腰痛の予防・改善の呼吸エクササイズ


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2019/04/27

腰が痛くて病院に行くと、「特に異常はありません」と診断されコルセットを勧められた事はありませんか?

それには理由があります

我々人間は背骨を支える為に『腹圧』という力が必要です。
腹圧とは「腹横筋や横隔膜、骨盤底筋群」などの収縮によって生じる、お腹の中からの圧力をいいます。
腹圧をを高めると背骨と背骨を引き離そうとする力が生まれます。
つまり、『背骨を支えやすく』なるわけです。
背骨を支える力が高まることで、腰にかかる圧力が分散され腰痛が起こりにくくなります。

先程ご紹介した、腹圧に関連するインナーマッスル「腹横筋、横隔膜、骨盤底筋群」これらの筋肉が弱いと腹圧が高めることができず、背骨を支え難くなり腰痛の原因になるのです。

コルセットを勧められる理由は装着することで背骨を支え易くし、腰痛の緩和をすることが目的だからです。

しかし、自分で自分の身体を支えられなければ根本的な改善には繋がりません。
腹圧を高める呼吸エクササイズで身体を支える力を身につけ、腰痛の予防・改善をしませんか?

腰痛の予防・改善の呼吸エクササイズについて

まず、口から細く長く息を吐ききりましょう。
次に鼻から大きく息を吸ってみてください。
この時、普段は胸が大きく膨らみますが胸ではなくお腹を膨らませることを意識してください。
その後、細く長く吐き切っていくとお腹が凹んで固くなっていくのがわかります。

(写真1が息を吐き切った状態で写真2が息を吸いお腹を膨らませている状態になります)

『腹横筋』というお腹のインナーマッスルは、お腹が膨らんだ時に伸びて、お腹が凹んだ時に縮みます。
これを繰り返す事で『腹横筋』が伸び縮みをし鍛えられ、腹圧が高まります。

この腹圧が高まる事で、腰回りは安定し易くなります。

元々、腰椎は安定する為の役割を持った関節なのであまり動かしたり捻ったりしたくない関節なのです。

関節としての機能・役割として頚椎(首の部分)と腰椎(腰の部分)は『安定』し胸椎(胸の部分)は『可動』を主な役割としている関節です。
これらの役割をそれぞれの関節がきちんと担うことで、身体の機能的に働くことができます。つまり、痛めるリスクが減るということです。

余談ですが、よくスイング系のスポーツで『腰から捻る』という表現をよく耳にしますが、関節の役割から考えると少し表現を変えた方が良いかもしれませんね。

呼吸エクササイズで腹圧を高めることで腰回りが安定すると、その周辺にある脊柱起立筋群や骨盤底筋群といった他のインナーマッスルも働き易くなり全体の姿勢も良くなります。
ちょっと時間があるときに、イスに座ったままで出来るのがこの呼吸エクササイズのメリットです♪

毎日少しづつ続けて予防に繋げていきましょう!

 コラムニスト紹介

棗塾 パーソナルトレーナー  宮前 亜寿香 


学生時代はソフトテニスに打ち込む。府中高から東京女子体育大短大に進学。
健康運動士の資格を取得し、卒業後は尾道市や竹原市のフィットネスクラブでパーソナルトレーナーとして勤務。

現在は広島市のパーソナルトレーニングスタジオ「棗塾(なつめじゅく)」で勤務。
趣味はテニスとゴルフ。

【経歴・資格・所属学会】
1975年9月6日生まれ
尾道市出身

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