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頭痛の中でも片頭痛や緊張型頭痛は、主に日頃の乱れた姿勢や運動不足が原因で体内の血流が悪くなり、頭、首、背中、肩、腕などの筋肉が硬直することで起こります。これらの頭痛と診断された時、肩こりの症状がある人は、肩こりを治すことで頭痛が和らぐことがあります。
頭痛は、脳卒中のような命の危険がある病気が原因で起こることもありますが、「日常生活で時々頭が痛むけど、すぐに治る」といった頭痛もあります。
脳に重篤な病気がないのに頭痛に悩まされている人は、子どもから高齢者にいたるまでその数はとても多く、大半は医師の診察を受けずに、市販の鎮痛薬を使って痛みをとっています。
このような頭痛は、「片頭痛」「緊張型頭痛」と呼ばれています。この2つの頭痛と診断された人たちは、肩こりの症状も同時に持っている人が多い傾向にあります。
片頭痛は、温度や気圧といった環境の変化や精神的ストレスから解放された時に、脳の血管が急激に拡張したときに、頭痛を発症するといわれています。
頭は「ズキン、ズキン」というように、心臓の拍動に合わせたような痛み方をします。女性であれば、月経開始前後などに片頭痛が起きる人もいますが、ホルモンバランスが影響していると考えられています。また片頭痛は、その前兆として頭が痛くなる前に、目の前がチカチカすることがあります。
緊張型頭痛は、後頭部を中心に締め付けられるような痛みを感じるのが特徴です。頭痛は30分でおさまるときもあれば、1週間近く続くこともあります。頭痛の原因は、精神的・肉体的ストレスによって体の筋肉が硬直し血流障害を起こすためと推測されています。
片頭痛も緊張型頭痛も発症の原因に「ストレス」が大きく関与しています。
ストレスには、体に物理的にかかるものと精神面にかかる2種類があります。
前者の場合、デスクワークで長時間同じ姿勢でパソコンを使っていると、だんだん姿勢がゆがんで腰や背中、首などに負担がかかってきます。
座りっぱなしだと、血流も悪くなるので、筋肉が硬直し疲れがたまりやすくなります。
精神的ストレスも同様に、仕事のプレッシャーや人間関係における悩みが、体内の血流障害を引き起こします。
このような2つのストレスは、やがて頭蓋骨周辺の筋肉の一部にも血流障害を引き起こして、頭の痛みとなると考えられています。
このような肉体的・精神的ストレスによって、体が硬直すると、首や肩にかけての筋肉がつっぱったり硬くなったりして、動かしづらくなり痛みを感じるようになります。このような症状を肩こりと呼んでいます。
肩こりの症状は、人によってさまざまです。首を左右に傾けると、ポキポキと音が出る人もいますし、肩や首を触ると、こぶのようなしこりを感じることもあります。
肩こりが症状となって出る病気は、片頭痛や緊張型頭痛だけではありません。「四十肩」「五十肩」と呼ばれる肩関節周囲の炎症や、肩から手の指のどこかに痛みやだるさなどが出る「頚肩腕症候群」(けいけんわんしょうこうぐん)、頚椎や椎間板が変形する「頚椎症」「椎間板ヘルニア」、そして「更年期障害」などもあります。
肩こりの症状が出る病気には、片頭痛や緊張型頭痛以外にも色々ありますが、日常生活上にその原因があることが多いので、まずは次のようなことから見直しをしてみましょう。
座った姿勢を長く続けていると、頭を支える肩や筋肉が緊張して血流不足が生じやすくなります。
楽をしようとして、背中が丸く猫背になり、顔を前に突き出すようになると、背骨が歪んで筋肉が不用意に緊張するため、痛みが出やすくなります。
同じ姿勢を長時間取り続けないように、時々立ってストレッチをする、歩くなど体をほぐすことや、立っているときも座っているときも胸を張って腰を伸ばすなど、ご自分にとっての正しい姿勢をとる心がけをしてください。
運動をすれば血流が改善されて筋力もついてきます。長時間のデスクワークで固まった筋肉は、運動をして血流を促進させるとほぐれやすくなります。
また運動で、精神的ストレスを和らげリフレッシュ効果を高めることもできます。
眠れない、イライラするなど、精神的に不安定と感じることがあれば、その原因を解消するように努めます。
運動をする、カラオケに行くなど、気分転換をする時間をとったり、周りの人に話を聞いてもらうなど、自分に合った方法でストレス解消に努めてください。
肩こりや頭痛対策をいろいろやってみたけど、効果が出ないこともあります。1人であれこれ考えすぎると、肩こりや頭痛が治らないことがさらにストレスになるなど、悪循環を引き起こしてしまいます。
そんな時は、無理をせずに医師の診察を受けるようにしましょう。時には思わぬ病気だったことがわかるかもしれません。迷わず、専門家に任せることで、肩こりや頭痛のストレスも軽くなります。
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