~3歳の子がよく癇癪を起こす理由です。

参考

子供の発達にプラスになる対応はどんなもの?

子供が癇癪を起こしてしまったら、どんな対応をすればいいのでしょうか。

全力で怒ったり泣き叫んだりしている最中は、ママやパパの声が耳に入らないかもしれません。大声で叱ったりせず、少し落ち着くのを待って、「うまくできなかったの、くやしかったね」と子供の気持ちを言語化して共感したり、「もう1回やってみる?」と次の方法を提案したりしてみましょう。

ママやパパが見守ってくれていることで、自立と甘えのあいだを行ったりきたり感情が高ぶっている子供も、世の中には思い通りにならないときもあることを少しずつ理解し、自力で気持ちを立て直せるようになっていきます。

そのためには、ママやパパが時間や心に余裕を持つことも必要ですよね。

平日はなかなか難しいかもしれませんが、休日にはあまり予定を詰めすぎず、ゆっくり子供の心の成長に付き合ってあげられると良いですね。

ひどい癇癪はいつまで続くのか

子供の癇癪にも個人差があり、負けず嫌いな子や感情表現のゆたかな子のママやパパは「この子は本当に癇癪持ちで…」と嘆いているかもしれません。

しかし、ここまで解説したように、「やりたいことに身体の発達がついてこない」「くやしさや悲しさなどを言葉で言い表せない」という癇癪のおもな原因は、たいていは成長とともに解消していきます。

また、4歳を過ぎるとだんだん自分を客観的に見る力が育ってくるため、癇癪を起こすと恥ずかしいと感じて自制できる子も増えてきます。

他に2~3歳頃によくあるのが、弟妹が生まれることで親の愛情をひとりじめできなくなり、さみしさや不満によって、いわゆる「赤ちゃん返り」で激しく泣いたり癇癪を起こしたりするというケース。

この場合、きょうだいのいる生活に慣れて赤ちゃん返りがおさまる頃には癇癪も落ち着いてくるでしょう。

おわりに

2~3歳はとてもかわいい時期ですが、まだまだ目が離せず普通にお世話するだけでも大変。そんな中で、毎日のように癇癪を起こされると親の方も泣きたくなってしまいますよね。

でも、できるだけ気長に付き合って行くうち、子供はきっと将来に向けて自分の気持ちのなだめ方や欲求と現実の折り合いの付け方などを身につけてくれるはず。

その日を楽しみに、ぜひ家族で協力して乗り切って下さいね。

 コラムニスト紹介

認定子育てアドバイザー/育児教育ライター  高谷みえこ 


私が結婚・出産を経験したのは今から20年前の2000年。当時は今のようにインターネットやSNSが発達しておらず、育児書以外での情報源は雑誌くらいという限られたものでした。

娘たちが小さい頃はいわゆる「ワンオペ育児(核家族で平日は母親が1人で家事や育児を担うこと)」で、娘たちには喘息やアレルギーなどの持病もあり、当時は本当に毎日大変でした。

親にとって、妊娠~出産から赤ちゃんのお世話や成長発達・幼児の「イヤイヤ期」やトイレトレーニング・園や学校でのトラブル・ママ友付き合いまで、育児の悩みや苦労はその時々で大変大きなものだと思います。

しかし、せっかく工夫してその時期を乗り越えても、子どもの成長ステージにつれ受験や教育費など次々と新しい課題が現れ、過去の悩みは記憶の隅に追いやられがち。次の世代に伝えていく機会はなかなか得られません。

まさに今、かつての自分のように悩んでいるママ・パパがいたなら、自分の経験と知識から少しでも役に立ちたい…という思いから、お役立ち情報や先輩たちの体験談をもとにした解決のヒントなどを、WEBメディアでライターとして発信するようになりました。

より的確で悩みに寄り添ったアドバイスができるよう、NPO法人日本子育てアドバイザー協会の「認定子育てアドバイザー」資格も取得。発達心理学や医学・行政支援などに関する幅広い知識を身につけています。

現在は、育児教育ライターとして子育て情報やコラムを年間100本以上連載中。

かつての自分のように子育てで悩むママやパパへ、正しい知識に基づき心がふわっと軽くなるようなあたたかみのある記事をお届けしていきたいと思います。

【経歴・資格・所属学会】
英文科大学卒業後、大手旅行代理店で企画・海外旅行添乗などを担当。
結婚・出産で退職後、フリーランスライターとして活動開始。
育児のかたわら、ライターと兼業で幅広い業界で働く。
2018年に独立。出版社育児メディアやライフスタイルメディアを中心に連載を多数持ち、育児ポータルサイト悩み相談コーナーの回答も担当。
NPO法人日本子育てアドバイザー協会「認定子育てアドバイザー」。

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